▲旅で撮り収めた写真が本になりました!絶賛発売中!



2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-09-06

キリマンジャロコーヒーの産地へ

天気が良い日の朝は、モシの街からキリマンジャロを拝むことができます。

キリマンジャロといえば、キリマンジャロコーヒーですよね!!
モシの大型スーパーでは、キリマンジャロコーヒーの種類も豊富。
 コーヒー豆が入っているパッケージも、いちいち可愛いんですよ。お土産にも喜ばれそうですね。
モシには、ユニオンカフェという有名なコーヒーショップがあります。
コーヒー生産者たちの協同組合であるキリマンジャロ原住民協同組合連合会によって経営されている、コーヒーファンには堪らないであろうカフェなのです。
ってことは、この町周辺にもコーヒー農園がたくさんあるってことだ!
どんなところで栽培されているのか気になり、コーヒー農園を見学できないか色々周りに聞いてみたり、ネットで調べてみました。

コーヒー農園一帯はモシから車で40分ほどの場所にあるそうで、そこまで移動してコーヒー農園を見学することになるそうです。ダラダラに乗ってコーヒー農園へ行けるのだそう。直接農園へ行って見学させてもらおうか、と計画を立てていました。

すると、同じ宿に宿泊していた日本人の方からのご紹介で、コーヒー農園に連れて行ってくれるという現地ガイドさんをご紹介していただきました!
ガイドさんと事前に顔を合わせ、少しでも節約したいので一番安い交通手段で行けないか相談すると、通常タクシーのところダラダラに変更してツアーを組んでくれました。

コーヒー農園ツアー代は、ひとり10USドル(約1100円)。
往復の交通費(ダラダラ)と、コーヒー農園の入園料、ガイド料込みの料金です。
タクシー代を節約できたので、だいぶ安く行けることになりました!!


そして次の日の朝。
私たちが泊まっている宿に、ガイドさんが迎えに来てくれました。オレンジのTシャツがガイドさんです。
彼は、キリマンジャロ登山のガイドもやっているそうです。
このようなバスターミナルや乗り場にMitsuさんとふたりで来ると、必ずと言って良いほど「どこに行くんだー?チケットは買ったかー?」などと呼び込みの標的となるのですが、地元の人がひとり一緒に歩いているだけで、誰からも声かけられないことに感動しましたww
お目立てのダラダラに乗り込んで出発するまで待機です。基本的に出発時間というのは決まりがなく、ある程度人数が揃ったら出発という具合。気長に待ちます。
1時間ぐらい待たなきゃかなぁと覚悟していたら、30分ぐらいで出発しました!よかったー。
ダラダラは庶民の足。村と村を繋ぐ大切な乗り物で、地元の人たちは仕事道具や大きな荷物を積んだりも日常茶飯事。雑多に扱われている桶に入ったカンガも可愛い〜。
ダラダラを出発して間もなく未塗装の道へと変わっていきます。ガタンゴトンと列車に揺られている気分。
少しずつ標高が上がり、あたり一面ジャングルを見渡せる状態に。

ダラダラの終点に到着したようです。終点の停留所には、バイクがたくさん待ちわびていました。バイクタクシーです。この先は、車も通ることができない未塗装&細い道になるので、ここから奥に行く人はバイクタクシーを使うようです。
私たちがお目当のコーヒー農園は歩いてすぐとのことでしたので、徒歩で向かうことに。
学校らしき建物を通ったり、
集落を通りすぎたり、
教会を通り過ぎたり。
この日は日曜日の朝。
おめかしをした子供達がたくさん歩いているなぁと思っていたら、毎週日曜日に教会で行われるミサへ行くところのようです。同じタンザニアにあるザンジバル島ではイスラム教徒が多かったのに対して、ここタンザニア本土ではキリスト教徒の割合がぐっと増えます。地域性と宗教って大きく関係しているんだぁ。

これは、路上マーケット。近くにスーパーや商店がないこの辺りの集落には、野菜を育てているお宅の前ではこのような無人の販売所があるのです。日本の田舎にもありますよね。
ダラダラから降りて、あっという間に1時間は歩いているぞ??
アフリカ人の「近い」は私たちにとって「遠い」レベル・・・。
でも地元の人たちを観察するのも楽しいので、頑張って歩きます!!
コーヒー農園までもうちょっと!



Yoko.





〜ブログランキングに参加しています〜
1日1回のクリックでランキングに反映されます。
▼今日も読んだよ!の応援よろしくお願いします!




【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら


2017-09-03

アフリカでのミッションを実行。オーダーメイドの洋服を作る!

モシの通りには、路上でミシンを踏んでいるテーラード屋さんがずらーーーーーっっと並んでいます。女性だけでなく、男性も。
町を歩いていると、あちらこちらでミシンの音が聞こえてきます。
ここタンザニアでは布から購入して、自分の体型に合わせて仕立ててもらうテーラリングが盛んなんです。
 今の日本では、テーラード屋さんで仕立ててもらうというより既製品の洋服が一般的。仕立ててもらっても男性のスーツがほとんどかもしれません。あとは着物の反物を仕立ててもらう感じでしょうか。いずれも仕立ててもらう=特別な時に着るものというイメージです。
そんなテーラードですが、アフリカでは日常的なこと。
お気に入りの布を布屋さんで購入して、好きなデザインに仕立ててもらう。地元民を見ていると、それぞれが個性的でファッションを楽しんでいるし本当に素敵なんです。
アフリカの女性の体型は、上半身に対して下半身が大きい人が多く、既製品だとサイズが合わないことも理由のひとつかもしれませんけどね。
かわいいなぁぁ。そして似合うなぁぁ。
私たちもこれまでアフリカに入ってたくさんの布に出会い、そしてお気に入りを見つけては購入し、バックパックに詰め込んで持ち歩いてきました。
この日のために!重かった〜。
 アフリカに来てやりたかったこと。
それは、地元のテーラード屋さんでお洋服をオーダーで作ってもらうこと!

せっかくアフリカで作ってもらうなら、ちゃんと臈纈染めされているワックスプリントのキテンゲで作ってもらいたかったので、1柄6mで販売されているこれらを購入。トップスやショーツは2m、ワンピースなんかは3mあれば作れると聞いていたので、3mで売ってくれないか交渉してもどの布屋さんも6mからしか売ってくれませんでした〜。
なので、ひとつの柄でMitsuさんとシェアして作ることに。

数あるテーラード屋さんの中から選び、布を持ち込んで洋服を作ってもらうことにしました。
まずは採寸してもらい、
 作ってもらいたいデザインを伝え、打ち合わせします。仕上がりは3日後とのこと。
 ドキドキ・・・・・
 ちゃんと仕上がるかなぁ・・・・
 私たちがお願いしたテーラード屋さんは宿泊していた宿から近かったこともあり、気になって毎日のように覗きに行きました。
 ミシンは電動ではなく、足踏みミシンが主流です。
そして、出来上がった数々のお洋服がこちらです〜♩

Vネックトップス 
 脱着しやすいように、サイドにジップとスリットをいれてもらいました。

後ろ姿の写真しかありませんがお揃いのスカートも作ってもらいセットアップで着るとワンピース風に。
 Mitsuさんは同じ柄でショーツを作ってもらいました。
 そして別の柄でもスカート、スカーフ(頭に巻いているやつ)、MItsuさんはショーツ。
 Mitsuさんは、こんな柄のショーツも作ってもらいました。この布はザンビアのマーケットで見つけたもの。
 そしてランダムなドットが可愛い布は、ドットの間隔を利用してパンツに。
 あとお気に入りが、カンガを使ったワイドパンツ!カンガ2枚使いました。
 こちらの布を使って、カシュクールのノースリーブワンピースを作ってもらいました。
開けて着ると、ロングベスト的な。
 合わせている洋服がくたびれ感満載の旅服なので、かなり浮いていますが・・・
素敵なんですよww
 そして同じ柄を使って、Mitsuさんはベースボールシャツのデザインで作ってもらました。
 別の柄でも。
アフリカの布って、なんでこんなに色鮮やかで素敵なんでしょう。
 スカーフは長方形型で作ってもらったので、汎用性あります。
その他にも色々作ってもらいまして、気づいたら二人合わせて18点も作ってもらいましたよ。

気になる仕上がりですが、お願いしておいたディティールが勝手に省かれていたり、ちゃんと採寸したにも関わらずレングスが異なって仕上がっていたり・・・。技術的には首をかしげる部分が多々ありました。ポケットここに付けといてね!とお願いしてても付いていなかったり、ボタンホールが小さすぎてボタンが通らなかったり。不都合な部分はちゃんと指摘して修正してもらいましたよ。

そしてテーラード代金ですが、かなりの格安にびっくりしました。

スカート 10.000タンザニアシリング(約500円)
パンツ  10.000タンザニアシリング(約500円)
ショーツ  10.000タンザニアシリング(約500円)
ワンピース  20.000タンザニアシリング(約1.000円)
Vネックトップス 10.000タンザニアシリング(約500円)
ベースボール型シャツ 15.000タンザニアシリング(約750円) 
レギュラーカラーシャツ 15.000タンザニアシリング(約750円)
ストール 2.000タンザニアシリング(約100円)

布代もワックスプリントのキテンゲは6m売りで大体20.000タンザニアシリング〜30.000タンザニアシリング(約1000円〜1500円)なので、それを含めても安いですね!!
ちなみに今回6mの1柄で、スカート1着、Vネックトップス1着、ショーツ1着、ストール1つの4点が作れましたよ。これが限界だそうです。

たくさん作ったオーダーメイド品。
よく見るとイビツな形もありますが、大切な宝物にしたいと思います。




Yoko.





〜ブログランキングに参加しています〜
1日1回のクリックでランキングに反映されます。
▼今日も読んだよ!の応援よろしくお願いします!




【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら