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2016-11-22

絵本の世界に入り込んだようなアントニオ・ガウディ巡り

サグラダ・ファミリアを設計した天才建築家、アントニオ・ガウディ。
バルセロナを中心に彼が残していった数々の建物は、世界遺産に登録されています。

サグラダ・ファミリアに感動した私たちは、バルセロナにあるガウディが設計した建築物を見に行ってみることにしてみました。

これからご紹介する建物は、すべて世界遺産に登録されているものです。




【グエル邸】1886年~1890年設立
※料金:12ユーロ
まだ若手で名前も知られていなかった頃のガウディの才能に目をつけたのが、実業家セビ・グエル。グエルはガウディのスポンサーとなり、自分の邸宅をガウディに依頼したんだそうです。それがこのグエル邸です。1906年にグエル公園内の住居に引っ越すまでグエルはここに住んでいたんですって。
ガウディ初期の傑作とも言われているこのグエル邸は、地下は馬小屋、1階は馬車小屋、2階はパプリックスペース、3階は寝室、4階は使用人の部屋と厨房だったんだそう。
ずっと見入ってしまうような細かな彫刻が圧巻。曲線のやわらかな建造物の印象が強かったガウディでしたが、初期のものは、こんな繊細で力強い雰囲気のものも造っていたんですね。グエルが亡くなった現在は、有料ですが建物の中を見学することができます。




【カサ・バトリョ】1904年~1906年設立
※入場料:22.50 ユーロ
波を打つような曲線が特徴のカサ・バトリョは海がテーマで設計。ガウディがリフォームを請け負った、実業家バトリョ氏の邸宅です。
色とりどりのカラフルなモザイクタイルが華やかで、柔らかい雰囲気が素敵!
ガウディの作品は、絵本の世界に出てくるような可愛らしい独特な雰囲気。スペインの他の建物とは一線を画す世界観があるので、すぐにガウディの建造物ということがわかります。このカサ・バトリョもそんな感じでした。
屋上の煙突は、煙が風になびいているような様子を表現しているそうです。ベランダがガイコツに見えるのは私だけ?!笑




【カサ・ミラ】1904年~1910年設立
※入場料:20.50ユーロ
こちらも集合住宅のカサ・ミラ。別名で「ラ・ペドレラ」とも呼ばれるこの建物は石切り場を意味しているそうで、山がテーマ。カサ・バトリョと同様に、やわらかな曲線の建物。屋上にある煙突は、山の尾根から突き出た峰々が表現されています。窓枠もいちいち可愛い!
1階はレストランやお菓子やさんが入っていました。




【グエル公園】1900年~1914年設立
※入園料:8ユーロ(ガウディの家は5.50ユーロ)開館8:00前までに行くと無料。
ガウディらしい有機的な曲線、そして動物や自然が大好きな彼の思想が詰まったグエル公園。
バルセロナ市街を見下ろすことができる丘に、グエルはここに田園都市を計画。60戸の宅地が入る規模で構想し、ガウディに建築を依頼しました。
ひとつひとつ貼られた色とりどりのタイルが、これまた可愛い。
しかしこの田園都市計画、丘の上の物件は交通の便も悪くてなかなか入居者が集まらず、わずか3軒の邸宅を造って終了してしまったんだそうです。その3軒とは、まず1軒目がグエルの別邸、2軒目がお医者さん(現在もこのご家族はお住まいなんだとか!)3軒目がガウディの家。


現在は公園として生まれ変わり、グエルの別邸は学校、ガウディの家はガウディ美術館となっています。
丘の上から、バルセロナの街が一望!

私たちはここの丘の上で朝陽を見るために早朝散歩がてら行ったのですが、 ジョギングや散歩をしている地元の人々や、多くの観光客を目にしました。
随所にガウディらしさ満載!
この建物なんて、お菓子の家みたい。
いやぁ、ガウディの独創的な建築物、堪能!

さらっと入園料を書いていましたが、全の建物の中へ入ろうとすると、結構高い!!今回はグエル公園は無料で入れる開館前に入り、その他は外観だけで我慢しました。


最後にもうひとつ。
世界遺産にも登録されていないのであまり知られていませんが、実はガウディの出世作がここバルセロナのレイアール広場にあるんです!!

どこどこ?と探していたら、ありました!!
当時26歳だったガウディの初期作(1879年作)の街灯です。1984年にレイアール広場はリニューアルしたそうですが、この街灯はそのまま残されたんだそうです。


バルセロナを代表する、天才建築家ガウディの建築、作品巡り。

楽しかったな〜。



Yoko.





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