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2016-03-30

パイネトレッキング準備編〜mont-bellの恩恵を受けて

今日はパイネトレッキングに向けて準備の日。


パタゴニアといえば、ここへトレッキングをしに行きたい!という人も少なくはないであろうパタゴニアのメッカの場所でもあります。
私たちは日本にいた頃からこの旅では、このパイネトレッキングと、のちに北上して向かうフィッツロイ山を見るトレッキングはやりたかったことの一つ、いや二つだったので、本当に楽しみで仕方がありません。
この時期にしかトレッキングができない場所でもあったので、なんとかギリギリ駆け込みで挑めそうです。

トーレス デル パイネ国立公園の見どころは、「グレイ氷河」や、「フランセス谷」、パイネの最高峰「パイネグランデ山」、そして公園の象徴でもある3つの岩峰「トーレス デル パイネ」。全部見たいな。



準備その①
ルートの組み立て
トーレス デル パイネ国立公園は大阪府と同じぐらいの約1.630kmもの巨大な広さを持つ、自然公園。
広いがゆえに、日帰りコースから、パイネの主峰をWの形で4~5日間かけて廻るWコース、公園内をサーキット状に廻る8日間の上級者向けのQコースまで、自由に組み立てることができます。
更には、東にあるトーレス デル パイネ方面からでも西にあるグレイ氷河からでも、どちらの方面からスタートしても問題ありません。


私たちは、見どころを抑えたWコースを5日間かけて行くことにします。

ルートは、最後にトーレス デル パイネの楽しみを取って置きたかったので、先にグレイ氷河からスタートするルート組みをしました。


1日目:プエルト・ナタレスを朝7時30分出発、パイネ国立公園に10時到着。アマルガ湖で入園料を支払い、フェリーでキャンプ場「パイネグランデ」へ。
パイネグランデ」→「グレイ氷河」。トレッキング8時間。

2日目:キャンプ場「パイネグランデ」→「フランセス谷」→キャンプ場「フランセス」。トレッキング8時間。

3日目:キャンプ場「フランセス」→キャンプ場「ラス トーレス」。トレッキング7時間。

4日目:キャンプ場「ラス トーレス」→「トーレス デル パイネ」→キャンプ場「トーレス」。トレッキング5.5時間。

5日目:キャンプ場「トーレス」→キャンプ場「ラストーレス」。そしてここから園内シャトルバスに乗ってアマルガ湖へ。プエルト・ナタレス行きの大型バスに乗って夕方宿に戻る。トレッキング3.5時間。


準備その②
トーレス デル パイネ国立公園の地図手配
有料でも販売されていますが、プエルト・ナタレスのインフォメーションセンターや、パイネ国立公園で入園料を払う際、無料で貰えます。

↑プエルト・ナタレスのインフォメーションセンター

各ルートのトレッキング所要時間やキャンプ場など詳しく書かれているので、これで充分です。


準備その③
キャンプ場の予約
トーレス デル パイネ国立公園で宿泊するには、公園内にあるホテル泊か、テントに寝泊まりするキャンプの2種類があります。
公園内では数多くのホテルやキャンプ場があり、ここを運営しているのはFantastico sur社とVertice社の2社のみ。
更にキャンプ場は有料と無料があります。無料のキャンプサイトはシャワーがなかったり、お湯が出ないこともあったりするのだそう。

私たちはプエルト・ナタレスにある事務所で、有料キャンプ場である1日目のパイネグランデ、2日目のフランセス、4日目のラストーレスを事前にキャンプ場の予約をしました。3日目の無料キャンプ場「トーレス」は、パイネ国立公園内の施設で予約ができるそうです。


Fantastico sur社で、フランセスとラストーレスのキャンプ場を予約。1人7500チリペソ(約1.275円)。青い建物が目印です。

そしてVertice社でパイネグランデのキャンプ場を予約。1人5500チリペソ(約935円)。

有料キャンプ場は予約しなくても泊まれますが、キャンプサイトがいっぱいだと泊まれない可能性あり、とのことで私たちは予約をしていくことに。
(しかし、私たちが行った3月末は、シーズン終わり際だったので予約しなくても余裕で泊まれました。)


準備その④
5日間の食料準備
公園内では最低限の食料やお菓子、飲み物などが売店で売ってありますが、値段が通常の2〜5倍と激的に高いらしいので、プエルト・ナタレスのスーパーで買い込んで行くのが賢明です。

私たちが持って行く食料はこちら。
パスタ、お米、うまかっちゃん、カップヌードル、パン、ブロッコリー、ツナ缶、リンゴ、バナナ、スープの粉、海苔、チーズ、ハム、チョコレート、クッキー、ポテチ、飴、クルミ、ドライフルーツ。

スープの粉は、パスタソースとしても使えるので多めにあると便利!
日本人といったらお米ですが、白米を始め、カレーやパエリアなど味が付いているお米も手軽に食べれて美味しいです。エネルギーにもなりますしね。

ドライフルーツは、プエルトナタレスのスーパーや商店で量り売りをしています。
汁物系や飲み物系は、重たい液体は避け、お湯で溶かすだけのものを準備します。
水は公園内の湧き水や川の水が飲めるので、それを汲み取って飲んだり料理に使います。
それだけでもかなり有難い!水を全部持っていかなければならないとなると、大変な重量になりますもんね。



そして!!!


日持ちがするMitsuさん拘りのスペアリブを仕込んで持っていきます。


【作り方】
1.油を薄くひいたフライパンで、豚バラ肉400gの表面を焼きます。

2.醤油、赤ワイン、少量の生姜と一緒に煮込みます。生姜がポイント。この日たまたまオレンジジュースが少し残っていたので、少し入れました。全て目分量なので、お好みで調節して下さい。

3.ついでに、ゆで卵も一緒に煮込んで煮卵にします。
冷めたらジップロックに入れて出来上がり!


たんぱく質があまり摂取しづらい山の中では、重宝しそうです。日に日に味も染み込んでいくし楽しみだな。

しかし2人分5日間の食料、これで全部。足りるのかな…。
たくさん持って行けばそれだけ安心だけど、その分ずっと背負わなければならないし、重くなるしなぁ。



準備その⑤
トレッキング装備
ホテル泊であれば身軽で行けますが、キャンプをしながらのトレッキングであれば、テント、寝袋、マット、それに食事を作る為のガスバーナーは必須。
前回のブログでも書いた通り、これらのキャンプ道具は、プエルト・ナタレスの町に多くのレンタル屋さんがあるので、ここでで借りて行くのが一般的です。

私たちはというと、以前このブログの旅準備で少しだけご紹介していますが、mont-bellさんが私たちのスポンサーになっていただいており、数々のアウトドア用具を無償で提供していただいたのです!!


▼その時のブログはこちら
mont-bell製品の提供


私たちの相棒であるバックパックを始め、テントから寝袋、レイングッズ、洋服、下着まで、この旅に必要なあらゆる装備を!
2人用のテントも、こんなに小さくなるんです。
もちろん寝袋だって、ふかふかダウンで暖かく、驚くほど軽くて小さいんですから!

軽量化が進んでいるキャンプ道具。
こんなに小さくなれば、ザックの中に納まるし、世界中どこででも一緒に連れて行けます。

大自然のパタゴニアに入ってから、mont-bell製品の威力が発揮されています。

本当に本当に、ありがとうございます!!
実際に使った感想などは、また改めてで紹介していきますね。


このような感じで、明日からのトレッキングも準備も完了!


明日は5時半起きで、久々の早起きです。早く寝なきゃ。

と思っていると、なぜか眠れないものなんです。


この日、私は楽しみすぎて、たった1時間しか眠れなかったのであります…。
数時間後から早速8時間のトレッキング始まるのに〜!


Yoko.




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