この旅スタートの1カ国目ともあって、ザックに仕舞い込んだはずのアレはどこだ?とか、費用管理、何をどのくらいのペースでやれば良いのか、手探り状態でのグアテマラでした。スペイン語はほぼ無知の中、ましてや英語もあまり通じない国で、何とかコミュニケーションを取ろうと学び始めたスペイン語を必死で勉強。今では簡単な会話まではできるようになりましたが、それでもまだまだ分からないことだらけ。旅をしながら少しでも習得できればと思います。
グアテマラってどんな町?
①アンティグア
私たちが訪れたアンティグアは、町自体が世界遺産ということもあって多くの観光客がいました。建物そのものは古いが壁は色鮮やかに塗られ、カラフルな町並み。かつての首都だったアンティグアは、1717年に起きた大地震によって首都が現在のグアテマラシティへと移されます。政府に見捨てられたアンティグアは、かえって地震の時に壊滅した建物もそのまま残し、古都として世界遺産となりました。現在はおしゃれなカフェやお土産やさんが多く立ち並んでいます。
②サンペドロ・ラ・ラグーナ
アンティグアより、さらに山奥へバスで進むむこと3時間。そこには世界一美しいと言われる「アティトラン湖」があります。アティトラン湖の周辺には6つの村があり、サンペドロ・ラ・ラグーナもその一つ。ティピルと呼ばれる民族衣装を身に纏ったマヤ先住民たちが多く暮らしています。私たちは、ここでスペイン語留学とホームステイを決めた場所でもあり、マヤ民族の家庭でのホームステイは、グアテマラ人の生活を垣間見ることができました。周辺の村への散策や、さらにバスで約3時間ほど山を越えると、グアテマラ最大の市場「チチカステナンゴ」にも日帰りで行くことができます。
↑おじいちゃん達は皆ハットを被っていてカッコ良かった
どちらの町も、民族衣装衣装を身に纏っている人を見かけました。田舎へ行けば行くほど手織りの風習が色濃く残っており、普段着る衣装や、荷物を運ぶ時に使う風呂敷みたいな布等、生活のあらゆる場面で使われていました。
布好きな私は、これらを見るだけでとてもワクワクしました。
グアテマラでの移動は?
私たちは、基本的には観光客が乗るシャトルバスを使って移動しました。ハイエースみたいな大型ワゴンにぎゅうぎゅうに乗ることが多かったです。ザックなどの荷物は天井に積み上げられます。
グアテマラでの移動は?
私たちは、基本的には観光客が乗るシャトルバスを使って移動しました。ハイエースみたいな大型ワゴンにぎゅうぎゅうに乗ることが多かったです。ザックなどの荷物は天井に積み上げられます。
↑シャトルバス
一方で地元の人が乗るバスもあります。通称「チキンバス」と呼ばれているものでデコレーションが激しいローカルバスです。どうやらスクールバスを再利用したものが多いとか。シャトルバスよりもはるかに安く乗車できるのですが、なんとこのチキンバスは強盗が多発するらしいのです。強盗の手口としては、乗客のふりをして乗った犯人が拳銃を持って金品を巻き上げるというもの。銃を乱射することはないものの、実際に財布を盗られたなどの被害にあった日本人も少なくはないようです。デコラティブなバスを見ているだけは楽しいのですが、恐ろしいバスです。
一方で地元の人が乗るバスもあります。通称「チキンバス」と呼ばれているものでデコレーションが激しいローカルバスです。どうやらスクールバスを再利用したものが多いとか。シャトルバスよりもはるかに安く乗車できるのですが、なんとこのチキンバスは強盗が多発するらしいのです。強盗の手口としては、乗客のふりをして乗った犯人が拳銃を持って金品を巻き上げるというもの。銃を乱射することはないものの、実際に財布を盗られたなどの被害にあった日本人も少なくはないようです。デコラティブなバスを見ているだけは楽しいのですが、恐ろしいバスです。
↑後ろには〔SCHOOL BUS〕の文字がそのまま残ってるチキンバスもいました
トゥクトゥクも至る所で見かけました。こちらも地元の人たちは多く利用しているバイクタクシー。ドライバーは、観光客にも「乗らないか?」と頻繁に声を掛けてきます。が、私たちはトゥクトゥクで行ける場所は、基本的には歩いていくので一度も乗りませんでした。
↑トゥクトゥクがあちらこちらに
グアテマラの料理ってどんなの?
基本的には、どんな料理にも主食であるトルティーヤが付いている印象。お肉にもトルティーヤ、パスタにもトルティーヤ、スープにもトルティーヤ。
初めはトルティーヤ食べ過ぎて飽きないか心配でしたが、むしろ大好物になってしまいました。焼立てが断然美味しいです。メイン料理に関しても、これは苦手だ…というのが一つもなく、食べやすい味付けでした。食事に出るお肉は鶏肉がほとんど。魚は一度も食べていません。
グアテマラの料理ってどんなの?
基本的には、どんな料理にも主食であるトルティーヤが付いている印象。お肉にもトルティーヤ、パスタにもトルティーヤ、スープにもトルティーヤ。
初めはトルティーヤ食べ過ぎて飽きないか心配でしたが、むしろ大好物になってしまいました。焼立てが断然美味しいです。メイン料理に関しても、これは苦手だ…というのが一つもなく、食べやすい味付けでした。食事に出るお肉は鶏肉がほとんど。魚は一度も食べていません。
グアテマラの相場って?
ペットボトルの水 5ケツァール(約80円)
ビール 5ケツァール(約80円)
パスタ麺 4ケツァール(約64円)
アボカド1個 3ケツァール(48円)
トルティーヤ4枚 1ケツァール(約16円)
パン1個 1ケツァール(約16円)
上記はスーパーなど地元庶民が購入している相場です。
カフェやレストランは観光客向けとなり、コーヒー1杯10〜15ケツァール(約160〜256円)、ランチ30〜50ケツァール(約480〜800円)と割高になります。
さて、グアテマラ滞在中に使った費用をまとめました。
他国よりも物価がとても安いので想定よりも抑えられましたが、物価の高いアメリカやヨーロッパなどは同じようにはいきません。私たちは楽しみたい時はケチらず楽しみたいし、その為にも節約できるところはしていき、バランスを調整しながら旅を続けていきたいと思います。
グアテマラに滞在して感じたこと。それは、世界一周をしている日本人が、自分たちが思っていた以上に多いということ。グアテマラは、日本から直行便がなく行きづらい場所にある為、そこで出会う日本人は、長期の旅行者ばかりでした。初めて出会う人からは「一周中ですか?」とか「次はどちらへ行かれるんですか?」というような質問が自然とありました。その多くの人は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、そして北米、中米、南米という西周りのルートがほとんどなので、グアテマラで出会う人は、すでに多くの国を回って色んなものを見てきた人たちがほとんどでした。就職先が決まって仕事が始まる前に旅をしている大学生、自分たちと同じように仕事や家など何もかも区切りをつけてきた人たち、定年退職後に日本からバイクで世界を横断しているおじさん。年齢はそれぞれ異なりますが、社会に出て10〜15年近く経った同世代である30代が多かったのが意外でした。私たちは2人でいる時、「世界一周することが目的ではない」とよく話します。TVや雑誌、インターネットでしか見たことのなかった知らない世界を、自分の目で見て、直接感じたい、ただそれだけなのです。
私たちは、まだまだスタートしたばかり!
いよいよ明日から、2カ国目のキューバに入国です。
昨年、54年ぶりに国交断絶していたアメリカとの回復が決まったキューバ。
アメ車に、葉巻に、モヒート。そしてヘミングウェイにチェ・ゲバラ。
国交断絶する前の、50年代のアメリカがそのまま残っていると言われている。
一体、どんな国なのでしょうか。
まだインターネット環境がちゃんと整っていないキューバでは、ブログの更新やLINE等が途絶えてしまうことになりそうです。2/8(日本時間だと2/9かな)にメキシコへ移動しますので、またインターネット環境が整ったらキューバで過ごした日々を綴りたいと思います。
Yoko.
▼その他の世界一周情報はこちらから
5 件のコメント :
グアテマラのカラフルな日々のブログ、とっても楽しませてもらいました!!
物価の安さは目を疑いますね!
そして次のキューバ、50年代のアメリカが現代で覗けるなんて、かなりワクワクですね!
引き続き楽しんで下さいね〜(^ ^)
こばちゃん!そうなの、グアテマラの物価は中南米の中でも特に安いみたい。楽しんでくれて私も嬉し!いつも読んでくれてありがとー!キューバ情報も楽しみにしててね!!ふく
Hola!!
como estas? Qué tal?
Qué te vaya bien!
Suerte!!!
帽子のおじさんの靴がホスイ!!。
中澤さん!読んで下さっていて有難うございます!!おじさんスタイル、とてもかっこ良かったです。
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