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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



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2017-07-24

【連載】熊本日日新聞 宇土市北部限定の地域新聞〝すぽっとらいと〟第6話

平成29年7月16日(日)発行のすぽっとらいとに、私たちの旅コラム第6話が掲載されました。
熊本日日新聞を購読されているお宅へ配布されている宇土市北部限定の〝すぽっとらいと〟は、その名の通り、地域の人々の活動にスポットライトを当てて紹介する地方新聞です。

Yoko.





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2016-07-07

ブラジル滞在のまとめ

ブラジル滞在は、6/1~6/18の18日間滞在しました。
南米大陸の約半分の面積を占めるブラジル。世界5位でもある国土面積を持ち、地域によって異なる環境や文化がありました。そして8月にリオ デ ジャネイロでオリンピックを控えているだけあって、街中は新スポットができていたり、路面電車が走り出したりと、オリンピックに向けての整備が大詰め!そんな中、都会に行けば行くほど観光客を狙った強盗やひったくりが多いと聞いていて構えて入国しましたが、出会ったブラジル人のお陰で、濃厚な18日間を満喫することができました。


ブラジルってどんな国?
①イグアスの滝(フォスド イグアス)
ブラジルとアルゼンチンの国境にある、世界三大瀑布と呼ばれるイグアスの滝。全長4kmに渡り、大小300本もの迫力ある滝は、ものすごい水しぶきを浴びながら、目の前まで近づくことができて圧巻!!雨具を着ていないとズブ濡れになるほどでした。アルゼンチン側からも、ブラジル側からも眺めることができるイグアスの滝ですが、私たちは滝全体を見渡すことができるブラジル側から観光しました。天気が良い日は、あちらこちらで虹を見ることができます。




②弓場農場(アリアンサ村)
戦前の日本はとても貧しく、仕事がない状況で生活することすらままらならい状況だったと言います。当時日本政府から宣言されたのが「海外移民」の募集でした。南米に行ったら、好きなだけ農場ができるという野望を抱いて多くの人々が南米へ渡りました。この弓場農場の創設者、弓場勇さんもその一人。日本から1926年にブラジル移民をした弓場勇さん率いる7名の仲間たちによって1935年に創設された弓場農場。80年経った現在でも26家族が共同生活しながらグアバやオクラ、カボチャ、椎茸などを卸したり、野菜の加工品などが収入源。また食事はもちろん調味料から洗剤まで自給自足率約7割という弓場農場は、私たちのような旅行者は、農業のお手伝いをする代わりに、無償で食事と寝床を提供してくれると受け入れを創設当初から行っていらっしゃいます。



③サン パウロ
南米最大の近代都市サン パウロ。ブラジルの国内総生産のおよそ半分がここサン パウロで生まれているそうで、目の前には高層ビルが建ち並び、ブラジルの経済を支えている場所でもあります。南米移民をした日系人も多いサン パウロには、日本食レストランやスーパーが集まるリベルダージと呼ばれる東洋人があります。ここには日本を連想させてくれる大きな鳥居や、日本庭園がある公園、小紋柄のタイルなど、日本人街と言っても良いほどで、多くの日系人や観光客で賑わっていました。また私たちは、弓場農場で出会った、サンパウロ出身のプリスシィラの家にお邪魔し、中心街の観光から、通常のツアー観光ではいけないようなグラフィティアーティストのアトリエまで案内してもらい、実際に多くのブラジル人と触れ合うことでブラジルに興味を持つきっかけにもなりました。




④リオ デ ジャネイロ
リオといえば、世界最大のカーニバル「リオのカーニバル」!サンバやボサノバの音楽が生活に寄り添っているブラジルですが、特にラパ地区にはライブハウスが集まって踊り楽しむ人々で溢れていました。そしてリオの象徴「コルコバードの丘」や「ボン ジ アスカール」など街を一望できる展望スポットが目白押し。さらに昨年の年末に出来たばかりの「Museu do Amanhã」は、斬新な建築がとても魅力的。港沿いにあるので、のんびりお散歩するだけでもとても気持ちが良い場所だと思います。また1950年の第4回ワールドカップのために創られた世界最大規模のスタジアム「マナカラン スタジアム」は、サッカー強豪国ブラジルのサッカー少年が憧れる聖地。さらにボサノバの名曲「イパネマの娘」が舞台になった「イパネマビーチ」や、「コパカバーナビーチ」など、夏を満喫するスポットも。そんな海外からの観光客も楽しめる観光スポットが充実しているリオは、まさに間もなく始まるオリンピック開催にふさわしい都市なのではないでしょうか。



ブラジルでの移動は?
サン パウロや リオでは、地元人の足でもあるメトロや路線バスに乗りながら移動をしました。中心部のメトロは一律4.1レアル(約123円)、バスは3.8レアル(約114円)でした。イグアスの滝があるフォスド イグアスから弓場農場があるアリアンサ村、アリアンサ村からサン パウロ、サン パウロからリオ デジャネイロなど、8時間以上を超える長距離では、長距離専用の大型バスで移動しました。



ブラジルの相場って?
都会に行けば行くほど、レストランやや観光スポットの入場料を中心に、観光客が集まるエリアの物価は高く感じました。しかしそれらを上回るほどの価値があり、素晴らしい景観に出会わせてくれたブラジルでした。
ブラジルの老舗ビーチサンダルブランドhavaiansは、日本で買うより半額以下の激安でした。物価の高いブラジルでも、ブラジル産のものは安いですね!


イグアスの滝入園料1人 57.3レアル(約1719円)
コルコバードの丘に行く鉄道往復1人 56レアル(約1680円)
ボンジ ア スカール1人 76レアル(約2280円)
沖縄そば 22レアル(約660円)
売店でのコーヒー1杯 3.5レアル(約105円)
ハワイアナス定番ビーチサンダル1足 27.47レアル(約823円)


さて、ブラジル滞在費をまとめてみました。

物価が高いと言われているブラジルで、驚きの1日1人1.783円という費用でした。
この要因は明らかで、宿泊費も高いブラジルにも関わらず、私たちは弓場農場を始め、出会ったブラジル人に大変ご縁があってお宅に泊めさせていただき、なんとブラジルでの宿泊費は旅始まって以来初めてのゼロという奇跡が起きたのです。

ブラジルの言語ポルトガル語がチンプンカンプンな私たちでしたが、多くのブラジル人、日系人に触れ合ってブラジルという国に魅せられた18日間。音楽が流れればリズムにのり、陽気な人柄、人の温かさに支えられ、ブラジルがとても好きになりました。そんな中、行く先々で治安には気を付けて!と地元の人からも言われるほど治安がよろしくないブラジルでは、もちろん治安にも注意しました。街中やバス、メトロの中でi phoneやカメラを使うときは、隠しながら使いました。またブラジルに行きたいなぁ。


Yoko.





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2016-07-06

南米大陸から北米大陸へ移動。果たして無事にアメリカ入国できるのか?!

私たちは、リオデジャネイロ空港を朝8時発の便を予約していました。


その為、早起きをして朝5時半にはエルサの家からタクシーで出発することに。


昨夜行ったラパの余韻を少し感じながら、チャゴが事前に予約してくれていたタクシーが迎えに来てくれました。


早朝にも関わらず、見送ってくれたエルサ。


私たちが、ずっとブラジルのコーヒーが美味しい美味しい言っていたのを聞いていたエルサは、別れ際にブラジルのコーヒー豆をプレゼントしてくれました。
「これを飲んで、私たちのことを思い出してね」 と。

もう別れ際、Mitsuさんも私も涙を堪えるのに必死でした。


「日本に来ることがあれば、必ず連絡してね!またブラジルに来るから!」


と約束をし、エルサに手作りした折り紙を渡して家を後にしました。


リオデジャネイロ空港に着き、AVIANCA航空
のカウンターでチェックイン。
アメリカ入国するには、アメリカ観光VISAのESTAと、出国するチケットを持っておかなければなりません。

私たちはいつ聞かれても応えれるように、準備してカウンターへ向かいました。


早速、カウンターのお姉さんからの質問。
きたきたきた。

お姉さん「アメリカ出国のチケットは持っていますか?」

私たち「ハイ、持っています。◯月◯日にロンドン行きのチケットを予約しています。」

お姉さん「マイアミでの滞在先の住所を教えて下さい」

私たち「えーっと…レンタカー借りてアメリカ横断するので、ホテルには泊まらないんですけど…」

お姉さん「入国するにあたって、マイアミ滞在先の住所を登録する必要があります。でないと入国できません。」

私たち「…。」

マイアミで念のためチェックしていた安宿の住所を伝えました。あとあと結局泊まりませんでしたが…。

お姉さん「ESTA取得のコピーを見せて下さい」

私たち「ESTAには確かに登録しているのですが、コピーは持っていません。」

お姉さん「確認できるものが無いと航空チケットを発行することができません。」

私たち「えーーー!!?そんな…」


これまで何度もアメリカ入国してきましたが、ESTAの提示を求められたことなんて1度もなかったので、コピーの用意をしていなかった私たち。。

どうしよう…。


その時、パソコンにESTAを登録した時に登録画面をデータとして保存していたのを思い出し、パソコンを開いてフォルダを探したらありました!!


良かったぁぁぁぁ。


チェックインカウンターで足止め30分ほどかかり、無事にチェックインできました。


アメリカ入国する方、ESTAは念のため登録画面をコピーもしくは申請番号?なるものをメモしておいて下さいね。


私たちがたまたま行き先としていたマイアミが、先日テロが起きたばかりで厳戒態勢だったのかもしれませんが。

そしてつい最近、2011年以降に中東へ行った履歴がある人はESTAではなく約2万円ほどするVISAが必要になったらしいのです。

私たちは幸いにも東回りで旅をしているのでESTAだけで大丈夫でした。

もし西回りで旅していたらアウトだったろな。。



AVIANCA航空
リオデジャネイロ→ボゴタ  6時間30分

トランジット 19時間30分

ボゴタ→マイアミ 4時間
@42.000円


コロンビアのボゴタ空港で、なんと19時間半の乗り換え待ち。
色々調べた結果の最安値のチケットがこれだったので仕方ありません。
空港内の椅子で仮眠しました。

そして朝方は私たちにとっては最強カード「プライオリティパスカード」でラウンジを利用できたのでラッキー。
軽食ですが食事や、シャワーも無料!

前回もAVIANCAのラウンジに来た時、シャワーのアメニティはロクシタンでしたが、今回はLOTO DEL SURというブランドのものでした。

Mitsuさんはしっかりビールもいただきました。

ボゴタでは、リオオリンピックの関係者らしき人もいました。
自転車とヘルメット持っていたので、トラックレースの選手なのかな。


丸2日間かけて南米大陸から北米大陸へ移動。

これからマイアミに入国したら、いよいよ3週間レンタカー借りてアメリカ大陸を西へ向かって横断していくアメリカドライブの旅が始まります!!

Yoko.





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2016-07-05

リオの注目エリア、ラパで踊ろう♩

ラパってご存知ですか?

リオで今人気の町「ラパ地区」のこと。
旧市街にあり、そこには所狭しとライブハウスが集まるエリアで、ボサノバやサンバ、ショーロ、ロックなど、音楽を聞きながら踊り楽しむという場所です。

今日は私たちがリオ最後の夜ということで、エルサやエルサの息子チャゴ、そしてチャゴの彼女が、ラパに行かない??と誘ってくれたのです。
私たちもガイドブックに載っていて気になっていたものの、夜遅いので私たちだけだと治安も危ない為行くのを断念していたので、まさか行けるなんて!

もちろん私たちは連れて行ってもらうことにしました。

エリサの家から車で30分ぐらいの場所で、チャゴが運転してくれました。

週末になると、夜9時ぐらいからオープンのそこら中にあるライブハウスは、店の外まで人が溢れるほど大盛況!
店の中に入ると、お客さんは生演奏のサンバやボサノバに合わせて楽しそうに踊っていました。
私たちもお酒を頼み、しばらくしてから踊ってみることに!

チャゴの彼女が、踊り方を教えてくれました。
簡単そうに踊るブラジル人。
なのに、む、む、難しい!

見よう見まねで踊りながら、私たちも楽しみました。
なにより生演奏の迫力に圧倒!!
ラパを3時間ほど楽しみ、エルサたちが、とある所に私たちを連れて行ってくれました。

エスカダリア セラロンという場所。
今は亡きホルヘ セラロンさんというチリ出身の芸術家が約20年かけて造られたタイルの階段なんだそうです。
ここはタイルで表現されたポップなイラストが、階段や壁までぎっしり!
週末ということもあり、夜0時過ぎにも関わらず、多くの若者たちが集まっていました。
ぎっしり詰まったタイルに圧巻です。
そしてここでも音楽があちらこちらから流れていてパワーがみなぎっていました。凄いなぁ。

周辺を散歩がてら歩きながら、駐車していた車のところまで戻りました。


家に帰っている途中、有名なスタジアムに寄ってくれました!
ここは1950年に第4回ワールドカップ開催のために作られたマラカナン スタジアムです。
2年前のワールドカップもここで行われたのですが、収容人数なんと11万5000人を誇る巨大スタジアムで世界規模最大なんですって!


サッカー好きにはたまらない場所ですね。
そしてサッカー強豪国ブラジルには、約1万5000人のサッカー選手が登録されているらしく、サッカー少年たちの憧れのスタジアムでもあるのだそう。
ここで多くの有名な選手が育っていったんだなぁと思うと、力強いエネルギーをもらったような気がしました。


私たちは、明日の早朝にはリオデジャネイロを去らなければなりません。

と同時に、私たちの約5ヶ月に及ぶ南米大陸の旅も終わり。

いよいよなんだ、、、


ブラジルでは弓場農場で思いがけない出会いから始まり、サンパウロ、そしてリオデジャネイロととても感謝しきれないほどの素敵な出会いに恵まれた国でした。

宿に一度も泊まることなく、ブラジルの家に泊まることができ、ブラジル人の生活が垣間見ることができた希少な日々でした。

またブラジルに改めて来たい!
またお世話になった人たちに会いに行きたい!

そう思わせてくれる国でもありました。

Yoko.





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