▲旅で撮り収めた写真が本になりました!絶賛発売中!



2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-11-24

強烈なインパクト!チュッパ・チャップスの生みの親の元へ

足早にバルセロナ観光も終えたところで、次はスペインのどこへ?


首都のマドリッドにも行きたいし、オレンジで有名なバレンシア、美食の街サン・セバスティアン、そしてキリスト教の聖地でもあり、およそ900kmの道のりを歩いて巡礼する巡礼路のゴール地点でもあるサンティアゴ・デ・コンポステーラにも行きたい。


スペインには興味深い都市や町がたくさんありすぎて、ルートを調べていると結構バス代もかかるし、移動も大変そう・・・・。


そこで、私たちが選んだ手段が、こちら。
またもやレンタカーを借りてスペインを周遊することにしちゃいました〜!

グアテマラで出会った旅仲間の高木夫妻から教えてもらった、この方法。

高木夫妻のブログはこちら▼
旅をする高木

いろいろ話を聞いていくうちに、自由に回れるし2人分のバスや電車で移動する費用を考えたら、レンタカーも良さそう!だな〜、と。
そして私たちも3週間かけてスペイン、そしてついでに隣国ポルトガルの2カ国を周遊することに決めたのです。

ルートはこんな感じ。
まず地図右上にあるスペインの「バルセロナ」で車を借りてスペインをまわり、途中ポルトガルに入って、またスペインに戻ってきて、南部にある「アルヘシラス」という町で車を返却。

アルヘシラスは、スペイン(ヨーロッパ大陸)とモロッコ(アフリカ大陸)間をフェリーでつなぐ、港町。


そう、私たちがヨーロッパの後向かうのがアフリカ大陸なので、レンタカーの返却地をアルヘシラスに設定したのです。


レンタカーといえば、この旅でアメリカ3週間、アイスランド10日間に次いで、レンタカーの旅は3度目。


スペインやポルトガルのドライバーの運転が荒いと聞いていたので、対向車も少なかったアイスランドとは異なり、今回はマニュアル車ではなくオートマ車にて借りました。ちょっと割高なんですけどね。ここは安全第一で。


相棒となる車のご紹介です。
レンタル期間:10/7〜10/28(21日間)
レンタカー会社:Europcar
車種:Volkswagen polo
仕様:オートマ
ピックアップ場所:バルセロナ空港
返却場所:アルヘシラス鉄道駅
料金:751,70ユーロ(約86.445円)保険・乗捨て代金込み

高木夫妻が借りたというEuropcarで借りたのですが、他のレンタカー会社よりも安かったです!

またまた車中泊したり、気候が暖かいスペインでは、キャンプなんかもできればいいなぁと考えてます。

それではいざ、出発!!!!
まずバルセロナ空港から向かったのは、車を2時間走らせてフィゲラスという町へ。フランスとの国境近くにある小さな町です。

そんな聞いたこともない小さな町に一体何があるというのか。


それは、ダリ美術館!!
サルバドール・ダリことダリは、このフィゲラスで1904年に生まれた芸術家。ピンっとした髭がトレードマークの、見るからにキャラクターが強そうなダリ。
チュッパチャップスのロゴデザインをしたのは、このダリだったという事、ご存知だったでしょうか。
※参考画像

また、「記憶の固執」という作品も有名ですよね。溶けた時計がなんとも印象強く、この作品も、先日行ったニューヨーク近代美術館に貯蔵されています。
※参考画像

1974年に開館したこのダリ美術館は、故郷であるフィゲラスにダリ本人がつくったもの。

開館10時ごろに行ったのですが、すでにものすごい人です!!
そして入り口からシュールすぎるな〜

ヨーロッパらしい彫刻!と思いきや、彫刻の女性はフランスパンを掲げているし、そのお隣は潜水服を着た像。
これも明らかに変。
一人14ユーロ(約1.610円)のチケットを購入し、ようやく中へ。
開放感あるホールを見上げると、大勢のオスカーたちがいました。
天井のドームが綺麗!

こちらの絵、真ん中に女性の後ろ姿に目が行きますが・・・
遠くから見ると…
リンカーンの顔!!
ダリの得意とする、だまし絵です。

これも石や岩を人間と見たてた、だまし絵。
これも、だまし絵!
ダリさん、どんだけ騙すのお好きなんですか〜。


こちらは鼻の暖炉や、唇のソファなど、一つ一つのパーツを合わせると女性の顔になるという、お部屋。
2階にある設置された魚眼レンズから見ると、顔になりました!

ダリは意外にもcanonのポスターを手がけたりもしてるんですね。


うわ!あった、あった!見たことあるやつ。
「soft self portraits」
ダリの顔が溶けて、9本もの松葉杖に支えられているというもの。

ここからは、ダリ美術館オンパレードでお届けいたします。
実はこの美術館の地下がダリのお墓になっていて、自由に出入りできます。
ここで、きっと皆がびっくりしている顔を見て楽しんでるんだろうなぁ。


そしてダリ美術館は、これだけではありません。

お隣にはダリ宝石美術館があり、ダリ美術館の入園料に含まれているので、ここもセットで楽しむことができるんです。
ダリは、ジュエリーのデザイナーでもあるんです。
クレイジーなダリがデザインしたというだけあって、やっぱり普通でないものばかり。

このネックレスは、よく見ると下部分が顔になっていたり
強烈な印象を与える、目ん玉のネックレス
コルセットのリングや
ルビーとパールのリップブローチ
こちらがそのデザイン画
ゴールドのトウモロコシ
このデザイン画も素敵
魅入ってしまうぐらい、キラキラ輝いていて豪華な世界でした。


絵が描けて、造形物も作って、ジュエリーもデザインできるなんて、マルチすぎです、ダリさん!!!


多分、ダリ美術館とダリ宝石美術館に2時間はいたんじゃないでしょうか。
もっとゆっくり時間かけて見るなら、半日は時間がつぶせそうなぐらい充実しまくっていました。見応えたっぷりあります。
あぁ〜面白かった!!


Yoko.





〜ブログランキングに参加しています〜
1日1回のクリックでランキングに反映されます。
▼今日も読んだよ!の応援よろしくお願いします!




【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら




0 件のコメント :