アイスランド滞在のまとめ

しばらくお休みしていた滞在のまとめシリーズ。
アイスランド情報は、気になっている人も少なくないと思うので久しぶりに復活したいと思います。



アイスランドには、9/23〜10/3の10日間滞在しました。

北海道より少し大きい国土を持つアイスランドでは、9日間レンタカーを借りて島一周しました。氷河や、ものすごい勢いで流れおちる滝、地熱活動が活発な間欠泉、そして天空に輝くオーロラなど、毎日壮大な景色が続き、感動とわくわくの日々。日本からの直行便はないものの、日本のツアー団体を始め、各国からのツアー団体を見かけるほど、世界中の人々を魅了しています。




オーロラの時期っていつ？
アイスランドのオーロラ観測ベストシーズンは、気温が低く乾燥している時期を中心に9月〜4月。シーズン中は晴れていたら、高確率で観ることができるそうです。北欧3カ国やアラスカ、カナダではマイナス20度〜30度の極寒の中でオーロラを観測するのに対し、アイスランドは真冬で最も寒くなっても首都レイキャビックではマイナス2度ぐらいまでしか気温が下がりません。比較的暖かい環境の中でオーロラを観測ができる国なのです。

アイスランドのお金はどれぐらい必要？
アイスランドの外貨はクローナです。スーパーもガソリンもほとんどのところでクレジットカードが使えます。アイスランドはクレジットカード社会。首都レイキャビックにある屋台ですらカードが切れるので、わざわざ両替する必要性はないと感じました。

ドライブのルートは？
国土の1割が氷河で、それらは島中心部にある高地をすっぽりと覆っており、リングロードと呼ばれる島を丸くぐるりと結ぶ幹線道路を主に走行しました。私たちは天気の都合で右回りで周遊しましたが、左回りで行っても問題ありません。島1周する場合、最低1週間は見ておいたほうが良いです。私たちの走行距離は、2.183kmでした。

どんな車を借りたの？
期間：9/24〜10/3(９日間）
レンタカー会社：procar

車種：MAZDAのコンパクトカー（マニュアル車）
レンタカー代：362.05ユーロ（約41.682円）※車両保険込み
保険内容：①保険超過額、②レンタカーの損傷、③レンタカーの盗難、④車のキーの紛失や盗難、⑤ウィンドウ、ガラス、タイヤ、車台とルーフ

アイスランドのレンタカー会社比較サイト「HOLIDAY CARS.COM」で探し、一番安かったのがこのprocarでした。アイスランドはオフロードの道も多いので、どんなに気をつけて運転していても、走行中に石ころが跳ね返って車に傷が付いたり、タイヤがパンクしたり、ということがあります。そのため石ころによる外傷がカバーされている保険には入っておくことをお勧めします。上記の場合だと⑤のウィンドウやガラス、タイヤ、車体とルーフのカバーという項目です。また、アイスランドはマニュアル車が基本。オートマ車にすると1.5〜2倍の料金だったので、マニュアル車にてレンタルしました。




ガソリン代は？
1Lおよそ190〜200クローナ（約171〜180円）。
9日間で合計20.700円。

アイスランドの相場は？
今まで行った国で、ダントツ高いです。
例えばハンバーガーセット一人前が1600円〜2000円。スープとパンのセットも同じぐらい。

酒屋さんで買うビールは1缶約500円。ワインも一番安いボトルで2000円ぐらいします。カフェのコーヒー1杯約500円、コーラ1杯約400円、アイスクリーム1カップ約400円。節約の為ホテル泊はせず、アイスランド到着した初日は夜遅かったので空港泊、レンタカーを借りている9日間は全て車中泊しました。キャンプ用のガスストーブを持っていたので、ほぼ自炊です。

水道水が飲めるのでミネラルウォーターは買いませんでした。しかし地熱が活発すぎて硫黄臭いところも有り。

オススメのスーパーは豚マークが目印の「bonus」。アイスランドのフランチャイズ系スーパーで、大型スーパーの中で一番安いですし、食材、日用雑貨など、最低限のものは揃います。

車中泊の間、お風呂はどうしていたの？
アイスランドは温泉大国。至る所に温泉が湧き出ています。無料です。

また、たいていの町には市民プールがあり温泉からできているので、温泉を楽しみながら施設内にあるシャワーでリフレッシュしていました。サウナがあるところもあり、かなりリラックスできました。プール1回の利用料金はだいたい600円〜700円。

世界一大きな露天風呂「ブルーラグーン」にも行きました。ここは40ユーロ（約4600円）と高額でしたが、青く輝く温泉はとても心地よかったです。

10日間の滞在費のまとめ (1クローナ＝0.9円)
レンタカー代　41.682円
ガソリン代　20.700円
食費　6.130円
観光費　14.555円
日本への荷物発送代　5.976円
アウトドア用のガス缶 1.035円

合計　90.078円（1日1人当たり4.503円）


上記に航空券代は含まれていません。現在日本からアイスランド行きの直航便はなく、どこかを経由していかなければなりません。しかしアイスランド行きは、ヨーロッパ各航空会社からたまに格安チケットがでているので、それをうまく使うと安く行くことができます。例えばロンドンやパリ発のフライトだと、安い日は往復1万円（荷物代は含まない）。日本から出発する場合、乗り換え地をロンドンやパリに設定すると良いと思います。日本の旅行会社のツアーに参加するのが一番手っ取り早いし安心ですが、その反面高くなってしまうので、安く行きたいという方は個人手配で航空券を探し、自分たちのペースで自由に観光できるレンタカー周遊がオススメです。

観光費用はブルーラグーン料金やプール料金などです。物価が高いアイスランドでは、できる限りの節約を心がけ、アイスランドを楽しむため観光費用に費やしました。私たちは2人で周遊しましたが、節約のために5~6人ぐらいでキャンピングカーや四駆などの大きな車レンタカーを借りてシェアしている人も多いようです。

オーロラも見ることができて最高の10日間だったな〜。

お次はアイスランドから再度ヨーロッパ大陸へ戻り、スペインへ向かいます。

巡礼が有名なスペイン、美食が有名なスペイン、芸術が有名なスペイン。
楽しみだな！！

Yoko.

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