メキシコでは2/8〜2/12の5日間滞在しました。
グアテマラやキューバよりも少し馴染みのあった国だけあって、とても楽しみにしていたメキシコ。カラフルなメキシコ雑貨に、民族衣装、そしてレザーものの靴や鞄も有名です。私たちは急いで南米に渡る必要があった為、日本の5倍の国土を持つ広いメキシコでは、南東部にあるユカタン半島に絞って滞在しました。
リゾートや遺跡、メキシコ文化が混在するメキシコ滞在をまとめました。
メキシコってどんな国?
①カンクン
メキシコ最大のリゾート地「カンクン」は、青々とした透明で美しい海を持つカリブ海に面しています。この海を求めて、カンクンはアメリカや欧米から多くの観光客が訪れるエリア。至る所に両替所があります。カンクンは大きくトップクラスの高級ホテルがズラリと立ち並ぶホテルゾーンと、地元のメキシコ人が住むセントロゾーンの2つ。町を歩いてると、至る所にウェディングドレス屋さんもありました。リゾートウェディングも人気のようです。カンクンには国際空港はありますが、日本とカンクンを結ぶ直行便がないのが残念。日本からは遠いだけに日本人はあまり多くないものの、個人的にはハワイよりも断然綺麗な海なので、リゾートを求めている方に是非行ってもらいたい場所(特に後述する②の島お薦め!)です。
②イスラ・ムヘーレス
カンクンからフェリーで30分ほどで行くことができる全長8kmの小さな島「イスラ・ムヘーレス」は、ビーチやドルフィンツアー、シュノーケリング、釣りを楽しむ人が多くいます。カンクンに宿泊している人は、日帰りでも人気です。かつて、バックパッカーの聖地とも言われており、カンクンと比較すると安宿も多くあるので、ここで長期滞在する人も少なくはありません。
③チチェン・イツァ
カンクンから車で3時間のところにあるチチェン・イツァはマヤ文明で栄えていた都市の跡地の中でも、最も有名な遺跡群。世界遺産に登録されています。6世紀頃のマヤ古典期に造られた「旧チチェン・イツァ」と10世紀以降のマヤ後古典期に造られた「新チチェン・イツァ」の2つによって構成されていて、その中でも私たちが生活する上で切り離せない暦の構造を造ったのが、この有名なピラミッド「エル・カスティージョ」です。巨大カレンダーとも言われ、太陽と月そして方位の緻密な設計により、1年間が365日であるということがマヤ人によって造られたのです。このエル・カスティージョには、春分の日と秋分の日の年2回、羽の生えたククルカンが現れるという巧妙な仕掛けがあります。
メキシコ雑貨ってどんなのがあるの?
毎年11月2日にある「死者の日」は、日本のお盆にあたる行事。ご先祖様のお墓にお参りし、そこから家まで仮装をしてご先祖様を奉ります。その仮装や飾り付けがとっても色鮮やか!カラフルに装飾されたガイコツモチーフは、お土産屋さんにたくさんあります。
タベラ焼きと呼ばれる鮮やかな陶器は、プエブラ地方の特産品ですが、カンクンでもよく見かけます。
THE MEXICOのイメージだった虹色のサラッペは、日本で言う風呂敷代わりや、食卓のテーブルクロス、ベッドカバーなど、幅広い用途で使われています。
男性の民族衣装で身につける巨大帽子「ソンブレロ」は、色や素材、柄の種類が豊富!これもお土産さんよく見かけました。
メキシコの民族衣装って?
メキシコは音楽舞踊が盛んで、各地域によって音楽だったり、衣装が微妙に異なります。私たちが訪れたユカタン半島では、白地に大きくお花の刺繍をあしらった特有のウィピルを着ていました。この衣装を身に纏った女性たちが、ユカタンの伝統音楽「ハラナ」と呼ばれる演奏に合わせて舞踊をします。
その他に有名なメキシコの民族衣装では、オアハカ州やハリスコ州、ミチョアカン州のものがあり、時間があれば、他エリアの民族衣装を見てみたかったです。
メキシコでの移動は?
私たちは、空港からセントロまでADO社のバスで移動しました。
地元の人が乗るコレクティーボと呼ばれるミニバスは、頻繁に町中を走っています。
また、タクシーはだいたいバスの倍ぐらいの値段します。私たちは利用しませんでしたが、タクシーはメーカーが付いていないので、事前交渉制です。
メキシコの食べ物は?
メキシコ料理の主食は、トルティーヤ。これに好みの具材を挟んで食べるのがタコスです。牛肉。豚肉、鶏肉、野菜などを挟むのが一般的。おやつ感覚のサイズなので、屋台などでも安く食べることができます。青唐辛子や玉ねぎ、トマトで作られたサルサをかけると、更に美味しいです!その他にも揚げたトルティーヤの上に具をのせて食べるトスターダスや、楕円形に折り曲げて鉄板で焼くチャルーバも美味しいです。
メキシコの相場って?
食事パン1個 1ペソ(約7円)
タコス1個 13ペソ(約91円)
ビール1缶 16ペソ(約112円)
アボカド1kg 19.90ペソ(約140円)
じゃがいも1kg 9.90ペソ(約60円)
玉ねぎ1kg 32.90ペソ(約230円)
メキシコ生産に富んだアボカドは1個だいたい30円ぐらいで日本の3分の1ぐらいの値段で買るため、私たちも良くアボカドのサンドウィッチ作ったりしながらよく食べていました。
またスーパーに売ってあるアボカドは、日本語でメキシコ産と書いてあるシールが貼ってありました。日本のアボカドは、ほぼメキシコ産が多いです。
さて、メキシコ滞在の費用を出しました!
チチェン・イツァのツアー代も含めて1人2.684円に抑えることができました。メキシコでは屋台や自炊中心の食事でしたので、食費が安かったです。
レストランや民芸品屋さん、ツアー会社からの呼び込みで「アミーゴ!アミーゴ!」と飛び交うメキシコ。スリや強盗多い治安の悪いメキシコシティは避けてたからかもしれませんが、ユカタン半島エリアのメキシコ人はとっても優しく、分からないことは面倒がらずに親切に教えてくれ、アットホームな雰囲気でした。もっと滞在したかったなぁ。
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