グアテマラの町は、多彩な布たちに囲まれています。布好きとしては、たまりません。
私は、日本の古いBOROと呼ばれる布や着物、藍染、アメリカの抜染で作られたバンダナ、ニューメキシコのチマヨ織物、メキシコの刺繍、インドの木版、アフリカのバティック、フランスのレース、アイルランドのタータンチェック生地など…
各国の布が、気になって気になって仕方がなく、布全般に興味があります。
そこで今回触れた、グアテマラの手織り。
母から子へ代々受け継がれている織物だからゆえに、今も色濃く残るマヤ族の風習なのでしょう。
グアテマラの布のことをもっと知りたくて、ホストマザーに話しをしてみました。
するとお婆ちゃんにスグ話しをしてくれ、庭先で手織りの体験させてもらうことに!
織り機は、木の棒、腰に当てる紐、引っ掛ける場所さえあれば、どこででもできる原始的なもの。
綺麗に並べて張った3mぐらいの縦糸に、ひたすら横糸を通して織り上げていきます。
ピンッと張った糸が美しい。
単純作業そうに見えますが、横糸を通した後きっちり目を詰めるために体力も使うので、腕がプルプル…
お婆ちゃんの軽快なリズムで織り上げるスピードは、私たちの数倍も早く綺麗。流石です。
こうやって織り上げた布は、洋服やスカート、ベルト、頭の髪飾りなどになり、マヤ先住民の普段身につける物たちや、食卓で使われる布として出来上がるのです。
一切、機械を使わず手作業で織り上げられたグアテマラの布たち。
一枚の布が出来上がるまで、相当な時間を費やしてるんです。
実際触れてみて、一つ一つの温もりを感じるグアテマラの織物が更に好きになりました。
次はどこの国の布に出会えるかな。
2 件のコメント :
さっそく素敵な体験ですね!
グアテマラの布が全部手織りな事に驚きです!!
今まで古着で出会ってきた物の背景が福ちゃんを通して覗けて嬉しいです♪
次に出会う伝統生地もまた楽しみにしてます( ´ ▽ ` )ノ
こばちゃーーん!!読んでくれてありがとう!!そこらじゅうで、女性が手織りをしてる風景が見られてとっても面白いよーー。もしかしたら海外向けに大量生産でグアテマラの手織り風みたいなのもあるのかもしれないけど、この地では手織り!感激!!ほんと、いろんな国の生地に出会ったらまた報告します!
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