ポーランドの「Zgorzelec」という国境沿いの田舎町でのキャンプ2日目。
同じキャンプ場に来ていた、私たちよりも40代ぐらいのご夫婦?カップル?から頂いた手作りチェリージャムをいただき、フライパンで焼きなおしたパンとともに朝ご飯をいただきます。
甘酸っぱくてとっても美味しい!!
この日の昼間は、肝心なBIRKEN STOCKの工場までの行き方や、今後のルート調べ。
そして夕方からは、3日間続いたお祭り【Jakuby】の最終日ということもあったので、またお祭りへ。
お祭りを堪能してキャンプ場に戻ってきたころ、
キャンプ場のオーナーさん家族や友人たち20人ほどが、敷地内の一角でホームパーティー的な宴をしていました。
日本でも、花火大会時に家族や友人たちと集まって、花火見ながらBBQや宴会をするのと似てる感じ。
どの国も、こういう風習ってあるんですね〜!
みんな楽しそうに盛り上がってるな〜なんて思いながらテントに戻っていると、
どどーん!
私たちの目の前に、愉快な雰囲気たっぷりの、おじさん登場!
実はこの方、ここのキャンプ場のオーナーさん。
オーナーさんも英語が全く通じません。
ポーランド語で何やら話しかけてくれているのですが、なんと言っているのかさっぱり分からない私たち。
そのまま私たちも理解しようとおじさんが言っていることを聞いていると、どうやら、「君らも一緒に飲もうよ〜」とお誘いのお声掛けっぽかったのです。
『なんか、うちら誘われてるっぽいよね…?』
『言葉全然通じてないけど大丈夫なんかな…』
『どうする…?断る?』
『せっかくだし行ってみようか!』
というわけでポーランド人の宴会に飛び入り参加させてもらいました〜!
この日、他にもキャンプ場に泊まっている人たちは居たのですが、なぜか誘われたのは私たち2人。
ここにいる人は全員ポーランド人らしく、英語が話せない人ばかり!
ほぼ会話が成り立っていない中、宴会に参加することになったのです!!
そんな状態で緊張している私たち、こっちにおいでおいで〜と手招きしてくれ、優しく接してくれました。
歓迎の乾杯は、なんとウォッカ!
ポーランドの伝統酒なのです。
そして、みんな音楽に合わせてノリノリに踊ってるじゃありませんか!
『たくさん食べて!』
『たくさん飲んで!』
『たくさん踊ろう!』
そのジェスチャーだけはすぐに分かったので、
私たちは、お腹いっぱいになるまでたくさん食べて、
喉が熱くなるほど、たくさん飲んで、
目が回るほど、たくさん踊りました!
次第に緊張感もほぐれ、
楽しい時間だったな〜。
Mitsuさんと一緒に写っているこの女性は、昨日、必死にペンとメモ用紙とカレンダーを使ってキャンプ場の料金を聞いた方。オーナーさんの奥様。
なんとオーナーさんからプレゼントで頂いたものなのです!
あっという間に夜も更けて夜0時。
泣く泣く撤退しました。
ポーランドに来て、人の温かさがじわっと染み出たな〜。そして貴重な経験だったな。
言葉が通じなくても、気持ちは通じるんだということが体感した日でもありました。
このキャンプ場に泊まらなければ、こうやって一緒に過ごす事がなかったであろう出会いとなったのです。
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