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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-03-11

長蛇の列!ボリビアからアルゼンチンへの国境越え

たくさんの感動と刺激をもらったウユニの町をいよいよ出発です。
本当にこの町に来れてよかった。

後ろ髪を引かれながら、駅に向かいます。

ウユニ駅からビリャソン駅行きはの列車は2種類。

EXPRESO DEL SUR(急行列車)
→木曜日・日曜日 運行
ウユニ21時40分発、ビリャソン6時5分着
(※2016年2月末現在、日曜日は運休していました。)

WARA WARA DEL SUR(どんこ列車)
→火曜日・金曜日 運行 
ウユニ2時50分発、ビリャソン12時5分着

運賃は、等級車両によって異なり、一番安くてWARA WARA DEL SURの38ボリビアーノ(約646円)から、高くてEXPRESO DEL SURの180ボリビアーノ(約3.060円)までピンキリです。

私たちは、次の出発する列車がEXPRESO DEL SURだったので、その中でも安いSALONという車両にて予約をしました。1人72ボリビアーノ(約1.224円)。

今回はチュンちゃんとあゆかさんと4人で、一緒にアルゼンチンの国境越えを目指します。
この旅始まって以降、いつも2人きりでの移動だったので、他の旅人と初めて一緒に移動です!
お二人から一緒に行きませんか?と誘ってもらえて嬉しかったなぁ。

昼間の閑散としたウユニ駅からは一変、この時間になると、地元の人と観光客が集まります。

列車がウユニ駅にやってきました!
車体にはボリビア国旗が。このボリビア鉄道では、首都ラパスや近隣都市から運ばれる食料なども運ばれる、ボリビアにとっては重要な足となっているのです。

昼間の列車の墓場の後に見る、現役列車は、なんとも誇らしげに見えました。

私たちは手荷物を貨物部分に預け、
予約していた指定席へ座ります。
前方にはテレビも付いていて、映画が流れています。

列車の旅って、なんだか遠足みたいでワクワク!

そんな胸が高まる思いで乗車したのですが、揺れる、揺れる。ガタンゴトンと。

約300キロ、10時間近い移動。ここで寝ないと翌日辛いので、アイマスクに首クッション持参で寝る気満々なのです。しかし次第に冷え込む車内と、予想以上の揺れで、なかなか寝つけません。

毛布を持参して列車に乗り込む地元の人たちの意味が分かりました。

そんな中で、翌朝6時ごろ漸くビリャソン駅に到着!

今度は、ボリビア側からアルゼンチン側へ国境を超える為、ラ・キアカにあるイミグレの場所まで向かいます。

徒歩だと20分ぐらいかかるのですが、私たちは4人いたので、タクシー14ボリビアーノ(約238円)で向かうことに。

ボリビア側の両替所で、持っていた全てのボリビアーノをアルゼンチンペソへ両替します。

そして、ボリビア側から、
アルゼンチン側へ抜けるのですが、
ここからが過酷な国境を越えでした。国境を越えるのに、待ち時間なんと4時間!

ディズニーランドのアトラクション待ちでもこんなに並んだ事ありません。
しかし陸路での国境を越えは、ここを通らずしてアルゼンチン側には行けないので、意を決して長蛇の列に飛び込みます。
列の先には窓口がいくつかあり、アルゼンチン人専用、自転車で移動する人専用、観光客専用と分かれています。
この長蛇の列になっている原因は分かってるんです。大勢の国境を越えをする人に対して、手続きをするスタンプを押す人が、各窓口に対して1人しかいないのです。まだここはボリビア。

なのに、手荷物検査は呆気なく速攻で終わりました。

こんだけ毎日毎日並ぶ人がいるんだから、もっとイミグレの窓口増やすか、審査官を増員すればいいのに…

ちなみにアルゼンチン側からボリビアに抜けるイミグレは審査官も多く、全く人が並んでいません。

ボリビアとアルゼンチンの見えない国境の差が、ここで見えました。

しかし、私たちは4人で並んでいたお陰で、お喋りしていたら退屈もせず過ごすことができました。
ありがとう、チュンちゃんとあゆかさん。

無事にアルゼンチン側へ国境を超えた私たち。この時点で、時計は11時近くを指していました。

お次は、ここラ・キアカからフフイという町まで更に4時間かけてバスで南下!
フフイ周辺には、南米のグランドキャニオンも言われている大自然が待っているからです。

再度タクシーに乗り込み、バスターミナルまで向かいます。25アルゼンチンペソ(約200円)。

そしてバスターミナルでフフイ行きのバスチケットを購入し、いよいよ本日の目的地フフイへ。
私たちはJAMA BUS社で1人145アルゼンチンペソ(約1.160円)で購入。
アルパカの車体が可愛いバスです。

昨日のウユニ駅から出て、総移動時間まもなく約20時間。

列車からのバスに乗り換えて、さすがに疲れていましたが、フフイに向かうバスからの眺めは絶景!
ペルー、ボリビアに比べて、道がとっても綺麗に舗装され、バスも揺れずに快適です。
しばらく走ると、世界遺産ともなっているウマワカ渓谷を通過。

ウネウネとした色彩豊かな地層は、アンデス山脈の川の侵食によってできたものなんですって。
雄大な風景、
そして、ニョキニョキと生えた巨大なサボテン群がお目見えです。

見たことのない光景に、一気に疲れが吹き飛びました。

そんなバスの車窓から見える景色を楽しんでいたらフフイに到着。
すでに夕方回っていますが、これから宿探しです。

フフイは町としては小さくないのに観光客があまり多くないようで、安宿が殆どなくて探すのに一苦労!!目に飛び込んだホテルを片っ端から値段を聞きまわり、ようやく今晩の宿ロスアンデスに辿り着きました。私たちが泊まったのは、個室でシャワートイレ共有、1泊300アルゼンチンペソ(1人約1.200円)。
今夜は爆睡です。





Yoko.



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