ラパってご存知ですか?
リオで今人気の町「ラパ地区」のこと。
旧市街にあり、そこには所狭しとライブハウスが集まるエリアで、ボサノバやサンバ、ショーロ、ロックなど、音楽を聞きながら踊り楽しむという場所です。
今日は私たちがリオ最後の夜ということで、エルサやエルサの息子チャゴ、そしてチャゴの彼女が、ラパに行かない??と誘ってくれたのです。
私たちもガイドブックに載っていて気になっていたものの、夜遅いので私たちだけだと治安も危ない為行くのを断念していたので、まさか行けるなんて!
もちろん私たちは連れて行ってもらうことにしました。
エリサの家から車で30分ぐらいの場所で、チャゴが運転してくれました。
週末になると、夜9時ぐらいからオープンのそこら中にあるライブハウスは、店の外まで人が溢れるほど大盛況!
店の中に入ると、お客さんは生演奏のサンバやボサノバに合わせて楽しそうに踊っていました。
私たちもお酒を頼み、しばらくしてから踊ってみることに!
チャゴの彼女が、踊り方を教えてくれました。
簡単そうに踊るブラジル人。
なのに、む、む、難しい!
見よう見まねで踊りながら、私たちも楽しみました。
なにより生演奏の迫力に圧倒!!
ラパを3時間ほど楽しみ、エルサたちが、とある所に私たちを連れて行ってくれました。
エスカダリア セラロンという場所。
今は亡きホルヘ セラロンさんというチリ出身の芸術家が約20年かけて造られたタイルの階段なんだそうです。
今は亡きホルヘ セラロンさんというチリ出身の芸術家が約20年かけて造られたタイルの階段なんだそうです。
ここはタイルで表現されたポップなイラストが、階段や壁までぎっしり!
週末ということもあり、夜0時過ぎにも関わらず、多くの若者たちが集まっていました。
ぎっしり詰まったタイルに圧巻です。
周辺を散歩がてら歩きながら、駐車していた車のところまで戻りました。
家に帰っている途中、有名なスタジアムに寄ってくれました!
ここは1950年に第4回ワールドカップ開催のために作られたマラカナン スタジアムです。
2年前のワールドカップもここで行われたのですが、収容人数なんと11万5000人を誇る巨大スタジアムで世界規模最大なんですって!
サッカー好きにはたまらない場所ですね。
そしてサッカー強豪国ブラジルには、約1万5000人のサッカー選手が登録されているらしく、サッカー少年たちの憧れのスタジアムでもあるのだそう。
ここで多くの有名な選手が育っていったんだなぁと思うと、力強いエネルギーをもらったような気がしました。
私たちは、明日の早朝にはリオデジャネイロを去らなければなりません。
と同時に、私たちの約5ヶ月に及ぶ南米大陸の旅も終わり。
いよいよなんだ、、、
ブラジルでは弓場農場で思いがけない出会いから始まり、サンパウロ、そしてリオデジャネイロととても感謝しきれないほどの素敵な出会いに恵まれた国でした。
宿に一度も泊まることなく、ブラジルの家に泊まることができ、ブラジル人の生活が垣間見ることができた希少な日々でした。
またブラジルに改めて来たい!
またお世話になった人たちに会いに行きたい!
そう思わせてくれる国でもありました。
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