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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-03-13

アルゼンチンにある七色の丘!

ボリビアとチリ、そしてアルゼンチンの国境に接しているフフイ州。国境を超えたからといって、国をまたいで壮大なアンデス山脈はまだまだ続いています。

フフイまで向かうバスでウマワカ渓谷を通過しただけでも「ここが南米のグランドキャニオンかー!」と納得されられる景色。

このウマワカ渓谷は170kmに渡り、世界遺産に登録されている渓谷。Mitsuさんと私は、この渓谷をゆっくり楽しむ為に、渓谷の中でもとりわけ美しいと言われているプルママルカという小さな村へ、フフイの町から日帰りで行くことにしました。


ここプルママルカは昨日バスで通った道から少し奥まった場所にある為、プルママルカ行きのバスに乗らないと行くことができません。旅行会社のツアーも多く出ているようですが、私たちは自分たちで行くことに。

まず、私たちが泊まっている宿があるフフイのセントロ(中心街)からバスターミナルまで向かいます。バスターミナルはフフイの郊外にあり、そこまでは路線バスで向かうことに。
1人5.5アルゼンチンペソ(約44円)。
到着したバスターミナルはとても大きくて綺麗!まるで空港みたいです。


バスターミナルからは、プルママルカ行きの大型バスに乗り込みます。
1人片道42アルゼンチンペソ(約336円)。

フフイを出て1時間でプルママルカに到着!

バスを降り、お土産さんが並ぶ入り口を抜けます

徐々に見えてくる山々。


「何じゃこりゃ!!」

2人、口を揃えて出た言葉でした。


目に飛び込む色鮮やかな岩肌。見事な景観です。
早速、1時間ほどのトレッキングコースを歩いてみることに。
至る所に生えているサボテン。

トレッキングコースの途中、レンガ干しのこんな建物群を抜けていくと
こんな可愛らしい建物が目に入ってきました。何だろう?
その正体は素敵なホテルでした。こんな大自然の中で泊まるホテル、朝の目覚めも心地よいだろなぁ〜。


続けて歩きます。
プルママルカの山は、川の侵食によってできた地層がむき出しになっているのですが、様々な鉱山資源が含まれているんですって。
青緑は硫酸銅、黄色は酸化鉄、紫はマンガン、赤は鉄、といった具合に鉱物の種類によって色が異なってくるのです。これらが美しい地層のグラデーションとなり、「七色の丘」と呼ばれているのです。

自然の力、偉大だな、、、
「南米のグランドキャニオン」という、いかにも2番目みたいな立ち位置ではなく、もっと世界に打ち出しても良いレベルなのになぁ。
隣同士並ぶ山でも、はっきりと色が分かれている不思議な風景。

1時間のちょうど良いトレッキングコースを満喫した私たちは、村の中心にあるお土産やさんを覗いてみることにしました。

ここは色んな天然石も採掘されるそうです。
このように鉱山の中にある天然石を削っていったのが、こちら。
 
紫色に輝くアメジストや
ブルーがとっても綺麗に輝くラピスラズリの原石!昨年私は毎日このラピスラズリのリングを身につけていました。
磨くと、こんなに綺麗なブルーをしてるんです。

綺麗なバラ色をしているロードクロサイト。かつてインカ道であったこの地で採れることから、別名インカローズとも呼ばれています。

そして真っ黒いオニキスや、その他様々な石を使ったジュエリーたち。
南米は銀も採掘されるので、土台もシルバー925です。
シルバーを使ったこんな可愛いバングルも!

見てるだけでも楽しいなぁ。

そして、このポンポンをやたら見かけます。
店員さんに聞いてみたところ、昔からの伝統衣装として、頭に巻いたり、ベルト飾りとして使うのだそう。

そんなポンポンを使ったアクセサリーなんかもありました。

赤土を使った陶器も有名です。

そして、あることに気づきます。

穴がポコポコ空いている木材で作られた小物入れや、
大きいものでは家具やドア、

天井までも使われているのをよく見かけるということに。
実はこれ、サボテンの芯を乾燥させたものなんですって。 

ちなみにこれです。
サボテンは朽ちると、中にあるこのような硬い芯が出て、立派な木材へと変わります。この辺りの家やベンチ、看板などに良く使われていました。
とある建物の入り口には、乾燥サボテンを使ったこんな可愛らしい飾りもありました。


1年で1cmぐらいしか伸びないサボテン。
このサボテンぐらいの大きさだと、樹齢500年ぐらいでしょうか。

生涯を終え、朽ちた後も大切に使い続けるサボテン。

ここウマワカ渓谷周辺には、こんな巨大なサボテンがたくさん生えています。

そんな昔からずっとこの場所にいるサボテン。時代の変化をずっと見守ってきているんだろうなぁ。


プルママルカの村を堪能し、また同じバスでフフイまで戻りました。

3時間もあれば見て回れる小さな村、プルママルカ。見応え十分の村でした。



Yoko.




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