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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2017-02-16

骸骨海岸公園って…⁈

スワコップムントは、海と砂漠に面している為、アクティビティが豊富。


例えば、砂漠をバギーに乗って颯爽と駆け巡ったり、サンドボーディングやパラグライダーなど、思う存分自然の中で遊ぶことができちゃうんです。


今日は午後から次の町オプウォへ移動するとして、午前中は思い思いの時間を過ごすことにしました。


ソンとチュンジーは、バギーのアクティビティに参加。

ユウキ君とMitsuさんと私は、ここから車で約1時間半ほど先にある、あるモノを観に行こうということに。
あるモノを見に行く時も、絶景ロード続きなので思わず車を停車しては、外を眺めたり…
その、あるモノとはコチラ!!!
えっ?!

何?ただの葉っぱ…?
しかも先っちょの方は枯れてる…?

と思った方、よく見てください!
ひときわ大きなソレは、フェンスに囲まれていて、近寄れないように厳戒態勢になってるほど、なんだか大切に守られているではありませんか。
この正体は、と言いますと…

なんと、雨が少ない砂漠のど真ん中で、約2000年も生き続けている植物なんです!!
2000年って…凄すぎませんか。
その植物の名前は「ヴェルヴッィチア」と呼ぶらしく、このフェンスに囲まれている巨大なものは直径2mもの大きさもあるんですって!!一見枯れているように見える葉っぱも、よく見ると蕾がありましたよ。
厳しい環境にも関わらず、人間よりも長く生きることができる不思議な植物ヴェルヴッィチは、スワコップムントの東部に沢山生息しています。
シュールな光景だけど、よく考えたらすごい光景ですよね。

そんな長寿のヴェルヴッィチを拝んだ私たちは、再度スワコップムントの町へ戻り、アクティビティを楽しんだソンとチュンジーと合流。

午後からまた移動です。
ナミビアの沿岸を北上している途中、アンゴラの廃船を発見。日本人にとっては、あまり馴染みのない国アンゴラですが、ナミビアの上にある国です。
ここで転覆したのか漂流してきたのか、詳しくは分かりませんが、激しい波にぶつかりながら沈んでいる船の姿は、とても奇妙でした。
そんな奇妙な廃船を見た後も、再び車を走らせどんどん北上していくと…
スカルマークのゲート…

「何これ…嘘でしょ…」

私たちの前に、もっと奇妙な光景が現れたのです。一本道の北上ルート、このゲートを通らないと先に進めないはずなのに、一気に不安がよぎりました。
車から降りて辺りを見渡すと、なにやら公園ゲートの入り口となっている様子。「スケルトン コースト パーク(直訳すると、骸骨海岸公園!)」とあり、ここを通るには7:30〜15:00までのようです。しかし私たちが到着した時は時既に遅し。既にゲートが閉まっていて通過できない状態だったのです。
何とも恐ろしすぎるネーミングの公園だこと…

実はこのスケルトン コースト パークは、この辺りの沖合で座礁する船が多く、運良く岸にたどり着いたとしても、砂漠を抜けて行きて帰ることが難しい…というのが由来らしい。。。恐ろしや…


というか、さっき見たアンゴラ船は、まさにその座礁した船ってことだったのでしょうか…(°_°)


この時点でスワコップムントから200kmも走ってきており、引き返してしまうと今日の移動が水の泡。この移動中、建物はほぼ無く、泊まるところも無さそう。。。
とりあえずゲートの隣にあった建物をノックしてみると、ここに住んでいるという幼い子どもとそのお母さんが出てきました。
お母さんにこの先にあるオプウォ村へ行きたいことを伝えると、明日の朝7:30にならないと通ることができないとのこと。


朝、ゲートが開いたら直ぐ出発するから、それまでテントを張って一晩過ごさせてもらえないかお願いしたところ、なんとOKとの返事!


しかも有難いことに、よかったらこの建物使っても構わないわよ、と、敷地内にある一つの空き家を使わせてもらえることになったんです。
初めスカルマークのゲートを見た時はドギマギしましたが、優しいお母さんの配慮から、空き家の中でテントを張らせてもらいました。


公園のゲートと書いてありましたが特に公園があるわけではなく、この先の道は通行するのに時間制限があるのだそうです。


ゲート付近には、このような骸骨が!!大きな頭の骸骨は、なんとサイなんですって。
こんな人形もありました。赤土とバターを身体中に塗って生活をしているというナミビアの少数民族ヒンバ族の人形!
敷地内をウロウロしている時に、ここに住んでいる男の子が色々案内してくれました。
明日の朝は、ゲートオープンとともに、先に進みたいと思います。

Yoko.





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