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2016-09-12

無料なのに見応えあり!ノーザンプトンにある『靴の美術館』が面白い

楽しみにしていた工場、ファクトリー巡りが、チャーチ以外どこも開いていなくて撃沈した私たち。


ノーザンプトンの町をふらりと歩いていたら、こんな美術館がありました。
靴の美術館(Northampton Museum and Art Gallery)

他の企業がホリディでお休みな中、開館している様子。



「なんだか面白そうな美術館ね。」
「入園料いくらだろう?」


とりあえず聞いてみようという事で聞いてみたら、なんと無料!!!
そりゃ、興味があるならば入るしかありません。


入り口のショーケースを飾るのは、ノーザンプトン発祥のブランドたちのアーカイブや当時のカタログ!
うわー!なんだかドキドキしてきた〜。
そして中に入ると、びっくり仰天。
そこは、12.000点もの世界中から集まった靴たちが貯蔵されている美術館だったのです。

「ねぇー、凄すぎるんだけど…」

靴好きの2人としては、驚愕の空間だったのです…

古いものは、靴の原型でもある1200年ぐらいのローマ時代のものから。


ジミーチュウやマノロブラニクなどのラグジュアリーシューズも。
ヒールの装飾は、もはや芸術品。
懐かし名品も勢揃いです!ヴィンテージマニアもヨダレものの希少なモデルたちが。
そして、こんな面白い靴もありました。
大昔に使われていた、靴を生産する希少な機械も展示されていました。
もともと革のなめしが得意だったノーザンプトン。靴製造業として盛んになったきっかけとして、戦争が勃発した1790年ごろから、イギリス軍へ軍隊用のブーツを制作したことから広がったのだそうです。
最盛期の生産数は、1週間でなんと約1万足〜1万2千足ものブーツを作っていたんですって。
今では伝統的な英国高級靴の地位として確立されているノーザンプトンの靴。
10年〜20年選手の丈夫な靴が出来上がるまでのこだわり抜いたその丁寧な物作りから、皆が憧れる存在となっていったのです。


『お洒落は足元から。』とか

『足元を見られる。』とか

『良い靴を履いてると、素敵な場所へ連れて行ってくれる。』とか

『安い服を着ていても、靴と鞄だけは良いものを選べ。』とか

靴って他のアイテムよりも、まつわるジンクスがたくさんあるような気がします。

それぐらい重要なアイテムなんですよね。

無料でこんなに素晴らしい希少なものをたくさん見させてもらい、大満足でした!!

Yoko.





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