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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-10-29

バルト三国へ突入!素朴な街並みが魅力的なエストニアのタリン

ここはエストニアの首都タリン。
バスで19時間かけて、やっと到着しましたー!!

エストニア語で書かれている看板、全く読めません。

ここタリンは、スウェーデンのストックホルムやフィンランドのヘルシンキ行きのフェリーも出ている街。
このフェリーでヘルシンキまで1時間で行けるんですって〜!
くぅ〜行きたかった…

タリンのバスターミナルについた私たちは、予めweb予約していた『SAKALA HOSTEL』へ向かいました。


一気に北上してきたのでグッと気温も下がり、街行く人はダウンジャケットやコートを着用しているではありませんか。
私たちもバスから降りて、思わずダウンジャケット着込むほどの寒さ。

ずいぶん北に来たんだということを実感しました。


さて、今回泊まる宿はbooking.comで探したのですがタリンで一番安い個室があった安宿。
1泊2人で20ユーロ(約2300円)。


1週間で3カ国を駆け抜けるスケジュールなので、宿泊先はキャンプ場ではなく安宿にしました。


キャンプは心地いいし連泊するにはいいのですが、1泊だけだとテントやマットの片付けがなかなか面倒ということもあるんですよね。笑


なのでバルト三国ではしばしキャンプ生活はお休みです。


冬に入りかけているエストニアでは、オフシーズンに入りかけているせいか、宿泊客は私たちともう一組のみ。


4人部屋を2人で使わせてもらうという何ともラッキーな宿泊。広々!
簡単なキッチンもあります。
ここの宿の一番のメリットは、タリン中心部からほど近い場所にあるということ。

宿から歩いて中心部まで行くことができて、とっても便利なんです!!

タリンに到着した翌日、タリン観光をしてみました。

入り組んだ石畳みが続く街。
古い石畳みを、新しく工事している場所もありました。

道路を舗装するのではなく、あえて石をパズルのように隙間無く並べて手間をかけた路地は、趣ある光景。素敵だな。


そして絵に描いたような城壁。
今までの重厚感溢れたヨーロッパの豪華な街並みとは少し違って、素朴で可愛らしい印象です。
これも北欧に近づいたからかな?
教会のつくりも可愛らしい雰囲気。
特に星の形のような天井に魅入ってしまいました。

こちらは、とある公園で撮影をしていた紳士と貴婦人。
何かの記念日なのでしょうか。素敵です。

エストニアをはじめ、バルト三国では編み物が有名らしく、こんな感じで露店がありました。
かわいい〜!!

店番しながら、編み物をしている女性を多く見かけました。
北欧のノルディックセーターっぽい雰囲気がたまりません。
ミトンも有名みたいです。
やっぱり寒い国だからゆえに、ニットの産地なんですね。

そして同じ原料の羊さんからは、モコモコ具合がたまらないムートン製品もズラリ!
レストランのひざ掛けも、なんとムートン!豪華。
ムートンだけでなく、その他の毛皮製品もたくさん見かけました。これはフォックスとラビットかな。
あったかそう〜。

そしてタリンでよく見かけたその他の工芸品として、木材のキッチンツールが目白押し!
このマグ欲しかった〜。もっとこれから見かけるかなと思ってこの時買わなかったのですが、こんなに豊富な品揃えは他のお店にはなく、後々買わなかったことに後悔…
元ソ連だったエストニアでは、ロシアの工芸品マトリョーシカも賑やか。
工芸品を販売するお店では、エストニアの民族衣装について書かれている資料を見ることができました。
ヨーロッパでも民族衣装を普段から着る文化が絶滅状態のよう。

タリンでは民族衣装を着ている人は全く見かけませんでしたが、田舎町へ行くと、今でも手編みのニットを来て、独特のボリュームあるスカートの民族衣装を着た女性たちが暮らしているんだとか。

そしてエストニアでは、トナカイやイノシシ、熊のお肉もいただきます。
熊のお肉はよく見かけました。
チャレンジはしなかったものの、どんなお味が気になるものです。

そんな私たちが見つけた格安ランチがこちら。
ステーキよりポテトの量の方が目に入っちゃいますが、これにスープ、パンとコーヒーも付いていてなんと1人4.99ユーロで食べれるんです!
ステーキの種類も選べて、Mitsuさんは豚肉、私は鶏肉を選びましたが、どちらも本当に美味しくて当たり!
タリンに行かれるかたに是非ともオススメしたいステーキ屋さん『MEAT&WINE』です。 

可愛らしい街並み、可愛らしい民芸品、そして美味しい食事ができるタリン、居心地がとっても良いところです。



Yoko.





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2016-10-28

フライトまで1週間。何しよう、どこ行こう。

ポーランドの首都、ワルシャワ観光を終え、それでもアイスランドまでのフライト出発までまだ1週間も持て余してしまった私たち。


ワルシャワで何もせずのんびりするのもアリだけど、せっかくならまだ行っていない場所へ行ってみたい!


どこの国へ行こうか。
うーん…
で、出た案が2つ。



バルト三国である、エストニア、ラトビア、リトアニアを周るか。

もしくはフィンランドやスェーデンまでフェリーで渡って北欧を周るか。


北欧は家具や食器、テキスタイルが有名ということもあって、どちらかというと2人とも後者の方が理想が強め。


しかし北欧諸国はとっても物価が高いことでも有名です。


北欧でキャンプするにも寒い時期に入ってきてるし、かといって宿も高いし、交通費も合わせると滞在費が予想以上にかかってしまう。


この後、物価の高いアイスランドには11日間滞在することは決まっているので、そんな物価が高い国ばかりへ行くのも懐が厳しい…


うーん…
さて、どうしようか。

うーん…。


悩んだ末、北欧の旅は諦めました…。


ということで、1990年にソ連から独立したバルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアを1週間で駆け巡るルートに決定!
主にこの3カ国の首都へ行き、1カ国につき2.3日滞在の計画だと、1週間後のフライトにもちょうど良さそう。

移動は、安く移動できる長距離バスが良さそう。


今いるポーランドのワルシャワから一気にエストニアの首都タリンまで向かい、そこからそれぞれの国を観光しながら南下してポーランドに戻ってこよう、というルートにしました。

とは言ってもワルシャワからエストニアまでの直行便がないので、ラトビアのリガで乗り換えが必要。


ワルシャワ(ポーランド)→リガ(ラトビア) 乗り換え  →タリン(エストニア)
ECOLINE社 35ユーロ
19時間かけての長距離バス移動!
食事は出ないので、お腹が空いた時用にパンや果物、お菓子などの食べ物を持ち込んで乗車しました。


南米の時の、「長距離移動+悪路+バスのクオリティの低さ」に比べたら、車内はwifiとんでるし充電もできるし、コーヒーや紅茶の無料サービスが付いているヨーロッパのバス移動は格段に快適!!!

しかも南米よりもバス料金も安いですからね〜。


1カ国目のエストニアはロシアのお隣。旧ソ連の残る匂いに加え、エストニアの民族はフィンランドに住む民族ととても近い人種らしいんです。公用語であるエストニア後はフィンランド語にとっても近いといいます。

どんな国だか想像もつかないエストニア。

楽しみです。


Yoko.





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2016-10-27

異国に来て考えること

10日後のポーランドのグダニスク空港から、アイスランド行きの航空チケットはすでに購入済みなので、ポーランドに戻り、首都ワルシャワへ行くことに。
ポーランドただいま!

以前、ドイツとポーランドの国境の町「Zgorzelec」に少し滞在し、その時ポーランド人のホームパーティーに参加させてもらった濃い思い出が残るポーランド。


ブダペスト(ハンガリー)→ワルシャワ(ポーランド)
Lux bus社 15ユーロ

首都ワルシャワでももちろんキャンプ場へ。

『WOK camping』
1泊2人分 75ズオティ(2250円)。

最近の中では料金やや高めのキャンプ場でしたが、とっても綺麗!!
炊事場もあって自炊が捗る〜
キャンプ場って、洗い物する水場はあっても、以外とキッチンないところも多いんですよね。


キャンピングカーの人たちは、車の中に付いているコンロなんかで料理しているのを見かけますが、小さなクッカーしか持っていないほぼ自炊派の私たちにとっては、炊事場は重要なんです。


私たち以外には3組しかおらず、皆キャンピングカーでの利用。全員ご年配で、ドイツやチェコなどの近隣国から来ている方たちでした。


早速ワルシャワの中心部へ。
 

ワルシャワの旧市街は、街そのものが世界遺産なんです!
ヨーロッパって本当に多いな〜、世界遺産。 特に街そのものが、っていうのが。
でもここワルシャワの世界遺産が認定されている理由は、少し珍しいんだとか。
一見、昔の街並みがそのまま保護されているようにみえるこの旧市街、実は『復元の街』として世界遺産に認定されているんですって!
かつては『北のパリ』と言われていたほど美しい街を持っていたワルシャワ。

しかし第二次世界大戦でドイツ軍からの攻撃により、建物のほとんどが跡形もなく全壊してしまったんだそうです。
街のど真ん中には、追悼のモニュメントもありました。

その美しい街を奪われてしまった戦後、ワルシャワ市民によって絵写真、記憶を辿り、レンガのヒビひとつまで忠実に再現されたのが、このワルシャワの旧市街地。
その市民の不屈の熱意が評価され、世界遺産として認定されたのです。

忘れてはならない戦争のこと、そして市民のワルシャワへ対する想いによって、世界遺産になったなんて素晴らしいな。


ヨーロッパでは、戦争のことを次世代にも伝えるべく、そして観光客にも知ってもらうべく多くのモニュメントを見つけます。


ここポーランドは、西はドイツから、東はソ連から攻撃され、壊滅的に破壊された戦場でもあった、ということもあるのかもしれませんが。


日本もたしかに夏になるとTVで戦争の特番などを流していますが、私たち戦争を経験していない世代にとっては、普段の生活とはかけ離れ、どこか遠い過去の存在に感じてしまいがちなのかもしれません。わずか70年前の歴史なのに。
 

ヨーロッパに来ると、至る所でその戦争のことを知ることになり、戦争に対して自然と関心が強くなっていきました。


なぜなら、日本も参戦していたから。


今まで日本は戦争で広島と長崎が空襲に遭い、被害国だと思っていましたが、それだけではなかったことも旅に出てから知りました。


今、旅に出て感じていること。
現在も内戦やテロが止まない地域も少なくはありませんが、これだけ世界で大規模な戦争がつい70年前まで起きていたのに、今よくこんなに自分たちが自由に海外を行き来できるようになったなぁ〜と。


今回の旅では行っていませんが、ハワイなんてまさにそう。
日本が攻撃したハワイは、莫大な被害を与えてしまっているのに、現在は多くの日本人が観光客として受け入れられている。

改めて考えると、ハッとさせられた今日この頃です。


Yoko.





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