明けましておめでとうございます!
ついに2017年が始まりましたね。
日本人と全くすれ違わないマダガスカルの、さらに本島からフェリーで渡ったところにある小さな町に来ている私たち。初めて過ごす異国での年越しにドキドキしております。
周りの方々へのご報告や、日々の備忘録兼ねて始めたこのブログも、気付けば266回も更新しておりました。
独り言のような、たわいも無いブログですが、旅が終了するまでしっかりと更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて今年初の投稿は、モロッコの続きからです。
かれこれ2ヶ月も前の話にはなりますが、どうかお付き合いくださいませ。
世界最大の迷宮都市フェズにやって来た私たち。
古くからイスラム王朝の都として栄えてきたこの地は、世界遺産にも登録されていて、メディナ(旧市街)と言って今でも細く入り組んだ路地が密集。一度入ったら迷路のように抜け出すことが難しいと言われている場所なんです。
これがメディナ全体の地図。城壁に囲まれています。
地図だけ見ると簡単そうに見えますが、細分化された路地は、本当に今何処にいるのか分からなくなるほど迷宮な造りなんです。
そこに革製品屋さんや看板屋さん、家具屋さんやアクセサリー屋さん、香辛料屋さんなど、分類ごとに密集しているんだそう。
それぞれの職人さんが直々にお店を構えて販売しているケースも多いので、スークを歩いているだけで作業風景を見ることもできるという、なんとも興味津々な町です!!
可愛いモロッコ雑貨を、もっともっとたくさん見たい!そしてあわよくば、お買い物も…♫
モロッコに滞在してまだ1週間も経っていませんが、これだけアドレナリンでっぱなしのモロッコなので、何か記念になるお土産を買ってもいいのでは、ということをMitsuさんと話をしていたのです。
記念になるものねぇ。
一目惚れした可愛らしいポンポン付きのマルシェバッグなんて、私だけしか楽しめないし、2人一緒に記念になるものってなんだろう…
うーん。そうねぇ。
考えます。
「やっぱアレじゃない?」
「いや、だってアレは高いって…」
「でも欲しいよね…」
「うん、やっぱいいよねー、気になるよねぇ」
そのアレとは。
シャウエンでもたくさん見かけた、モロッコ絨毯。
それらは様々な手法で作られていて、小さいのから大きいのまで、刺繍のものから、織りだけで表現されたものまで、たっくさん見かけていました。
実際にお店の中で、織り機を使って1点1点手織りしている光景も、チラ見していました。
同じようにアメリカのchimayo村を訪問した時、マシンではなく手作業で作られるチマヨラグを見たときは、感激しながらも、今の私たちには手が届かなすぎる数十万円という大きな壁は、購買意欲を一瞬にして掻き消され…
『手作業で作られた絨毯=高い』というイメージが出来上がっていたので、シャウエンで気になっていたものの、値段までは聞いていなかったんですよね。物価が高いアメリカに比べたら、格段に安く手に入るんだとは思いますが…
小さなミニラグで我慢、みたいな。
モロッコ絨毯の相場っていくらぐらいなのか調べていると、こんなブログを見つけました。
私たちが今いるフェズで、モロッコ絨毯を買いたいという友人に付き添い、一緒に絨毯を探し歩いた、という内容を書かれている、見ず知らずの方のブログ。
この方の読んでいただくと、モロッコで買い物をするには、特に単価の高い絨毯なんかは、いかに気合いを入れてお買い物に臨まなければならないかがお分かりいただけましたでしょうか。
うん。購入するとなると、是非ともこの方が行かれた「優良店」なるお店を訪ねてみたい。
そしてそのブログのコメント欄に、どなたかがお店の場所を質問されいてたので、その返信部分に着目。
『このお店は、フェズのメディナ(旧市街)にあります。 ブー・ジュルード門から入ってメインの通りをすすみ、二手に分かれるところで左の道へ。ずっとまっすぐ進み、突き当ったら左へ。教会のようなもの(観光地になってます)を通り過ぎて、突き当りにあります。 メディナの道はなんとも説明しがたいのですが、小道にさえ入らなければ基本はメインの通りがあるので、迷わずにたどり着けるハズ 』
コメントに書かれてあった上記のヒントのみを頼りに…
何千店、いや何万店ものお店が迷宮のように連なるこのフェズのメディナで、探し求めている「優良店」に一体辿り着くことはできるのでしょうか。
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