▲旅で撮り収めた写真が本になりました!絶賛発売中!



2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-03-24

リアルタイムはネパール!暫く山に籠ります。

ブログでは3ヶ月前のマダガスカルの出来事を更新中ですが、リアルタイムは1ヶ月過ごしたインドを出国し、ネパールに突入です。

明日から約10日間かけて、ヒマラヤ山脈にあるアンナプルナ周辺の山をトレッキングしてきます。
 
10日間連続でトレッキングだなんて、人生初。体力的にも少し不安なところはありますが、今回はテント泊ではなく全て山小屋に泊まるので、テントや食料を持ちはこばなくて良いだけでも、バックパックの重量が軽くなる分、気分的にはラクかも。

暫くwifi環境が滞る為、ブログ等の更新も遅れる予定です。

また山から降りてきたら更新しますね。
この旅最後のトレッキング、行ってきまーす!

Yoko.





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今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

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2017-03-23

【連載】旅コラム7回目は、車旅したアフリカ(ナミビア、ボツワナ)について

週刊NY生活の今週号の旅コラムを書きました。
第7回目は、アフリカのナミビアとボツワナを日本人、韓国人5人で車旅した時のことについて。


大自然そのままのアフリカには、壮大なナミブ砂漠や、今でも原始的な生活を続けている少数民族の暮らし、野生の動物たちとの触れ合いなど、ありのままの地球を見ることができて感激の日々でした。
 

お時間ありましたら、よろしければ週刊NY生活のデジタル版からご覧いただけたらと思います。
※13ページ目に掲載されています。


デジタル版の写真をクリックすると、その他の写真も見ることができます。

週刊NY生活 2017年3月25日発行  

Yoko.





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2017-03-22

あたり一面、染まる夕陽

私たちがいるノシべは、マダガスカル屈指のリゾート地。312㎢の面積を持ち、町中を歩くとフランス人の観光客を始めとする欧米人で賑わっています。
その理由は、何と言っても海の綺麗さ。また大自然が多く残っているので、マダガスカル固有のサルやカメレオンも多く生息しているのです。
これが、以前タナでオーダーメイドのSATOスタンプを作ってもらった時に入れてもらったマダガスカル原産のラベナラの木(旅人の木)です。マダガスカルのシンボルでもあるこの木は、家の屋根に使われるほど繊維がとても丈夫。美しい扇はお見事です。
村からチラリと見える海辺は、透き通る青さ。
昨日は部屋の中から見える夕陽をご紹介しましたが、今回は実際に海辺で見た夕陽を載せたいと思います。
徐々に太陽が地平線へと沈んでいき、何もかもがオレンジ色に染まっていく光景は感動。
何をするわけでもなく、ただただ海辺に転がってきた流木に座って夕陽を眺める日が続きました。
ビーチ沿いにあるレストランやバーでお酒を飲みながら見る夕陽は、まさに特等席。
自然の力ってすごいなぁ。
太陽って眺めているとあっという間に動くんですよね。生きてるなぁ。
陽が落ちても気温は高いので、地元の子供たちは暗くなるまで海で遊んでいました。
こんな絶景が毎日見れるなんて、なんて贅沢なんだろう。
私たちは、この場所で年越しを迎えることに決めました。
※この記事はリアルタイムから3ヶ月前の内容です。



Yoko.





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2017-03-21

ノシべで闘い疲れた後の癒しの光景

今日は、ディエゴからノシべという島に移動の日。移動距離は約250km。

ディエゴも海綺麗でしたが、ノシべはスキューバーダイビングやシュノーケリングが盛んなほど、綺麗なんですって!!

今回ももちろんタクシーブルースで移動です。有難いことにムセバが手配してくれました。

ディエゴを夜中の2時に出発して、アンキフェという港町までタクシーブルースで5時間。20000アリアリ(約740円)。

アンキフェからは、この港からスピードボートに乗ってノシべを目指します。スピードボートの乗車は約30分ほどだったかな。12000アリアリ(約440円)。
これがスピードボートに乗っている様子。定員オーバーなんじゃないかってくらいぎゅうぎゅう詰めで乗り込みました。
スピードボートの他にも、ゆっくり3時間ほどかけて海を渡るボートもあって、それだと半額以下で行けるらしい。でも、ここは時間短縮のためにスピードボートで向かいました。
次第にノシべが見えてきましたよー!!

ノシべの港に到着!港にはマダガスカル本島からも沢山の荷物が届いていました。基本ノシべの商店などで売られている飲み物や食材、衣類なんかは、首都タナから送られているものがほとんどなので、その輸送費としてタナよりもやや物価は高い印象です。例えばタナでミネラルウォーター1.5Lが1500アリアリ(約55円)だとすると、ノシべだと2000アリアリ(約74円)というような感じ。

港から30分ほどトゥクトゥクに乗って、安宿やゲストハウスが集まる地区、Ambatoloaka(アンバトロアカと呼ぶのでしょうか?)へ移動します。

まぁ、このトゥクトゥクがとてもとても大変でした。
トゥクトゥクに乗る前に2人で2500アリアリ(約92円)で交渉成立したのでOKして乗ったのですが、いざ目的地に到着するとゼロがひとつ増えて25000アリアリ(約920円)を請求してきたのです。


しかも、ちゃんと紙に数字を書いてやり取りした証拠があるのに、トゥクトゥクのお兄ちゃんはしらばっくれて一向に25000アリアリ(約920円)だ!!払わないなら警察行くぞ!と言ってきたのです。


同じ距離のタクシーの相場だとだいたい5000アリアリ(約115円)なので、どう考えてもトゥクトゥクで25000アリアリ(約920円)は有り得ないぐらい相場よりも高いことは明らか。


私たちは乗る前に料金確認して、その値段ならということで乗ったのに、納得行きませんでした。15分ぐらい、このやり取りが続いたのではないでしょうか。
一向に引かないドライバーに対して、私たちの苛立ちも次第に大きくなり、「警察に立ち会って欲しいんなら、警察のところへ私たちを連れて行くんじゃなくて、警察をここへ呼んできて。こっちには貴方が直筆で書いた証拠はあるんだからね。」と主張。


またこのトゥクトゥクに乗ったりしたら、警察ではなく違うところへ連れて行かれる可能性もなくはないですからね。


暫くしてドライバーは、警察を呼んでくると言って行ったっきり、30分経っても戻ってきませんでした。(警察がいる交番はこの現場から徒歩で5分ほどなのに…)


ドライバーの立場で警察に話したところで、高額をぼったくってることは一目瞭然。恐らく彼は私たちからお金を巻き上げることを諦め、警察を呼んでくると言って、そのままどこかへ逃げてしまったのでしょう。


結局1円も受け取ることなく…


タナからディエゴに行くタクシーブルースといい、今回のトゥクトゥクといい、観光客に対して平気で騙そうとする人が多くてとても悲しくなりました。


ムセバやアルウァみたいに、心優しい現地人もいるし、みんながみんな、悪い人ではないとは分かってはいるのですが…


やっと楽しみにしていたノシべに到着した〜!と思っていた矢先に、疲れました。
目星を付けていた宿、「Hotel barracuta」へチェックイン。シャワートイレ付きのダブルベッドのお部屋60000アリアリ(約2220円)。有難いことに室内には冷蔵庫付き。
そして何と言っても、部屋に付いているベランダから眺める景色が最高なんです。
時間によって、太陽光の当たり具合で見える景色が異なったりして。
 夕陽の時なんか、絵に描いたような光景です

Yoko.





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2017-03-20

ディエゴから1時間!地元人も自慢のラメナビーチへ

私たちが訪れた12月のマダガスカルは、日本とは真逆の夏。日中は35℃近くまで上がり、真夏日が続きます。雨季と言われているシーズンですが、今の所運が良いのか大雨に降られることもなく、順調に過ごしています。

ディエゴに住んでいるムセバとアルワァから、観光スポットをいくつか聞いた中で、海に行くならココ!!とおすすめの場所を教えていただきました。

そこは、ディエゴから車で1時間分くらいの場所にある「ラメナ」というエリア。さらさらした砂浜に、エメラルドグリーンの海が広がり、とにかく綺麗な景色が広がっているんですって。

マダガスカル北部は海が綺麗と聞いていたので、ここまで来て海に行かないわけがありません。ここから車で約1時間とのことだったので、町の中を走っているタクシーで行くことにしました。

しかし、田舎町にやってきて直面する言葉の壁。タクシードライバーさんの殆どが英語が通じないので、基本マダガスカル語かフランス語で交渉をします。

私たちに声を掛けてくれたタクシーのドライバーさんが数人いたので、ディエゴとラメナ間の往復と、ラメナのビーチで2時間ぐらいゆっくりしたいから、その間待ってて欲しい、という要望を紙に書いて伝えて、何人かのドライバーさんに料金を聞きました。その中でも55000アリアリ(約2.035円)でいいよ、と言ってくれたドライバーのフレッドにお願いしました。
可愛らしいレトロな車体のタクシーは、今にも止まりそうなぐらい年季の入った風貌。
言葉が通じないながらも、綺麗な景色が広がると車を停車してくれ、「写真撮ったら?」のジェスチャーをしてくれたりして、とても好印象なフレッド。マダガスカルの象徴、バオバブの木も教えてくれました!!この後ろに写っている山は、「フランス山」と言って、第二次世界大戦でフランス軍が戦った場所として、そう名付けられたんだそうです。
次第に海が近づいてきましたよ〜〜!
そしてついにラメナビーチが広がってきました!写真だと濁ってるように見えるのですが、浅瀬が続いているため遠くまで砂浜が続いているんです。その向こうにはエメラルドグリーンの色をした海!!それはそれは綺麗で、最初見た時は歓声が上がりました。(私たち二人の。)このトンガリ帽子のような島は、「ノシロンジョ」と呼ばれている島なんだそう。
ディエゴは昔から造船が栄えてきた町らしく、海辺には沢山の船がありました。船と言ってもモーターが付いている現代的なものではなく、木造で作られた原始的な船が殆ど。それがまた風情あって良い雰囲気なんです。
海辺に到着!ここでフレッドとは一旦別れ、2時間後に降ろしてくれた駐車場で再度待ち合わせすることにしました。

私たちは砂浜の方に歩き、海を楽しむことに。私たち以外歩いている観光客はとても少なく、贅沢にもビーチを占領しているような気分!雨季シーズンに当たるから、今はオフシーズンなんだとか。ラッキー!!
アルウァからビーチに行くなら敷いたりして使えるよ!と色んな使い方を教えてくれたカンガを、早速砂浜に敷いてみましたよ!
初っ端から下に敷くのはどうかと躊躇しましたが、敷いてみると、なんとまぁ大きさもちょうど良くって早速大活躍です。綿100%だからお洗濯してもすぐ乾くし、この万能さは旅先で重宝しそう!
誰もいない海に入るMitsuさん。とっても気持ち良さそうでした。
遠くに見える帆船がこれまた素敵。昔ながらの木製の船はエンジンが付いているわけでもなく、帆に受ける風に身をまかせて、ゆっくりとゆっくりと前に進んでいきます。
マダガスカルでは、この帆船も地元の人々の大切な交通手段。よく見ると沢山の人々が乗船していました。


海辺には、観光客用のレストランが沢山並んでいます。これまたムセバがお勧めのレストランへ入ってみました。「GARGOTE」というレストラン。
目の前に広がる美しい海を眺めながらのランチタイムです。なんて贅沢なんだろう。
観光客用のレストラン、というだけあって、料金はローカルフードの10倍ぐらい。しかし、さすがフランス領だったということもあって、フランス料理を始めとする食事がとっても美味しいことに気づいた私たちは、たまにはいいよね、ということで、今回のランチは贅沢することにしました。
私がオーダーしたのは、海老のグリル焼き!これに前菜のマンゴーサラダと白米も付いてきます。
Mitsuさんがオーダーしたのはロブスター!
贅沢〜〜!!!!味も言うことないぐらい最高でした。採れたての海老やロブスターは、身が詰まっていて、ぷりっぷり!

この他にもビール2瓶を頼んで、二人で62000アリアリ(約2.294円)でした。
自らメニューの中でも高めのものを選んでしまった私たちですが、これらを日本で同じ内容をいただくとなると、同じ値段では食べれないですもんね。お腹いっぱい美味しいものが食べれて、満足です。

そんなレストランが多く並ぶこの近辺には、実は地元の人々も多く生活しています。ビーチ沿いから一歩中へ入ると、そこには小さな集落がありました。
このような小さな商店がいくつかあって、地元の人たちはこのようなお店で野菜や果物を買ったりしていました。
お魚屋さんももちろん新鮮な魚が並んでいました。
待ち合わせの駐車場に戻ると、タクシードライバーのフレッドも大量の魚を購入していましたよ!

炎天下の中にずっと駐車していたタクシー後部に直接生魚を入れていたので、この後タクシーに生魚臭が漂ってハエがたかって来たのは言うまでもありませんでした、、、www

Yoko.





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2017-03-18

マダガスカルで宝物ができました

ディエゴに到着した翌朝、散策。
昨日タクシーブルースの中で出逢った心優しいマダガスカル人夫婦のご自宅が、ディエゴでお店をやってるということだったので、遊びに行ってみました。


あらかじめ、地図上でその場所を教えてもらっていたので、この辺りかなぁなんて思って通り沿いを歩いていたら、旦那様のムセバがお店の中から私たちを見つけてくれて、手招きしてくれました!


お店は、日用工具や部品がギッシリ並んだ工具店で、お父様の代から創業されている大きなお店。

中へ入って!と通された2階と3階は住居スペースとなっていて、お店と住居スペース合わせると、それはとても大きな大豪邸のお宅だったのです。

マダガスカルの平均月収は平均3千円ぐらい、高所得者でも4〜5万円と言われている中で、この大豪邸に住むご夫婦ですらタクシーブルースで24時間も掛けて国内を移動されているのかと思うと、マダガスカルが本当にまだまだインフラが整っていないことを改めて感じました。


天井から吊るされたブランコがベンチがわりという、おしゃれなご自宅。図々しくも寛がせて頂き、ここディエゴのおすすめ情報を沢山教えて頂きました。Mitsuさんは教えて頂いたことをメモ中。
旦那様のムセバは、ディエゴ産まれの根っからのディエゴっ子。奥様のアルウァは、実はマダガスカル人ではなくタンザニア産まれ。2人はタンザニアで出会って10年前に結婚したんだそうです。2人の共通は、その昔に祖先がインドからアフリカへ移住してこられたルーツがある、ということ。

たしかに2人はインド人っぽいお顔立ちだなぁなんてどことなく思っていました。

なので家族での会話はインドの言葉(ヒンズゥ語ではないとおっしゃっていました)なんだそうです。


マダガスカルには、彼らのようにインドやマレー系から海を渡って移り住んだ祖先を持つ人が多い為、アジア人の顔つきの方がとても多いのです。そのアジア文化の名残もあり、食事の主食がお米だったり、中華料理があったりするので、アフリカの中のアジアというような感じです。


マダガスカルと日本って関わりがあるんだよ、と教えてくれた旦那様のムセバ。

ここマダガスカルのディエゴは、第二次世界大戦で日本軍が戦った町だったのです。恥ずかしながら知りませんでした、、、マダガスカル人に教えてもらうなんて…

マダガスカルと日本は敵という訳ではなく、当時マダガスカルはフランスの植民地だったので、フランス軍とともに相手国であるイギリス軍と戦っていた場所だったんだそう。

ディエゴには、この戦争で亡くなった日本兵の慰霊碑が建てられています。
※参考画像

私たちが知らなかったマダガスカルと日本の深い関係性を教えてくれたムセバ。もっとこのことについて知りたいと思い、勉強するキッカケを作ってくれて感謝です。


奥様のアルウァも大の日本好きで、大河ドラマ篤姫にハマってるんだとか。その篤姫を見てるうちに、日本伝統にみるみる惹かれていったんだそう。ドラマで見たという「日本式のサンダル」いわゆる【下駄】にとても関心を持っていました。

2人の愛娘シンシアは、3ヶ月前から空手を習いはじめたそうで、空手衣に着替えて見せてくれました。
恥ずかしがり屋のシンシア。はにかむ姿がとっても可愛い!!

そしてタクシーブルースに乗ってる時から、アルウァとずっと話していた話題がありました。

それはアフリカの布文化のこと。昨日もずっとアフリカ布に対して興味深々に質問しまくっていた私に、なんとアルウァは一枚の布をプレゼントしてくれたのです!!感激のあまり泣きそうになりました。
淡いラベンダー色のペイズリー柄と花柄が組み合わせられた素敵な一枚。

これはマダガスカル語で「ランバワーニ」と呼ばれる布で、マダガスカルだけでなくアフリカの様々な国でも見かけました。ちなみにランバワーニはマダガスカル語なので、アフリカの多くの国ではスワヒリ語で「カンガ」と呼ばれている布にあたります。この布の凄いところは、布ひとつひとつにメッセージが込めらているということ!
いただいた布は、アルウァの故郷タンザニアで生産されたものなのだそう。スワヒリ語で「MVUMILIVU HULA MBIVU」と書かれており、「継続すれば報われる」という意味なんですって!日本語の《継続は力なり》と似てる!!アルウァの沢山ある布コレクションから、なぜこの柄(メッセージ)を選んでくれたのかまでは聞きませんでしたが、このメッセージ性は今の私へのメッセージだと思い、肝に命じたいと思います。


聞くところによると、タンザニアはアフリカの中でも特にランバワーニ(カンガ)の生産が有名らしく、いただいた布にも隅っこにタンザニアの文字がありました。
マダガスカルの女性は、洋服の上から巻いてワンピースのようにしたり、腰に巻いてスカートにしたり、赤ちゃんをこの布で包んでおんぶしたり、移動中の肌寒い時には羽織りものとしたり、頭に巻いたり、物を包んで鞄がわりにしたり、砂浜に敷いてビーチタオルがわりにしたり。と、あらゆるシーンで使われている様子。

↓こんな感じで。ラフィア製品が有名な国だけあって、ハット合わせのスタイルも多かったです。とても素敵。

↓これは後に行くタンザニアで撮った写真。お揃いのランバワーニ(カンガ)を頭に巻いて可愛かった!

たまたまタクシーブルースでムセバとアルウァと一緒になったことがキッカケで、これほどまで私たちに親切にしてくれた2人に感謝でいっぱいです。


日本のことを大好きでいてくれているこの一家は、まだ一度も日本に行ったことがないとのこと。帰国したら、日本に遊びに来てもらいたいし、そして色んな場所へ連れて行ってあげたい、どうにかして恩返しがしたい、と心から思いました。


今回頂いたランバワーニ(カンガ)は私にとって大切な大切な宝物となりました。

これから旅写真で沢山登場すると思いますので、あしからず。


Yoko.





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