朝8時。
エルパソを出発し、向かったのは、ホワイトサンズ ナショナルモニュメント!
日本語で訳すと、ホワイトサンズ(白い砂)国定記念物。
そこにはその名の通り、広大な荒野の中に忽然と現れる白い砂漠があるのです。
日本にいた時から、アメリカに行ったら行きたいねって話をしていた場所。
白い砂漠だなんて一体何なの?
この目で実際に見て確かめたかったのです。
エルパソから約2時間車を走らせ、テキサス州からニューメキシコ州に変わり、ホワイトサンズのビジターセンターに到着!
日干しレンガのような、角がない丸っこくて茶色のが特徴の建物。
これはアドビ建築と言って、非常に高い耐久性を持ち、地球上に現存している最古の建物によく使われている建築技法なんですって!!
インディアンが用いていた建築様式で、このあたりではよく目にします。
熱を吸収してからそれらはゆっくり外へ放出されるため建築物の内部は涼しく、乾燥地帯に適しているんだそうです。
原料は、砂や土やワラ、動物の糞など。それらを混ぜ込み、粘土状にして木材で型枠を使って日なたで干したものをつなげていき、建物として形成されていくんですって。
現在の建築は、高い技術を使って鉄筋やコンクリートで耐久性を持たせたものが多いですが、天然材料だけを用いてこれだけの飛んだ耐久性を作り出せるなんて、昔の人の知恵や発見って本当に素晴らしい技術だな、と感心します。
ビジターセンターとは、国立公園や国定公園などの地形や公園内の案内など、情報提供をしてくれる場所。
インディアン居留地が近いこともあって公園内のベンチは、ナバホ柄の彫刻が施されていていました。建物や家具を見ているだけでも、その地の文化や背景に通じるものがあるので、とても心躍らされます。
そして、ここは砂漠地帯。
砂の上を歩くと、いつの間にか靴は砂だらけ。
このような砂を払い落とす靴専用のブラシが備え付けられていました。
12kmにわたるデューンズ・ドライブと呼ばれるドライブコースが走っているので、車に乗ってエリア内を周遊します。
入園料は1人3ドル。
なのですが、何故か私たちが行った時はゲートが解放されており、無料で入園することができました。
ラッキー!
車で進んでいくと、、
白い砂漠が見えてきましたーー!
ウワァァァーーーーー!!
真っ白けっけ!!!!
なんで?なんで?
の連続。
その景色は、まさに雪景色のようで、なんとも不思議な光景に感激です。
世界には、いろんなところに砂丘がありますが、こんな真っ白な砂漠は、世界中探してもここだけにしかないんです!!
しかもとーっても広くて面積は710㎢、なんと東京の3分の1もあるんだとか。
その40%が国定公園として保護されており、残りの60%はアメリカ軍の施設として管理しているそうです。
こんな綺麗な砂漠地帯に軍施設って何が行われるの?って思って気になって調べたら、ミサイル実験場となっていたり、スペースシャトルの着陸候補地となっていたりと、アメリカ国内で最も大きな軍事施設なんだそうです。
ドライブコースの合間に、ところどころに駐車場が設けられているので、私たちも車を停めては砂漠地帯の方へ歩いて行ってみました。
ここは歩道が設置されているので砂に埋もれることもなく、奥まで歩いていけます。
砂漠には植物も生えていて、トカゲなどの爬虫類から数多くの鳥もここで生活をしているのです。
外は灼熱の気温。真っ白な世界を運転するのもとっても眩しいので、サングラスは必須。
今度は植物も生えていない、真っ白な砂漠地帯になってきたので、歩いてみることにしました。

砂を触ってみると、少ししっとりしたような感触。
ここで雪を滑るような感覚でソリに乗って滑って遊んでいる人もたくさんいました。
ここは朝陽や夕陽も、とっても絶景に見れるスポットとしても知られています。
あぁ〜みたかったなぁぁ。
でもこれはこれで、白い砂と、青い空のコントラストが幻想的な世界!
世界にはあまり知られていないこんな絶景が、まだまだあるんですね。

やっぱりアドビ建築が多いですね。
大好きなビーズワークものもたくさん。
もともとインディアンは、ハマグリの貝殻や穀物、動物の骨、石をビーズにして富や地位を表す装飾品としてビーズ織りを作ってきたのが歴史の始まり。
砂漠には植物も生えていて、トカゲなどの爬虫類から数多くの鳥もここで生活をしているのです。
この白い砂漠の正体は、雪花石膏と呼ばれる石膏で、普通は水に溶けてなくなってしまうらしいのですが、このように砂の状態で残っているのがとても珍しいんですって!
石膏の砂は、初めは透明だったそうですが、砂粒同士が擦れあって傷がつき、それで白っぽくなっていったんだそうです。外は灼熱の気温。真っ白な世界を運転するのもとっても眩しいので、サングラスは必須。
今度は植物も生えていない、真っ白な砂漠地帯になってきたので、歩いてみることにしました。
風になびいて砂が吹き、このような波をうったような跡がたくさんありました。
砂を触ってみると、少ししっとりしたような感触。
ここで雪を滑るような感覚でソリに乗って滑って遊んでいる人もたくさんいました。
ここは朝陽や夕陽も、とっても絶景に見れるスポットとしても知られています。
あぁ〜みたかったなぁぁ。
でもこれはこれで、白い砂と、青い空のコントラストが幻想的な世界!
世界にはあまり知られていないこんな絶景が、まだまだあるんですね。
ホワイトサンズの後は、そのまま北上してアルバカーキという町に移動。
もうここはニューメキシコ州。
アルバカーキに向かう途中、これまた可愛いお店やトレーディングポストが出てくるたびに車を止め、お店を覗いてみました。
ポーテリー(壺)や、ブランケット、ラグ、インディアンジュエリーなど、見ているだけで高揚感が掻き立てられます。やっぱりアドビ建築が多いですね。
大好きなビーズワークものもたくさん。
もともとインディアンは、ハマグリの貝殻や穀物、動物の骨、石をビーズにして富や地位を表す装飾品としてビーズ織りを作ってきたのが歴史の始まり。
そして16世紀にヨーロッパの人々がアメリカに渡り、贈り物として色ガラスを贈答したのをきっかけに、色ガラスで作るビーズがインディアンの中でも流行、その後インディアンが作る工芸にガラスビーズが広まったんだそうです。
今では、インディアンの工芸の中で最も多く使われている材料がビーズ。
自分たちの衣装を美しく飾り、次第にビーズをぎっしり使う部族もいれば、布や皮に刺繍と一緒にビーズを施すといった部族、全面ではなく軽くビーズを取り入れるような部族もいるというような、ビーズの使い方一つで部族によって様々な特徴が現れてきたんだそうです。
牧場労働者(カウボーイ)には欠かせないウエスタンシャツ。
ウエスタンシャツで有名なロックマウントもかなり多くの種類がありました。
ラグにクッション、カチナドールまで!
町並みも次第に荒野が続くようになってきました。
いきなりあわられるトレーディングポスト。
建物が増えても、古き良き時代といった、昔ながらの建物が建ち並んでいます。
ガソリンスタンドもこんな感じ。渋い。
今日はこの近くでキャンプ場を探しましたが、数少ないキャンプ場に加えて予約がいっぱいと言われ、アルバカーキで今日も車中泊です。明日はさすがにキャンプ場に泊まりたい!!
6日目の走行距離は464kmでした。
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