ボリビアのラパスに到着した私たちは、とある女の子に連絡しました。
以前、世界一周をした友人が、ラパスで出会った女の子を紹介してくれ、私たちのことをその子に事前に連絡をしてくれていました。
その女の子の名前はアンドレア(通称:アンちゃん)。日本語を勉強している19歳の大学生です。彼女は、このラパス生まれラパス育ち。
友人からお互いの連絡先を伝えてもらっていたので、ラパスに着いた旨をアンちゃんにメッセージを送ってみました。
そしたら、すぐに返事が!
「今日、夜空いていますか?サン・フランシスコ教会わかりますか?18時に来れますか?」と。
綺麗な日本語でメッセージがきました。
右も左も分からないボリビア。サン・フランシスコ教会はラパスの中心にそびえ立つ、1549年に建てられたとっても古くて大きな教会。地図上で調べ、その教会を見つけました。
「では、18時に教会で会いましょう!」と返事する私。
こんな待ち合わせ、なんだか緊張するなぁ。
それまで時間がある私たちは、ラパスの町を歩いてみることにしました。
治安がよろしくないと言われているボリビア。外出する時も部屋に置いていく荷物は、荷物ごと持って行かれないようにチェーンロックの鍵で家具に括り付けます。宿の人も信用できない南米。もちろん全員がそうではありませんが、油断できません。
まずは、ボリビアの外貨を入手する為に、銀行へ。
ATMの手数料が無料の「BANCO NACIONAL DE BOLIVIA」にて国際キャッシングをしました。
このBANCO NACIONAL DE BOLIVIAの通りは銀行街。道の両側にはぎっしりと銀行が立ち並びます。もしかしたら他の銀行も手数料無料のATMがあるのかもしれませんが、ここは銀行自体も大きく、警備員も常駐しているのでここに行きました。
ペルーもそうでしたがボリビアは、偽札が多く出回っているらしく、高額紙幣を使うお店や宿では必ずと言っていいほど偽札ではないか、厳重にチェックされます。見分け方としては、表側を透かして見た時に、左から3分の1くらいのところに、細いラインが縦に入っているかどうか。入っていなければ偽札となるので、その都度チェックが必要です。
無事に正しいボリビア外貨を入手し、お腹が空いた私たちは、昼食を食べに日本食料理屋「ケンちゃん」に行きました。
このケンちゃんは、オーナーさんが日本人の男性で、旅をしていてボリビア人の女性と結婚されて始めたという日本食レストラン。
テーブルについたと同時に出てくる麦茶とおしぼりは、まさに日本のレストランに来ているみたいでした。
メニューもかなり多く、日本人観光客と地元の人で賑わう店内。
私は、コロッケ定食。47ボリビアーノ(約800円)
Mistuさんは、エビフライ定食。66ボリビアーノ(約1.122円)
高いっっっ!!!
予算オーバーでしたが、どうしても行きたかったというMitsuさんに、他で節約することを約束をもとに行きました。
まぁ美味しかったから、たまにの贅沢としよう。
再度ラパスの町を散策。
お土産やさんがぎっしり並ぶ通りもあります。
アルパカ100%のニット製品は、ペルーよりも種類が豊富!しかもベイビーアルパカじゃありませんか。
とっても肌触りが良いしデザインも可愛いです。
そして、ラパスの中心にある大きな公園、ムリョリョ広場。
ムリョリョとは、ボリビアが独立した際の英雄「ムリョリョ」が由来。公園の中心には、ムリョリョの銅像があります。
ラパスの町は、山の斜面を活かした町で、町自体がすり鉢状になっているので、とにかく傾斜が多い!歩くのが大変です。
そうこうしているうちに、アンちゃんとの待ち合わせの18時が近づいた頃、突然の土砂降り!!
さっきまで雨降っていなかったのに、すごい雷です。
土地感がない私たちに気を使ってくれたアンちゃんは、大雨の中、私たちの宿まで来てくれることになりました。
「アンちゃんだーー!初めまして!」
日本語がとっても上手な女の子です。
雨がおさまるまで、しばらく私たちの宿にあるソファーでお喋りすることに。
日本語の他に、フランス語を勉強していて、教科書を見せてくれたり、ボリビアについてお話ししてくれました。
気になるは、ボリビアの治安のこと。同じボリビア人同士であっても、スリはよくあるんですって。アンちゃんも財布や携帯をカバンから取られたことがあるそう。そして、その盗んだ物はお金に変えるんですって。
ひどいな、、、。
頑張って稼いだり貯めた金品を、一瞬にして奪い取るなんて。金額は小さくても、奪おうとする心が許せません。
雨も弱まり、一緒に夕食を食べることにしました。
ボリビア料理が食べたい!という私たちのリクエストにより、アンちゃんが連れて行ってくれたのは、昨日食べに行ったジャッキーチェーンの向かい側にあるalayaというレストランへ。
私たちが頼んだのは、お正月の時など、おめでたい時に食べるボリビア料理。(名前忘れてしまいました…)
このお肉の下には、
かなりのボリュームだったので、これをみんなでシェアすることに。
アンちゃんのお家でも、お正月前になるとお母さんが、この豚肉の下準備を大量に仕込むんですって!
ピリッとスパイスが効いている豚肉、そして御飯が欲しくなる味です。
デキャンタの搾りたて桃ジュースと一緒に頼んで66ボリビアーノ(約1.122円)。
アンちゃんとお話ししながらのお食事。会う前は、どんな子なんだろうとちょっと緊張気味な私たちでしたが、食事の頃には、いつのまにか緊張もどこかへいっていました。
今日雨が降っていなかったら、ラパスの夜景を見せに連れて行きたかったんですって。
展望台行きのバス乗り場があるサン・フランシスコ教会で、当初待ち合わせしていたのも、それがあってのことなんですって。
アンちゃん優しい…
そんなアンちゃんオススメの夜景、私たちも見たいなぁ。
2 件のコメント :
ラパス、そんな危ないんだ〜。とにかく気をつけて!そういやこないだナポリでひったくりに遭ったわ。。被害最小限でケガもなかったので良かったけど。。
マルヤマ
丸山さん、ナポリでひったくりにあっただなんて…怪我なく不幸中の幸いでしたね。。ヨーロッパも多いですね。。私たちも常に警戒しまくってます。。ふく
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