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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-08-24

自由の女神を無料フェリーで見に行く方法

ニューヨークと言えば自由の女神を想像する方が多いと思います。
世界遺産にも登録され、多くの観光客で賑わう観光名所!それぐらいニューヨークの象徴的なシンボルですよね。
自由の女神の像って、実はアメリカ独立100周年を記念して、1886年にフランス人の募金によってフランスからの贈呈だったということをご存知だったでしょうか。


そして実はフランスのパリにも、自由の女神が存在するのです。パリの自由の女神は、フランスから贈呈されたそのお礼にと、今度はアメリカ人からフランスのパリに贈呈されたんだそうです。


そんなアメリカとフランスの素敵な関係性が物語る、自由の女神!!


ニューヨーク7回目にして、初めて自由の女神を見に行くことにしました。


これまでのニューヨーク訪問は仕事でだったので、今までも遠目からは見たことがあったものの、今回のように近くで見れるのは初めてです。


そんな行き方を調べてみると様々な方法が出てきたのですが、行くのにも観光費や移動費がかかります。


そんな中、なんと無料でフェリーに乗って近くまで行くことができる方法があるということを教えてもらいました!無料と聞いて、節約派旅行者の私たちには見逃せません。


マンハッタンとその南にあるスタテンアイランドを結ぶ往復フェリーが、なんと無料で乗船できるのです。実はこのフェリー、住民の通勤用の足として使われているフェリーなのですが、一般観光客も乗船可能!自由の女神の近くを通るので、これに乗って観光することができるんです。


ということで、実際にその無料フェリーで行ってきました!!


フェリー乗り場の最寄り駅は、地下鉄の赤ライン「1」の「サウスフェリー」。マンハッタンからだと、ダウンタウン方面の電車に乗れば大丈夫です。


無料と聞いて、小さなフェリーなのかなーと思って向かったフェリー乗り場は、結構大きめ!

建物の中に入ると、無料なので当たり前ですが切符など買うところは特になく、多くの人が、次に出航するフェリーを待っていました。



時刻表はこちらをご参考下さい。
30分おきに出航しているようですが、驚くことに夜中も運行(24時間)しているのだそう。なので、昼間は自由の女神を見て、夜はマンハッタンの夜景を眺めて、と昼と夜で違ったフェリーの楽しみ方もできるのです。無料だなんて太っ腹だなぁ。

で、肝心のフェリーはこちら!!
結構大きい!!



乗船時間は25分間。
ここでポイント。
フェリー進行方向の右手に自由の女神が見えてくるので、まず乗船したら右側の席もしくはデッキを確保しましょう。
私たちは逆の進行方向左側のデッキで、自由の女神をのんびり待ち構えていたので、慌てて途中で右側のデッキへ移動しました。

そして

いよいよ

自由の女神が見えてきました〜〜!

よくテレビで見るやつだ、、、
うわ、、、、、、
自由の女神が建っているリバティ島まではいけないものの、ここからでも十分に楽しむことができます。

「いや、もっと近くで見たい!物足りないわ!」という方は、有料の観光フェリーに乗ればリバティ島で上陸でき、さらに女神の頭の部分にある展望台まで上ることができるみたいですよ!

あっという間にスタテンアイランドに到着〜。


スタテンアイランドを少しだけ散歩しましたが、住宅街という感じで特に観光できる見所はありませんでしたがマンハッタンのビル群の眺めは良かったです!
お昼時間帯だと、公園でランチしながらゆっくりするのも良さそうですね。
帰りももちろん無料フェリーでマンハッタンまで戻ることに。

帰りの乗船はデッキではなく、室内から自由の女神を拝みました。
そして、マンハッタンに到着。

節約しながらも、しっかりニューヨークの観光を満喫中の私たちなのでした。



Yoko.





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2016-08-23

Brooklynのフリマと言えばBrooklyn Flea!

東京に住んでいた頃、よく友人たちと代々木公園や明治公園でフリマをしていた私たち。


昼間から皆とわいわいしながら、売れたらラッキーぐらいのゆるい雰囲気が好きでした。


そんなフリマ好きな私たちが、気になっていたBrooklyn Fleaへ行くことに。


その名の通り、今注目のブルックリンで開催されているフリーマーケットです。
ブルックリンは、お洒落なカフェやセレクトショップなどの個性的なお店が建ち並び、さらにニューヨーカーでも今やニューヨークで住みたい場所の上位を飾るほど人気エリア。
ニューヨークに行ったらブルックリンには行ってみたい!と思う人も多いのではないでしょうか。


ブルックリンから眺めるマンハッタンの街を見るたびに、「ニューヨークに来たー!」という気分にさせてくれます。
熊本から東京に上京したばかりの頃、高層ビル群の西新宿の風景を見て、「東京ってすごーい!!」と感激していた時の気持ちと同じなのかもしれません。
しかしひと昔前までは、ハーレムと同様にここブルックリンにも移民してきた人が多く、犯罪も起こり、治安も良くないエリアとして危険視されていたそうです。


観光客で賑わうブルックリンを見ると、今ではそんなイメージがほぼありません。
そんなお洒落エリアで開催されるフリマ、Brooklyn Fleaは毎週土日開催されています。
土曜日と日曜日は違う場所で開催されているそうなので、せっかくなので両方行ってみることにしました!総称してBrooklyn Fleaと呼んでいますが、開催場所で名前も異なります。





★【Fort Greene Flea 】
(毎週土曜日10:00~17:00、4月〜11月)
 176 Lafayette Ave. (btw. Clermont + Vanderbilt Ave.) , Brooklyn NY


一般人によりフリマというよりは、どこかのお店の人だったり、業者さんによる出店の様子。

衣類から
軍物
アフリカ雑貨
家具
野球のグローブとボール!
雑貨やアンティークまで。
価格は一般人が出店しているようなフリマよりも高いですが、クオリティは良いものが多い印象でした。


食べ物も充実しています。
私たちがここで食べたのは、こちら。
クレープみたいなパリパリとした生地に具を巻いたもの。これで9ドル。食べ物はどこもちょっと高め。でも美味しかった!
灼熱の暑さで、皆日陰で休憩。

ちなみに会場は住宅街の一角にある広場。

周辺では、一般家庭のガレージセールなどにも遭遇しました。
アメリカでは、このように自分の家の前や庭先で、不要になった洋服や物を、通りががりの人に向けて売るガレージセールが日常茶飯事。

値段交渉もしやすく、お宝が眠っていることも多くあるそうです。

むしろフリマよりガレージセールのものが気になりました。




★【Williamsburg Flea 】
(毎週日曜日10:00~17:00、4月〜11月)
 East River State Park ( at N.7th St.), Broolyn NY


いまブルックリンの中でも最も熱いウィリアムズバーグで開催されているフリマ。ウィリアムズバーグのダンボ地区で行われています。
内容は、Fort Greene Fleaと似ていて、というか同じ出店者も多くいました。
いたいた、このアフリカン雑貨屋さん!

けど、断トツこっちの方が人が多かったな〜。
近くには洋服屋さんや人気の飲食店が点在していて、街を歩いているだけでも楽しいです。

すぐ近くにある古着屋さん。
太山のお知り合いということで、ちょっと覗いてみることに。

ニューヨーカーで賑わう店内は、レギュラー品からヴィンテージの宝庫!面白い!!
なんとオーナーさんは元ユナイテッドアローズの方という日本人の方。同世代でニューヨークにお店を出して、地元の人にも人気のお店。かつ卸もされていると聞いて凄い行動力だなぁ〜と感心しました。

そして会場の目の前にはマンハッタンブリッジが!
川沿いからは景色も最高です。
奥に見えるのがブルックリンブリッジ。いきなりメリーゴーランドもあるので、ニューヨークの景色を見ながらメリーゴーランドにのって楽しむこともできます。
私たちはそのままの流れでブルックリンブリッジまで歩き、橋を渡ってマンハッタンまでお散歩してみることに。
とーても大きくて風格のあるブルックリンブリッジ!!
1869年から1883年までの約14年間もの長い歳月を経て作られたブルックリンブリッジは、鋼鉄のワイヤーを使った世界初の吊橋でもあるのだそう。
その長さは、なんと1.8km!!
歩道の下が車道になっていてます。
それにしてもすごい人!
ニューヨークの景色を眺めながらの良い散歩道でした。

スケジュール的にBrooklyn Fleaどちらかしか行けないなーという方は、個人的には日曜日のダンボで行われる方がおすすめです。

周辺のお店やお散歩も充実しているので、ここに来ると、一度に旬のブルックリンを堪能できる場所なのではないでしょうか。

Yoko.





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2016-08-22

全身鳥肌ものゴスペルミュージック。教会の礼拝に参加させてもらいました

今度は、明るい時間帯のハーレムのお話し。
初日の夜にして、黒人街ハーレムを堪能した私たち。


音楽が飛び交う黒人街は、ニューヨークの中でも独特な雰囲気を醸し出していました。

昼間歩くハーレムでは、こんな星条旗を多く見かけます。
アフリカの象徴カラー「赤×黒×緑」を身にまとった星条旗。

ハーレムに住む多くの人の先祖は、アフリカからの奴隷移民たち。アフリカのルーツを持ちながらも、今は3世、4世、5世まで広がり、ここで産まれた子孫たちはアメリカ人なわけなのです。
この旗を初めて見た時は、異様なカラーにドキッとしましたが、よくよく考えるとアフリカンとアメリカンならではの、この地特有の旗だったのです。


そして、ジャズにソウル、ヒップホップにR&B、サルサ、ロックなどあらゆるジャンルの音楽が飛び交う街。
そんなハーレムには、黒人文化が作り上げた代表的な音楽、ゴスペルミュージックがあります。


ゴスペルミュージックは、アフリカからアメリカに奴隷移民してきた人々によってできた音楽なのです。


当時、独特の宗教や言語を剥奪された彼らは、苦しい状況下の中、神に賛美を音楽で捧げるようになったそうです。その音楽こそがゴスペルミュージック。アフリカ特有のリズムと、賛美歌が融合して生まれました。


ニューヨークには多くの黒人街があり、その街にある教会には、毎週日曜日の礼拝が行われる時間になると多くの信者さんが集まるのです。


私たちは、本場のゴスペルを自分たちの耳で聞きたく、日曜日の教会へ行きました。
礼拝は多くの信者さんが集まる神聖なる場所である教会。マンハッタンにも観光客が入りやすいゴスペル教会があるそうですが、基本的には礼拝はキリスト教信者さんの信仰の場。観光客NGの教会もあるそうですが、私たちは先日行ったハーレムにある観光客も参列可能な教会へ向かったのです。ゴスペル教会の多くは、ここハーレムに集まっているそうです。
私たちが向かったのはハーレム最大の教会「THE GREATER REFUGE TEMPLE(グレーター リフュージ教会)」。

男性はスーツ、女性もセットアップのスーツに同じ色で揃えた帽子を被った姿はとても素敵でした。信者さんたちは、毎週礼拝へ行くときは綺麗に着飾って、参列するのです。
私たちは、「礼拝を見物しにいく」としてではなく「礼拝に参加させてもらう」という気持ちで向かいました。


参加させてもらうにはルール厳しく、Tシャツやサンダル、ショーツやどのカジュアルすぎる格好はNG、女性の露出が高いノースリーブなどもNGだそうです。カーディガンやショールがあると便利です。

途中退席も避けなければなりません。
そして礼拝中の写真撮影は禁止。
厳粛な雰囲気です。



THE GREATER REFUGE TEMPLEの公式HPがあったので、そこから写真を拝借さました。



こちら。

参考画像: THE GREATER REFUGE TEMPLE公式HPのギャラリー




その時の様子はというと…


礼拝1時間半ほど参加した私たちは、全身が身震いするほど、鳥肌が立ち、Mitsuさんも私も涙が止まりませんでした。


大袈裟でもなんでもなく、本当に感激感動のあまり…。


教会の中は、殆ど席が埋まるほど満員にちかい状況でした。その殆どは正装をした地元の人々。私たち観光客は、後部座席に座りました。


牧師さんの説教があり、聖歌隊によるゴスペルソング。


次第に地元の人たちも席を立ち、リズムに乗りながら大熱唱!!


Mitsuさんも私も、キリスト教徒ではありませんが、高校がキリスト教系の学校だったということもあり、毎日の礼拝や賛美歌、聖書には馴染みがありました。


しかし私たちがイメージしていた礼拝とは違い、パイプオルガンで演奏かと思いきや、キーボードやドラム、ベースで音響設備も充実。


まさにライブ会場にいるかのような熱気でした。

ずっと「ハレルヤ」と叫んでいる人もいれば、涙を拭いながら歌を唄っている人も見かけました。


教会内が一つになり、参列者全員がゴスペルに全身全霊を込めて賛美している姿を見ていると、私たちは自然と涙が止まらなかったのです。お互い顔を見合わせると顔はぐちゃぐちゃ。


礼拝の半分以上はゴスペルソングが響いていました。


私たちの隣にはベテラン信者さんが座って色んなルールを教えてくれました。

礼拝中、2度にわたって献金のお皿が回ってきたときも、「あなたたちは1回だけで大丈夫よ」とか、皆んなで立って唄うときは、「ここで立つのよ」とか次に何をすべきかこっそり教えてくれたのです。

最後私たちが教会を去る時も「また来てね」と言ってくれたのです。厳粛な中にも本当にアットホームで親切でした。


観光客に対しても、歓迎してくれる姿がとても嬉しかったです。


後から牧師さんがお話しされていたのですが、皆の献金によって、これだけ立派な音響設備も購入できるようになったんだそうです。


皆によって支えられている教会。

そしてゴスペルを通して神に強く信仰している姿を見て、人生観が変わるほど色々考えさせられるものがありました。


礼拝が終わったのは、お昼12時半すぎ。太山が予め調べてくれていた教会アフリカ料理のレストランでランチをしました。
初めて食べるアフリカ料理。
どんな味か想像もつかないアフリカ料理でしたが、レストランのスタッフがオーダーする前に多種類にわたって一口ずつ味見をさせてくれました。


豚肉の煮込みと、その下には雑穀米がどどーん!1プレート12ドル。

お肉は柔らかいし、ピリ辛なソースが美味しい!しかし量が多すぎて2人で食べてもギブアップ。そのぐらいボリューム満点でした。


ニューヨークに行かれる方、ぜひゴスペル教会に参列されることをお勧めします。

マンハッタンの教会は、大手の旅行会社がゴスペルツアーなどと称して観光スポット化されているようですが、地元の人が多く集まるハーレムの教会は、地元の人と一体化した空間という厳粛なる場所で、とても良い経験になりました。

本当に身震いしますよ。
何も感じずにはいられない場所です。


Yoko.





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