首都タナから丸2日かけてやってきたモロンベ。
この道中は、本当に辛かった…。
(その時のブログはこちらをどうぞ)
やっとの思いでやってきたのには、理由がありました。
「マダガスカル特有のいろんなバオバブが見たいから。」
ここモロンベの近くには、マダガスカル最大のバオバブ「ツタカクイケ」の他に、お腹がぽっこり膨らんでいるかのように見える「妊婦のバオバブ」、その他にも「ふとっちょバオバブ(勝手に名前付けました)」や、中が家のようになっている「バオバブハウス(勝手に名前付けました)」など、様々なフォルムをしたバオバブが生息しているんです。
ただ、ここまでの道のりも長くてとっても辛かった悪路や、乗り物の選択肢がないことから、観光客はほとんどこない場所らしく、私たちがモロンベを歩いていると惑星からやってきた宇宙人を見るかのような眼差しで視線をたっぷり感じます。
モロンベまでやってきたは良いものの、その多種多様なバオバブを見に行くには、車で1時間ほどかけて更に奥地へ行かなければ見れないのですが、そこまで行く交通手段が非常に限られているのです。途中まではタクシーブルースでいけるみたいですが、降りたところから様々なバオバブがあるところまでは車でないといけないみたい。
モロンベからツアーに参加するか、車をチャーターするか、4WDを持っている村人に乗せて行ってもらう。事前情報だとこれぐらいしかありません。これがまた4WDでないと前に進めないぐらいオフロードの道を行かないといけないらしいのです。
いやぁー、しかし実際にモロンベの村に行って思ったのが、ツアー会社なんて全くなく、モロンベでツアーやチャーターなんて探す方が難しい!!
私たちは、4WDを持っている村人を探すことにしました。
歩いているだけで熱い視線を感じるモロンベで、4WDを持っている人がいないか、誰か私たちを連れていいてくれる人がいないかを聞き込み開始!
と言っても言葉が通じないため、フランス語で
「バオバブ」
「妊婦のバオバブ(マダガスカルではベブーカと呼ぶらしい)」
「巨大バオバブ(マダガスカルではツタカクイケと呼ぶらしい)」
「見たい」
などの単語を書いたメモ用紙を見せながら、とにかく聞きまくります。
しかし、聞く人聞く人みなさん首を振って「NO・・・・」の返事。
そう、マダガスカルでは車を持っている人の方が少ないため、よっぽどお金に余裕がある方でないと4WDはおろか車を持つことができません。
外は灼熱の日差しで汗だくの中、聞き込み調査は続きます。
全くアテがない私たちは、なかなか見つからない状況に半ば諦めモードでした。
丸2日かけてここまでやってきたのに、何のために来たんだろう・・・・。
カラカラの喉を潤す為に、とある食堂に入って休憩がてらジュースをオーダー。
ホテルに併設された食堂のようです。
食堂のお兄さんは英語を喋ることができ、英語で「どこから来たの〜?」とか「何しにこの村に来たの〜?」とか私たちに興味津々。
途方に暮れていた私たちは、英語が通じる状況に嬉しくなり、思わず「ツタカクイケや妊婦のバオバブが見たくてモロンベまでやってきたんだ。連れて行ってくれる人を探してるんだけど全然見つからなくて・・・」と話しました。
そしたらそのお兄さんは、私たちの他に食堂内で休憩をしていた男性2人組と何やらマダガスカル語で話しています。おそらく、『この日本人たちがバオバブへ連れて行ってくれる人を探しているみたいなんだけど、誰かいないか』みたいなことを聞いてくれているようでした。
するとお客さんのうちの1人が、「4WD持っている友人がいるよ!そいつに連れて行ってもらえないか聞いてみるよ!30分ぐらい時間もらえないかな。」と言ってくれたのです。
希望の光、到来!!!!!
待つこと30分ちょっと。
私たちが休憩していた食堂の外に、何と1台の4WDの車がやってきたではありませんか!!
さっきの男性と、その他に車の持ち主と思われる男性が中から出てきて、私たちの要望をいろいろと聞いてくれました。
うううう、嬉しい・・・・・・・。
もちろん、無料なわけはありませんので、まずはいくらで連れて行ってもらえるのか値段交渉。
以前、車のチャーターで行ったという旅人さんのブログ情報では、一人100.000アリアリ(約3.700円)で行ったと書いていらっしゃったので、それを参考にして、私たちの予算は二人で200.000アリアリ(約7.400円)ぐらいにしていました。
最初に提示された金額は、250.000アリアリ(約9.250円)。
マダガスカルでは大金です。
私たちにとっても予算オーバーだったので、もう少し安くできないかお願いし、いろいろ話し合った結果2人で200.000アリアリ(約7.400円)で行ってくれることになりました。
朝から聞き込みしていたのですが、早速その日の午後から連れて行ってくれることになりました。
右から、4WDを探してくれた「ドゥリアン」、ドライバーの「ダフチ」、私、ダフチの友人の二人。
これがまた本当に素晴らしい出会いでした。
よかった、諦めなくて・・・。
ようやくいろんなバオバブが見に行けます〜!
Yoko.
この道中は、本当に辛かった…。
(その時のブログはこちらをどうぞ)
やっとの思いでやってきたのには、理由がありました。
「マダガスカル特有のいろんなバオバブが見たいから。」
ここモロンベの近くには、マダガスカル最大のバオバブ「ツタカクイケ」の他に、お腹がぽっこり膨らんでいるかのように見える「妊婦のバオバブ」、その他にも「ふとっちょバオバブ(勝手に名前付けました)」や、中が家のようになっている「バオバブハウス(勝手に名前付けました)」など、様々なフォルムをしたバオバブが生息しているんです。
ただ、ここまでの道のりも長くてとっても辛かった悪路や、乗り物の選択肢がないことから、観光客はほとんどこない場所らしく、私たちがモロンベを歩いていると惑星からやってきた宇宙人を見るかのような眼差しで視線をたっぷり感じます。
モロンベまでやってきたは良いものの、その多種多様なバオバブを見に行くには、車で1時間ほどかけて更に奥地へ行かなければ見れないのですが、そこまで行く交通手段が非常に限られているのです。途中まではタクシーブルースでいけるみたいですが、降りたところから様々なバオバブがあるところまでは車でないといけないみたい。
モロンベからツアーに参加するか、車をチャーターするか、4WDを持っている村人に乗せて行ってもらう。事前情報だとこれぐらいしかありません。これがまた4WDでないと前に進めないぐらいオフロードの道を行かないといけないらしいのです。
私たちは、4WDを持っている村人を探すことにしました。
歩いているだけで熱い視線を感じるモロンベで、4WDを持っている人がいないか、誰か私たちを連れていいてくれる人がいないかを聞き込み開始!
と言っても言葉が通じないため、フランス語で
「バオバブ」
「妊婦のバオバブ(マダガスカルではベブーカと呼ぶらしい)」
「巨大バオバブ(マダガスカルではツタカクイケと呼ぶらしい)」
「見たい」
などの単語を書いたメモ用紙を見せながら、とにかく聞きまくります。
しかし、聞く人聞く人みなさん首を振って「NO・・・・」の返事。
そう、マダガスカルでは車を持っている人の方が少ないため、よっぽどお金に余裕がある方でないと4WDはおろか車を持つことができません。
外は灼熱の日差しで汗だくの中、聞き込み調査は続きます。
全くアテがない私たちは、なかなか見つからない状況に半ば諦めモードでした。
丸2日かけてここまでやってきたのに、何のために来たんだろう・・・・。
カラカラの喉を潤す為に、とある食堂に入って休憩がてらジュースをオーダー。
ホテルに併設された食堂のようです。
食堂のお兄さんは英語を喋ることができ、英語で「どこから来たの〜?」とか「何しにこの村に来たの〜?」とか私たちに興味津々。
途方に暮れていた私たちは、英語が通じる状況に嬉しくなり、思わず「ツタカクイケや妊婦のバオバブが見たくてモロンベまでやってきたんだ。連れて行ってくれる人を探してるんだけど全然見つからなくて・・・」と話しました。
そしたらそのお兄さんは、私たちの他に食堂内で休憩をしていた男性2人組と何やらマダガスカル語で話しています。おそらく、『この日本人たちがバオバブへ連れて行ってくれる人を探しているみたいなんだけど、誰かいないか』みたいなことを聞いてくれているようでした。
するとお客さんのうちの1人が、「4WD持っている友人がいるよ!そいつに連れて行ってもらえないか聞いてみるよ!30分ぐらい時間もらえないかな。」と言ってくれたのです。
希望の光、到来!!!!!
待つこと30分ちょっと。
私たちが休憩していた食堂の外に、何と1台の4WDの車がやってきたではありませんか!!
さっきの男性と、その他に車の持ち主と思われる男性が中から出てきて、私たちの要望をいろいろと聞いてくれました。
うううう、嬉しい・・・・・・・。
もちろん、無料なわけはありませんので、まずはいくらで連れて行ってもらえるのか値段交渉。
以前、車のチャーターで行ったという旅人さんのブログ情報では、一人100.000アリアリ(約3.700円)で行ったと書いていらっしゃったので、それを参考にして、私たちの予算は二人で200.000アリアリ(約7.400円)ぐらいにしていました。
最初に提示された金額は、250.000アリアリ(約9.250円)。
マダガスカルでは大金です。
私たちにとっても予算オーバーだったので、もう少し安くできないかお願いし、いろいろ話し合った結果2人で200.000アリアリ(約7.400円)で行ってくれることになりました。
朝から聞き込みしていたのですが、早速その日の午後から連れて行ってくれることになりました。
右から、4WDを探してくれた「ドゥリアン」、ドライバーの「ダフチ」、私、ダフチの友人の二人。
これがまた本当に素晴らしい出会いでした。
よかった、諦めなくて・・・。
ようやくいろんなバオバブが見に行けます〜!
Yoko.
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