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2016-01-31

グアテマラで結婚式に参列!?

いよいよ明日の朝便のバスで、アンティグアへ戻ります。
今日は、荷物をまとめたり、来週から行くキューバの情報を調べたりする為に、何の予定も入れずに家でゆっくり過ごしていました。
いつも私たちの昼食時間は1時からなのですが、正午前ぐらいかな。
屋上で洗濯物したり、ネットしたりしていたら、いつも寡黙な息子さん(20歳)が私たちの所に来て、

「家族みんなで昼食を食べに行くから、君らも行こうよ!」
「今からスグ行こう!!」と。

どうやら、家族のみんなは先に行っているらしい。

今日は出かける予定も無かったので、私たちは髪の毛ボサボサでラフな格好のまま、息子さんの後を付いて行きました。

辿り着いたのは、学校の体育館。

入り口で娘さん(23歳)が私たちを待ってくれていました。

体育館の中に入ると、かなりの大人数の地元の人たちで溢れかえっていました。
綺麗に整列された長テーブルと椅子。

ただならぬ雰囲気。

家族で外食に行くんじゃなかったの!⁈

私たちは、しばらく状況把握するまで少し時間がかかりました。

テーブルの上に、何やら結婚式のモチーフの置物がそこら中に置いてある。

天井には、白い風船を使ってデコレーション。
これは、まさか結婚式では・・・?!?
よく見たら、正面に新郎新婦らしき人がブーケを持って座っている。

そうなんです。
私たち、急遽グアテマラの結婚式に参列させていただきました。

それを知ってたら、もっとお粧ししたのにー。

すっぴん、ショーツ、ビーサンで参列…。本当にゴメンなさい。

参列者は、おそらくパッと見た感じ300人はいるのではなかろうか。(後から聞いたら、入れ替わり立ち代わりで800人参列したんですって!)
グアテマラの結婚式の規模、大きいこと!
新婦さんはこのサンペドロ・ラ・ラグーナ出身、新郎は違う町の出身の方とのこと。新婦が違う町へ嫁ぐ際、生まれ育った町中の人が集まって新婦を送り出す風習があるんですって。
↑新郎、新婦
どうやらグアテマラの結婚式は参列者各自がプレゼントを持ち寄る風習のよう。
たくさんのプレゼントが山積み!
勿論、私たちは手ぶらです。
そして、意外にも結婚式はみんな普段着。↑親族席
女性は皆さん民族衣装、男性も特にいつもと変わり無いスタイルでした。
だから、きっとホストファミリーの息子さんも、わたし達に出かける準備をする時間も与えずにスグ行こうと声掛けたのでしょうww

しばらくすると、食事が各一人一つずつのプレートとジュースが配られました。

ご近所さん達で助け合いながら、食事を作ったり、配膳をしたりしていて、ホストファミリーのお母さんや娘さんたちもお手伝いしていました。
大人数の食事を用意しなければならないのだから、とても大変です。

食事は結婚式だからと言って特別な料理というわけでなく、いつもグラテマラの食卓に並ぶようなトルティーヤや鶏肉などのプレートでした。

 これがまた美味しい!!!

息子さんが誘ってくれた「昼食を食べに行こう」というのは、結婚式で配布されるから一緒に食べようということでした。 

グアテマラの結婚式は、こうやって町みんなで祝福をするんですね。

偶然にも、スペイン語学校で一緒だったドイツ人のフレディもホストファミリーと一緒に参列していてバッタリ遭遇!
フレディと、ドイツや日本の結婚式はどんなの~?なんて話をしながら国によって文化の違いを感じました。
ちなみにドイツの結婚式は、披露宴のような食事の場はなく、ケーキのみだそう。親族のみ、別途食事する機会があるのだそう。
思いがけもなく、貴重な経験をさせていただきました。 
末長く、お幸せに!!

Yoko.



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2016-01-30

スペイン語学校、卒業!

と言うと大袈裟な感じですが、無事2週間の授業を終えました。

土日を除いて、毎日1日3時間×10日間の合計30時間。
通っている人の中には、4時間コースを選択している人も多く、初めは3時間にするか4時間にするかで迷いましたが、一気に詰め込みすぎると集中力がそこまで保たないと思った私たちは、結果3時間にして良かったかなと思います。

こんなに勉強したのは、学生以来ってぐらい勉強しました。

学校から帰ってきてからも、午後はひたすら復習。
でないと、次の日ついていけない。

そんな日々を2週間過ごし、最終日が近づくにつれ先生も「あと2日だね」「あと1日だね」「今日がラスト…」というカウントダウンもあり、先生とのお別れも名残惜しかったな。

私たちの先生は、学校があるこの町で生まれ育ったマーロン。
↑先日の魚釣りにて

マーロンは、「HONDA」のバイクに乗っていて、日本にもいつか行ってみたいと話す21歳の若手で、学校の中でも一番若い先生でした。

先生歴3年でスペイン語の教え方もとっても分かりやすく、マーロンが先生で本当に良かったな。

マーロンが乗っているような日本のバイクって、グアテマラだといくらぐらいするの?と聞くと、20,000ケツァールぐらい(約32万円ぐらい)だよ、と教えてくれました。
このバイクも頑張って貯めたお金で購入したそう。すごいな、マーロン。

グアテマラでの1日の男性収入が、日本での時給と変わらないと言われているグアテマラの物価の安さからすると、この価格はかなりの高級なバイク。

そんな高級バイクでも、やっぱり日本製のバイクは性能の良さからグアテマラ人からも人気で、町中では多くの「HONDA」や「YAMAHA」を見かけました。

地球の裏側で、日本ってやっぱり凄い技術を持っているんだな、と改めて実感。

そんな、グアテマラ事情も色々と教えてくれたスペイン語学校。
オフィスの入り口には、スペイン語が公用語になる前のマヤ文字が描かれてあります。学校の歴史が描いてあるんですって。

大昔この時代に生きていた人たちは、こうやって絵で伝えてたんですもんね。

私たちは、青空教室の環境の中のびのびと勉強ができる、この大自然に恵まれたサンペドロ・ラ・ラグーナの地でスペイン語学校に通えて、正解でした。



一番気になる成果は、いかほどに!?


初日、挨拶ぐらいしか理解できなかったスペイン語力も、簡単な会話ができるようになりました。

「自己紹介」
「数字」「暦」「曜日」
「これはいくらですか?」
「いつ、何時、どこですか?」
「〜がしたい」
「〜をするつもりです」等…

「ワタシ、クウコウマデ、イキタイ。」とか「◯ガツ◯日ノ バス、ヨヤク、シタイ。」とかカタコトで自分の意思表示ができるようになったかなというレベル。

しばらくはスペイン語圏での滞在になるので、直接地元の人と接しながらもっとスペイン語を身につけていけれたらと思います。
これを機にマスターしたいな。

それにしても、スペイン語って名詞に性別があって「女性名詞」と「男性名詞」に分かれ、それによって形容詞、冠詞も変化するので、一つの言葉でもバリエーションが多い〜。

さて、ホームステイも残り1日!!
一緒に過ごす時間も明日が最後です。

ホストファミリーにお世話になった感謝の気持ちを、スペイン語でちゃんと伝えられるかな。


Yoko.



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2016-01-29

グアテマラで魚釣りをするとは

私たちの通うスペイン語学校「mayab' spanish school」では、週に2回アクティビティと言って課外授業が行われています。

参加は無料。

これまで3回、アクティビティをスルーしていた私たちでしたが、物は経験。
明日で授業が最終を迎える私たちにとって、今回のアクティビティが最後のチャンスだったので、参加してみることに。


そうです。


アクティビティで、大自然の恵み「アティトラン湖」にて魚釣りをしてきました!

小学校まで、魚釣りが趣味のお父さんに付き添って行っていたMitsu。
魚を食べることは大好きだけど、鮎とかすぐ食べれる釣り堀でしか経験のないYoko。


ボートに乗って釣るのかな〜

竿持ってないけど、大丈夫かな〜


どんな方法で釣りをするのか分からないまま、先生たちに連れられてアティトラン湖のボート乗り場まで歩いて向かいました。

手渡されたのが、先っぽに針が付いた釣り糸のみ。
先生がミミズみたいな餌を付けてくれました。
↑餌を一生懸命に付けている先生


学校のオーナーのBOSSだけは、釣竿持参!本気だ。


私たちも、見よう見まねで仕掛けを湖にポッチャっと投げ込み、待つこと5分…



うんとも、すんとも、いいいません。


15分が経ち、30分が経ち、1時間が経ち、
20人ぐらいいた先生や生徒、誰一人釣れた形跡ゼロ…(笑)
すっかり寛ぎながらのお喋りタイムです。

本当に、あの湖で魚釣りはできるのでしょうか。

本来のグラテマラの魚釣りを知ることなく、謎は深まるままアクティビティは終了して帰宅。

魚一匹も釣れなかったけど、授業中では普段お話ししない先生や生徒さんなど、色んな国の人とお話ができて有意義な時間でした!!

Yoko.



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2016-01-26

物欲が止まらない〜

私たちが探しているこのパンツ。
このサンペドロ・ラ・ラグーナで、極まれに男性が穿いているのを見かけ、男性の民族衣装を身にまとっている人が珍しかったので、気になっていました。

先述した通り、男性は見る限りほとんどの人が洋服を着ていて、民族衣装を着ている男性はご年配。昔の名残りなのでしょうか。

私たちは、このパンツが欲しくなって探すことにしました。

が、しかし…

このサンペドロ・ラ・ラグーナを探しても、チチカステナンゴの巨大な市場に行っても、全く見つけることができません。

しまいには捜査官みたいに各お店で、このパンツを穿いているオジサンの写真を見せ、このパンツはどこにあるの??と聞き回る始末。

捜査しまくった結果、「Pantalones Tipicos SanJaun!」(直訳すると「サンファンの典型的なパンツだよ」)と教えてもらい、ここから徒歩30分の所にある隣町サンファン・ラ・ラグーナへ、早速お散歩がてら歩いて行ってみることにしました。

ガッタガタで砂ホコリがすごくて、整備されていない道。

その間も時間を無駄にすることなく、スペイン語の勉強。
お互い単語を出し合いながら歩いていたら、あっという間に着きました。

サンファン・ラ・ラグーナは、湖の畔にある静かな町。
3、4時間もあれば、十分楽しめる小さな町です。

歩いていると織物が盛んな様子。

お店に入ると、ほとんどの女性が織物をしていました。
つまり自分たちが織っているものを、その場で販売しているので値段交渉もしやすく安く手に入れられるのです。

ここでは、綿花を糸にしている人もいました。
種を取り除き、くるくるっと器用に細く糸状に巻いていくのです。

えー!

わー!

スゴーい!

感激しながらずっと眺めていたら、「やってみる?」と言ってくれて、少しだけやらせてもらうことに。

難しい…。



こうして糸になったら、次は染色です。

驚いたのが、全て天然の物を使って染めるということ。
↑ニンジン
↑ビーツ
↑木の幹

こんなに鮮やかな色ができるんですね。


さて、私たちが探している例のパンツ。

サンファン・ラ・ラグーナのどのお店を見ても、店頭には一つもありません。

とある店番をしているオバアチャンに聞いてみると、あれは特別な織り方をしているから、とーっても手間がかかって大変なのよ、と。

まず、ベースになっている白地に黒いグラデーションのストライプ織りを作るのが大変なんですって。それがようやく出来上がった後に、カラフルな刺繍を入れていくのだそう。

なるほど。

で、大体いくらぐらいなの?と聞くと上下で「1,500ケツァールぐらいかしら」と…

1500ケツァールって、日本円で24,000円!!!

えっ!?

そんなに高いの!??

何度も聞き直しましたが、計算機を持ってきてくれ「1,500」と入力して見せてくれたので間違いないようです。

グアテマラ男性の1日の収入は、およそ40ケツァール(640円)。
相当、高価なものに値します。

町で見かけたあのパンツを穿いているオジイチャン、相当いいものを身に纏っていたんですね。

きっと愛する旦那様の為に、奥様が時間を掛けて手織り、刺繍して作ってるんでしょうね。(推測)


そんな会話を聞いていた奥にいたオジイチャンが、ぼろっぼろの例のパンツを持ってきてくれて「パンツだけで300ケツァールで、どうだ?」と言ってくれたのですが相当穿きこまれたご様子、、、。オジイチャンの私物のようでした。
色んな箇所が破れてはお直しされ、かなり年季が入っていて、古着が好きな私たちですら、さすがに払えませんでした。

手間がかかって、なおかつ高価なものなので、どのお店にも置いていないんですね。

と言うことで、高価なものだとは知らなかったパンツを入手することを諦めましたが、
何か買いたい物欲にかられた私たち。

これらを買ってしまいました。
キャップ
ストール
ポーチ(大)
ポーチ(小)2つ

5つで合計95ケツァール(1,520円)

満足です。

小さなポーチはお財布代わり。
財布はバッグに入れておくと危ないので、ポケットに入るぐらいの小さなポーチが大活躍します。

1カ国目で、こんなお買い物をした私たち。
既にザックはパンパンなのに、入れる隙間はあるのでしょうか。

お買い物をすればするほど、今後行ける国が少なくなってくるので、自分たちの欲望と葛藤です。

Yoko.



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