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2016-05-23

こんなに魚三昧の日々でいいの?

今回、サンティアゴから持ち込んだ食材もほぼなくなってきました。

自分で釣った魚を自ら調理して食べたり、自らもぎ取ったグアバやアボカドは格別に美味しく感じます。
甘くて最高に美味しい〜。

いただいたオートミールを使って、おやつ代わりのクッキーだって作っちゃいますよ〜。
えっ?これがクッキーだって?

そんな声もしてきそうですが、砕いたピーナッツを混ぜていて、香ばしくて見た目以上のお味ですよ。


普段、スーパーに並んでいる魚や肉、野菜や果物、お菓子など、お金を出せば簡単に不自由なく手に入れることができる日々。

この島で自給自足のような食生活を送っていると、「いただきます=生命ををいただきます。」ということを改めて感じるようになりました。


自然の中で生きている私たちは、こうやって自然の生命を有り難く頂戴しながら生きているということにハッとさせられます。


唯一、パンとビールだけは2日に1度のペースで買ってますけどね!

ちなみにパンはこれだけ買って1300チリペソ(約221円)、
ビールは6缶入り4000チリペソ(約680円)なので1本あたり約113円。

やっぱりサンティアゴに比べるとちょっと割高です。


すっかりイースター島のキャンプ生活にも馴染んできた私たち。

キャンプ場のオーナー、ベンジャミンからは

「今日も魚釣りか?」と

笑いながら毎日言ってくるようになりました。

魚釣りにはまってしまったことがすっかりバレている。笑


そんなある日、ベンジャミンからこっそりお誘いが。

「昨日とても大きな魚が釣れたから、今晩一緒に食べない?」と!

キャンプ場には、他にもたくさん泊まっている人がたくさんいます。


「他の人には内緒だよ。」と言って私たちを家に招待してくれたのです。


ありがたいことに、私たちだけ。ど素人ながらの魚釣り好きが高じたのかもしれません。ラパヌイの人の優しさに、驚きの連日です。


美味しい話には気をつけろ、という言葉をよく耳にしますが、疑っていても、結局はこっちが疑ってごめん、と言いたくなるぐらい人が良い!!!


実際に南米に来て、「南米は危ないところ」という事前にインプットされた偏見が覆されてきております。


南米にいる野良犬たちが人懐っこすぎるのも、わんちゃんたちにイタズラや怖い思いをさせる人間が少ないことを表しているのかもしれません。

よっぽど日本にいる野良犬の方が、警戒しまくって人間不信になっているわんちゃんが多い気がします。


ベンジャミンとの約束の夜。


キャンプ場内の一角にあるベンジャミン宅の庭へお邪魔しました。
庭には、バナナの木が生えている南国感満載の家。




そしてBBQができる大きな釜があって、全部手作りなんですって。

慣れた手つきで火を起こし、超どでかい魚が登場!!
シイラという魚らしい。

これ釣竿で釣ったなんて凄すぎです!
その魚釣り現場、見てみたかったなあ。

網の上に魚を乗せて、直火で魚を焼いていきます。

ベンジャミンが差し出してくれたワインを飲みながら待ちっていると…


炭火だと魚が大きすぎて時間がかかってしまうので、カットしてキッチンにあるオーブンで焼く方法に変更することに。


魚が焼き上がるまでの間に、サラダ作り。
ベンジャミンは、みじん切りにしたトマトとネギに、スパイシーなチリソース、たっぷりの塩、オイルを混ぜて、ちょっとピリ辛なサルサを作ってくれました。


これをパンや野菜にのせたり、魚のせたり、白米にのせてもめちゃくちゃ美味しい!!!!


私たちこのソース、完全に気に入り、これがきっかけで、後日チリソースを購入し、何度もこのサルサを作ることになったとは。日本に帰ったら、これ作っていろんな人に食べさせたい!とMitsuさんが言うほど。



そして、魚が焼きあがりました!


うわぁぁぁぁ、この肉厚ジューシーな魚
ふっくらとした身で本当に美味しい!


毎日のように新鮮なお魚が食べれて幸せです。


料理までしてくれて至れり尽くせり。
ベンジャミン、本当にありがとう。


そういえば、ここイースター島の周辺は、マグロが獲れることでも有名。
マグロの漁獲船がたくさんいます。

獲れたマグロは、レストランやチリ本土への出荷用がほとんどらしく、イースター島内の市場で出回ることが少ないのだそう。


島に滞在中、マグロ食べれたいいなぁ〜なんて欲が出てきました。

そして、ついにその願望が叶う時が来たなんて…!



Yoko.





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