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2016-05-18

イースター島で『釣り』との出会い! 前編

Mitsuです。
この度2回目のブログです。


イースター島に着いて間もない頃、日本人の旅人からオススメ情報を聞く事ができました。


その中に気になるものが一つ。


それは以前知り合った芸人のチュンちゃんからもオススメされた『釣り』。


私の釣り経験はというと、父が釣り好きだった為、小さい頃から良く一緒に釣りをした経験があります。


といっても最後に釣りをしたのは中学生の頃なので、釣竿や、針や糸、重りや浮き、どうやって付けたかなんて覚えてもない。

ましてや釣竿もないし、この島で釣り針や糸を売っている店も分からない…。

そんな状況だったのでまさか釣りをするなんて考えても見ませんでした。


島生活一週間がたった頃。


持参した食料が減り始め、イースター島では野生のバナナやグァバ、アボガドがとても美味しく食べられるので、いただいたり、探しながら食べていました。
マンゴーはラパヌイマンゴーと言って、通常よりも小ぶりサイズですが
とっても甘くて美味しいです。

バナナもそこら中に実っていて、キャンプ場のオーナーさんや仲良くしていただいた地元の方からいただいたりしました。
果物以外も、自給自足のような生活ができればいいな…と思っていた矢先。


ふと街のメイン通りの看板に目を向けると魚と針の絵の看板に『PESCA & CAZA』の文字を発見!


直訳で『魚と狩り』。

これは!と思い中へ入って見るとインターネットカフェの奥にありました釣具屋!発見!!


竿は高くて手が出ないので、そこらへんに落ちてる枝で自作しようと言う事に。針と糸を購入し2000ペソ。
針はサービスで無料でした。

早速宿に持ち帰り、自作開始!

なにか竿になるものないかなと探し、帰り道でよさそうな枝をゲット!

重りはペットボトルのキャップを重ねて間に石を入れてテープで固定。


浮きは枝を結び固定。

1セット完成!

と一息ついていると、

それを見た宿のオーナーのベンジャミン。

「竿あるよ!」

と声をかけてくれて2セット目も完成!

手作り感たっぷりの釣り道具。

果たしてこれで釣れるのか?!

期待を胸にいざ海へ。

ベンジャミンが釣りスポットの漁港付近まで車で送ってくれました。



餌のパンを丸めて針に仕掛け、早速一投目!

するとすぐに突かれる感触の後、餌のパンだけ無くなりました。


その後何投かし、ちぎったパンを海へ投げると小魚が群がってきたのです。


これはイケるかも!と思った直後、やりましたYokoさん初ヒット!
小ぶりの魚ですが、ヒットして大喜び!


その後、私もヒット!


合計4匹をわずか1時間程で釣る事ができました。
日本ではあまり見かけないような色鮮やかな魚だったので、美味しいのか不安でしたが、近くにいた漁師さんに聞いて見ると、『Rico!(美味しいよ!)』との返答。


しかもイースター島特産のイモまで頂いてしまいました。



ラパヌイの人々はみんな親切で、すれ違う度に笑顔で挨拶しているのが印象的です。


釣った魚を持ち帰り、調理開始。
ここからが大変でした。

二人とも丸の魚を捌くのも初めて。

切れない包丁で四苦八苦。

小魚だったので何とか捌く事が出来ました。

その後、塩を振って網焼きに。
焼きあがった魚は皮が張り付いて、見た目はアレですが…
自分達で釣って調理した魚は格別の味でした。

この『釣り』との出会いがまさかの展開を生む事になるとは。

この時は思ってもみませんでした…。

続きは後半にて!


Mitsu.





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