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2016-11-23

バルセロナの至る所に、著名人の作品が点在!!知らずに通ってる可能性大。

バルセロナの街は、ガウディ巡りだけではありません。
私たちのバルセロナ歩きをご紹介したいと思います。



まずはバルセロナ最大の【サンジュセップ市場】へ。
地元の人からは「ボケリア」とも呼ばれるこの市場は、生ハムからチーズ、魚介から肉類、果物類まで何でも勢揃い!

とりあえず、オリーブ食べたい!(1ユーロ(約115円))
とりあえず、タパス食べたい!(各3.5ユーロ(約402円))
とりあえず、フルーツが食べたい!(1ユーロ(約115円))
このサンジュセップ市場は、そんな私たちの「とりあえず」を満たしてくれる場所でした。

たいてい1ユーロ(約115円)から手軽に楽しめ、ちょっとずつサイズで試しやすいんですよね。


ふー、満腹。


町歩きをしていると、よく目にするのがこれ。
他のヨーロッパ諸国でもよく見かけた、レンタサイクルです。

数分単位で借りることができるレンタサイクルは気軽に町歩きができるので、観光巡りするにはいいかもですね。私たちは借りませんでしたが。


露店のお花屋さんも至る所にあって、目の保養になります。


そして旧市街へ。バルセロナは、古くはローマ時代に起源を持つほどその歴史は古く、13世紀〜14世紀の歴史的モニュメントが建ち並ぶ【ゴシック地区】というエリアがあります。
細い道を進むと、そのシンボル的な存在なのが、このゴシック様式のカテドラル。
完成するまで約150年もの年月を経て、今の形になったんですって。
私たちは中には入っていませんが、礼拝堂には黒いマリア像があり、絶えず観光客に人気の場所なんだそうです。


そしてこのゴシック地区の一角にあるのが、【ピカソ美術館】。
美術館の中へ入り、観賞してみることにしてみました。
ピカソことパブロ・ピカソは、1881年スペイン生まれの芸術家。
生まれはマラガという街ですが、学生時代をここバルセロナで過ごしてきたんだそうです。

私たちがニューヨークを訪れた際に行ったニューヨーク近代美術館や、メトロポリタン美術館などで見た彼の作品は、正直頭の中は一体どんな構造でこんな絵が出来上がったんだろうかと、理解不能な絵もたくさんありました。
※ニューヨーク近代美術館で見たピカソの絵

しかし、私たちのピカソに対するイメージがガラリと変わったのも、このバルセロナにあるピカソ美術館を訪れてからでした。
             ※ニューヨーク近代美術館で見たピカソの絵

私たちが理解不能だった絵を描いていた頃のピカソは、実は年齢を重ねてから描いたもので、9歳の頃から描いていたデッサンや絵は、とてつもなく上手。

15歳の頃に描いた「初聖体拝領」を間近で見ることができた時は、感激でした。166×118cmの大きな作品なんです。
(※館内で撮影禁止だったため、以下、同作品の参考画像を挿入しています。)
※参考画像

そして1900~1901年のパリ時代に描かれていた作品や、1901~1904年頃に描かれていた「青の時代」と呼ばれる青色のみで表現し続けたダークな作風や、他の美術館ではなかなかお目にかかることができない作品が展示されていました。
※参考画像

顔のパーツが非対称だったり、顔の大きさに対して体が小さかったり、頭の中がおかしくなったような絵ばかり描いていたのかと思っていたピカソ。
このような絵も描いていたなんて知りませんでした・・・。

美術館の中は写真撮影不可だったので、言葉だけで伝えるのが難しいのですが、ここにこれて本当に刺激をもらいました。
実はこのピカソ美術館、ピカソの家族によって寄贈された作品を集めて美術館にしたものなんですって。その数、なんと3800点。デッサンや油絵だけでなく、彫刻や陶器の作品まで見ることができるんです。

ピカソといえば、ボーダー柄のカットソー通称バスクシャツを愛用していたことでも有名ですよね。
※参考画像

ピカソ美術館のお土産コーナーにもちゃんとありました。
いろんな種類のバスクシャツが!
見た感じ、完全にお土産用として作られていたテロテロのバスクシャツ。売れるんでしょうね、ピカソマジックでボーダーのカットソーが。
ここでバスクシャツ欲しくなったなら、ここでは買わずバスクシャツの老舗であるセントジェームスやオーチバルで買うことを全力でオススメします。


この美術館に来てすっかりピカソの魅力にハマった私たちは、バルセロナの街にさりげなくピカソの壁画があることを知り、探しに行くことにしました。


さっき行ったカテドラルの向かい側にあるカタルーニャ建築家協会の本部の建物に、それはありました。
結構大きい!!
ちなみにランブラス通りというバルセロナのメイン通りの途中には、かの有名なミロのモザイク床!
そしてバルセロナ空港にも、ミロの壁画が!
さりげなくすぎて、ミロの作品だと知らずに通っている観光客も多数。

さすが芸術の街、バルセロナだなぁ〜とつくづく体感した1日でした。


Yoko.





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