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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2017-01-15

【メルズーガ→トドラ渓谷】砂漠に負けない圧巻な景色があるらしいトドラ渓谷 へ

サハラ砂漠をたっぷり肌で感じる日々。


 今日は、ここメルズーガから次の町トドラ渓谷まで移動します。  


その町は、砂漠とはまた違った大自然が広がり、壮大かつ圧倒的な存在感を醸し出す風景に出会えるらしい!! 


 なんでも渓谷というだけあって、夏の暑い時期にはモロッコ人の避暑地としても人気で、さらに欧米からはわざわざこの地にロッククライミングをしにくるという場所なんですって。


それは楽しみだー!


今回は国営バスのSupratours社のバスに乗って、移動していきます。

チケットは、メルズーガにあるSupratour社のオフィスで当日購入しました。

チケット料金は、1人90ディルハム(約1080円)+荷物代5ディルハム(約60円)

バスは朝8時発にメルズーガを出発し、約4時間半かけてトドラ渓谷の玄関町であるティネリールへ。

ここに向かうまでの道中は、砂漠地帯を通りながら再度アトラス山脈を越えていきます。

バスも乗り心地も悪くなく、さすが国営のバス会社だけあって空調完備もばっちり。

ウトウトしてたら、あっという間にティネリールに到着しました。

これまでの砂漠地帯メルズーガと同じように、建物は土壁だし全体的に赤茶色のトーンですが、メルズーガにはなかった人の多さや活気がある雰囲気。
渓谷付近のゲストハウスを予約していた私たちは、更にここから20分ほど相乗りタクシー(1人7ディルハム 約84円)に乗り、渓谷そばのティズギ村まで向かう必要があります。

ティネリールのバス到着時間に合わせて、有難いことにバスを降りた所で予約していた宿【ゲストハウス アーモンド】のミチヨさんが迎えに来て下さっていました。


たまたまメルズーガからの同じバスに、アーモンドに宿泊予約していた日本人カップルも乗車していたので、そのカップルとミチヨさんと、一緒にワゴンタイプの相乗りタクシーに乗って宿へと向かいます。

ミチヨさん?日本人カップル?と、ここにきて、日本登場率が高くなったことにお気付きの方もいらっしゃると思います。


そう、トドラ渓谷にあるゲストハウスアーモンドは、日本人であるミチヨさんと、モロッコ人の旦那様、そして6歳の娘さん一家が経営されている日本人宿。

なので、ここに宿泊しに来るお客さんの殆どが日本人旅行者なのです。

アーモンドに到着するやいなや、モロッコ感溢れる内装に胸きゅん。

入ってすぐ目に飛び込んだステンドグラスは、太陽の光でとっても綺麗。

開放感あるベランダ。背景に見える景色が素晴らしい。


モロッコならではのインテリアに、心踊らされます。

肝心のお部屋はこちら!


お部屋の中のインテリアも可愛いんです。

大きな窓からは、どどーんと迫力満点の岩肌がなんとも絶景ビュー。

開放感あってイイわ〜。

これで個室なのに1泊1人60ディルハム(約720円)と格安なのですが、更に1週間滞在すると1人50ディルハム(約600円)まで割引されるという太っ腹!!


大自然に囲まれた最高のロケーションと、あまりの安さから、ここで1週間のんびりさせてもらうことにしました。

癒し系の看板犬、ハーニャも住んでいます。

ミチヨさんご一家も同じ室内にお住まいの為、台所やトイレは共有ですが、自由に使わせて頂けます。

台所もモロッコっぽくて素敵だなぁ〜

そしてこのゲストハウス滞在されている方々に評判なのが、ミチヨさんや旦那様が振舞って下さる食事。


モロッコ料理(40ディルハム 約480円)、日本食(50ディルハム 約600円)で出来立ての美味しい食事を頂くことができるんですよー。

台所を自由に使わせてもらえるということだったので、私たちは基本自炊をしながら、たまに有料での夕食をお願いしました。


ちなみに初日の夜は移動で疲れていたので、食べたかった日本食をリクエスト!


結論から言うと、これがまぁボリューム満点、サービス満点、味も満点の3拍子揃った内容に感激。

前菜、キュウリの和え物から

副菜の肉じゃがや卵焼き、トマトのサラダ

そしてメインの唐揚げ
(※メインなのに写真を撮り損ねたという失態)

デザートには、大好きなザクロのヨーグルト和え

食後の飲み物まで。
これは、ハーブの葉っぱと砂糖と一緒にグツグツ煮立てた牛乳。

モロッコの定番飲み物だそうで、初めて飲む味でしたがクセになり、Mitsuさんも私もハマっちゃいました。


東京でバリバリ働いていた時のランチ代は1.000円は当たり前だったのに対して、日本から遠く離れたモロッコで、たったの600円でこんな豪華な内容を楽しめるなんて、なんて幸せなことでしょうか。


また別の日には、モロッコの定番タジン鍋をリクエストして、作り方を教わりながら頂きました。モロッコ料理は旦那様がご担当。こちらが旦那様です。

タジン鍋は水を使わないことでも有名。野菜や具材本来の水分のみで作る為、旨味がギュッと凝縮されていて本当に美味しいんです。

ここで簡単にレシピをご紹介!

あらかじめ火が通りにくいジャガイモや人参を下茹して準備しておきます。

次はソース作り。
油を敷いたフライパンで、細かくみじん切りにしたトマトと玉ねぎ、イタリアンパセリなどのハーブを炒めて味付けのベースとなるソースを作っていきます。

これからがキーポイント!
モロッコ料理に欠かせないスパイスを、ここで投入です。

パプリカパウダー、ジンジャーパウダー、塩、胡椒の4種類。これらはモロッコの家庭には必ずと言っていいほど常備されているスパイスで、この4つさえあれば美味しいタジン鍋ができるんですって!

ソース作りができたら、タジン鍋に野菜を盛っていきます。

茹でておいた野菜や、トマト、ピーマンなど。

そして、先ほど作ったソースとオイル(オリーブオイルなど)を上からかけて蓋をし、じっくりと蒸し焼きにしていきます。

この時は、野菜の他にお魚も一緒に盛り込んで魚のタジン鍋を作っていただきました。

完成の図がこちら!

柔らかくなった具材と、ソースのや野菜の味が絡んで、美味しかった〜!!


また材料を変えて、ズッキーニや塩漬けレモン、オリーブの実や鶏肉なんかにするのも人気だとか。

別の日に鶏肉でのタジン鍋を作ってらっしゃったので、写真をパチリ。

いろんな具材で作れるタジン鍋、本当に美味しかったです。

これらもアーモンドだと1人40ディルハム(約480円)で食べることができるんですよ。最高です。

鍋欲しくなっちゃったなぁー。
モロッコだと安く売ってるし、帰りたいなぁ。(今回の旅では買いません、我慢ですが)


Yoko.





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