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2016-04-18

ついにやってきたpatagoniaの町「エル・チャルテン」

バスって本当にラクですね。

お金さえ払えば、黙っていても連れて行ってくれる、、、。

バスに乗っている時間は5時間。
朝からのヒッチハイクで疲れていた私たちは、バスの中はほとんど寝ていました。

たまに目を覚ますと、とっても綺麗な景色がバスの中から見えます。
町に到着すると、さすが国立公園内にある町というだけあって大自然極まりない空間に、感動する私たち。

パタゴニアに入って、あらゆる景観に感動しっぱなしです。


町の入り口にある公園事務所前でバス乗客全員が一旦おり、ロス・グラシアレス国立公園北部の説明を受けます。ここで近辺のトレッキングルートが記されている地図がもらえます。


360度見渡す限り、山・山・山!


バスターミナルも、このように雄大な山に囲まれ、町の入り口にあります。

そんな大自然に囲まれたエル・チャルテンは1985年に出来たばかりのアルゼンチンの中では最も新しい町なんですって!

スペイン語訳:「エルチャルテンへようこそ〜!」
前後、そして背後からもバックパックに囲まれてハイチーズ!


新しい町というだけあって、どの建物も新しいものばかり。

あちらこちらで、急ピッチに新しい宿が建設されています。



そして、驚くことにこんな光景も!


家ごと運ぶトラック!!


この後、この家はトラックに引っ張られ、道のど真ん中を移動してました!

どこか別の場所で組み立てて、出来上がったものをトラックで運んでるんですね〜。

斬新すぎますよ、アルゼンチン。


そして小さな町というだけあって、お金を下ろせるATMは町の中に1箇所(銀行も1箇所)しかなく、さらに上限はたったの1000アルゼンチンペソ(約8000円)。しかも1回の手数料につき90アルゼンチンペソ(約720円)もかかります…手数料、非常に高すぎです。

なので私たちは、事前にエル・カラファテで現金を確保していました。と言っても上限2000アルゼンチンペソ(約16000円)で手数料は同じだったんですけどね。


かつては南米で最も豊かな国と言われていたアルゼンチンですが、約15年前に経済破綻してから現在もなお完全に復旧されていないとのこと。先進国の中の発展途上国とまで言われています。


そして昨年の12月に大統領が変わったばかりで、経済政策が取られる中で、強いインフレ傾向にある為、短期間での物価高騰があからさまに起きているのです。


1、2年前の地球の歩き方(ガイドブック)に記載ある料金も全く参考にならない程、物価が上がりまくっているアルゼンチン。


要するにATMの利用手数料も、このぐらい高く設定しないと運用がまわらないのです、、。


そしてエル・チャルテンの町には、野菜などの生物が売っている主力スーパーは3か所、その他は売店のような小さいお店ばかり。


パイネ国立公園に引き続き、ここエル・チャルテンでも2泊3日かけてトレッキングを行います。


はい、あのpatagoniaのマークのモデルになっている「フィッツ・ロイ山」へ!!

町の中にも、この看板がありました。
てっきりフィッツ・ロイをトレッキングするのかと思ってたら、「フィッツ・ロイなんてうちらレベルじゃ登れないよ」とMitsuさん。

このロゴマークだけ見ていると、影の様子しかわからないので、てっきり登れるものかと思っていました…。
はい、わたくしのお勉強不足です。


フィッツ・ロイは標高3.359mの鋭利な岩峰で、プロのクライマーたちが憧れる山。

Patagoniaのホームページでもフィッツ・ロイの周囲6峰を含むクライミング動画が紹介されていますので、是非こちらをご覧下さい!
どうでしたか?イメージ湧きましたか?

とてもじゃなく、私たち登れないレベルの凄い山峰です。

このフィッツ・ロイを始めとする山峰群を見に、そしてその周辺の山々の景観が素晴らしいトレッキングコースに行ってきます。
またテントと3日間の食料を担いで!


食材やルートの下調べなど、トレッキング準備をしてからスタートしたかったので、エル・チャルテンの町にあるキャンプ場「El Refugio」でトレッキング出発までテント泊をしながら天気の様子を見ることにしました。

ここのキャンプ場は1泊1人70アルゼンチンペソ(約560円)。シャワー、トイレ、キッチンが付いているのみの簡易的なキャンプ場で、wifiはありません。

キャンプ場からの眺めも最高です。

そしてキャンプ場の目の前にはスーパーもあり、他の町に比べると物価も高くスーパーに置いてある種類は少ないものの、野菜やお肉、その他の食材も揃っているので自炊するにも便利そう!

中南米どこもそうですが、建物に書かれている手描きの看板のレベルが高すぎです。
これ印刷でなく、すべて手描き。よく見ると鉛筆で下描きがされてるんです。

可愛いな〜。


という事で目の前にスーパーがあり、更にソースを手に入れる事が出来た私たちはキャンプ場で、ある料理にチャレンジしてみました。


小麦粉と、キャベツと、卵と、豚肉の代わりにソーセージ、そしてソースとマヨネーズ。

小麦粉には持ち歩いている粉末のダシをたっぷり入れ、材料を混ぜ混ぜ

焼き焼き。
じゃじゃーん!
お好み焼きです。

ちゅんちゃん、あゆかさんに作り方を教えてもらったのです。

美味しく出来ましたーー!!


隣にいるフランス人グループからも、

「とっても美味しそうなにおいね~~!」と興味深々に話しかけてくれました。

まさか、キャンプ場でお好み焼きを作るなんて思ってもいませんでしたが、意外と簡単にできちゃうもんですね!


夏が終わり、秋に入り始めたここエル・チャルテン。

翌朝、秋を通り越して冬のような厳しい寒さを迎えるなんて・・・。


テントに張り付いた霜たちが、どんだけ寒いか伝わりましたでしょうか。


3日間、山の中でのトレッキング、そしてキャンプ生活大丈夫かなぁ…
寒そうだなあ。。



Yoko.





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