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2016-09-14

イギリスの避暑地『Brighton(ブライトン)』でキャンプ!

週末の土日は、レイもカオルちゃんも休日。


1泊2日で、どこか一緒にキャンプでもしに行こうかー!ということになりました。


カオルちゃんたちも、キャンプや旅慣れをしているので、こういう話しも早い!!


レイがキャンプ場を色々調べてくれ、電車で気軽に行けるところをいくつかピックアップ。


ロンドンから電車で1時間半ぐらいで行くことができるイギリスの南部、ブライトン付近でキャンプをすることにしました!
曇り空が多いイギリスの中でも、ブライトンは晴れる日が多いみたいで、イギリス人の避暑地としても人気の場所。海辺に面しているので、ビーチリゾートも楽しめるし、魚介類も美味しい!ロンドン市内から乗り換えなしでSOUTHERN RAILで行けるから、日帰りで行く人も多いんだとか。


ちなみ、レイはブライトンの大学に通っていて、そこに住んでいたらしく、この地にとっても詳しい!!

私たちは、金魚のフンみたいについて行くことにしました。
往復75ポンドの切符を購入。
時間や事前購入で値段が変動するみたいです。
そしてロンドン市内の駅で、レイとカオルちゃんのお友達、ケイティ合流!!
ブライトンに着いたら、クレアという女の子も合流するとのこと!


ケイティもクレアもキャンプはしないけど、日帰りでブライトンで一緒に過ごすことに。そんな2人は、東京で挙げたレイとカオルちゃんの結婚式に参列していて、Mitsuさんも再会なのです!!


駅で電車を待っていると、この日は結婚式が多いのか、結婚式にこれから参列すると思われる人を何人か見かけました。
お隣スコットランドやアイルランドからやってきたと思われる、伝統衣装キルトスカートを穿いた男性も!
これ歴とした男性の正装なんですよ!昔の話かと思いきや、特にスコットランドでは今でも現役で穿かれているなんて驚きました。

こちらの彼は伊勢丹チェック柄!じゃなくて、伝統的なタータンチェック柄。
タータンチェック柄って、日本で言う家紋みたいなもので、家系や部族によって柄が異なるんです。


いまやファッションとして多くのブランドが取り入れているタータンチェック柄ですが、その中でも良く見かけるブラックウォッチ柄は、元はと言えば軍隊の制服の柄なんですよね。
※参考画像


そしてこのエリザベス女王がひざ掛けしているロイヤルスチュアート柄のブランケット。こちらもよく見かける柄ですが、実は英国王室の為のタータンチェック柄だったということをご存知だったでしょうか。
※参考画像



きっと、駅で見かけたキルトスカートの彼らも、正装で着ているということは古くから伝わる家系の柄なんだろうなぁ。



電車に乗って、いざブライトンに出発〜!
みんなで電車の旅、いいねいいね〜。


「あ!あれ、ロンドンブリッジだよ〜」

「ここの駅、テニスの聖地ウィンブルドン駅だよ〜」


電車の中から景色を見ながら、色々案内してくれるイギリス在住のみんな。


もうそろそろ到着しても良い1時間半ぐらい経ったところで、レイとケイティが何やら慌て出したのです。


『えっ?えっ?えっー?!!この電車、ロンドンに戻って行ってない?』


とりあえず次の駅で降りよう。
ホームの看板や地図を見ながら、そわそわ…


『わぁぁぁー。』
『行き先間違っちゃったみたい(爆笑)』
『ぎゃははははー!!』


確かに皆で電光掲示板確認して、ブライトン行きに乗ったはずなのに、どこでどう間違っちゃってロンドンに戻って行ってたのか謎でしたが、まぁ、またこれも旅の醍醐味。笑


改めて正しい路線の電車に乗り換えて、気を取り直していざ出発し、予定よりも2時間遅れてブライトンに到着しました!


ブライトン駅降りてしばらく街を散策していると、バンクシーのグラフィティーじゃありませんか!!!
同性愛者が多いブライトンの街ならではのグラフィティー。バンクシーの描いた絵は、落書きされないようフレームで保護されていました。


バンクシーは、ロンドンを中心に活動している覆面で正体不明の芸術家。毎回社会性にまつわるグラフィティーが、いつも話題となっています。

ロンドンでは落書きも違法となるのに、バンクシーが描くグラフィティーはむしろ何千万円もの価値がつき、そこには多くの観光客さえ集まる場所となったのです。生のバンクシー作品が見れて嬉しい!


大きなザックを担いだまま、ブライトンの街を散策。
完全に浮いとります。


小さな歩道を歩くと、両端には小さなお店がずらーっと建ち並んでいて賑わうブライトン。どこか吉祥寺っぽい!
近くには海という大自然に触れ合うことができるし、なんだか楽しそう!!


とりあえず重たい荷物を降ろして、ビールでも飲むことに。


そこにクレア合流〜!
黄色いスカートにバブアーのジャケットが可愛いクレア。2時間もブライトンで私たちを待っててくれたのでした。

お酒が大好きなクレアは「ずっと飲んで待ってたから大丈夫大丈夫ー!」と既にご機嫌な様子で合流しました。


さて、ここからお酒を水のように飲むイギリス人たちの本領発揮です。

みんな、とにかく飲む量が半端ない!!!
Mitsuさんアメリカではまった、IPA(India Pale Ale)を飲みます。

ここイギリスはIPAの本場!!
スーパーマーケットにも多種類にわたって販売されているのです。


あまり日本では馴染みのないIPAですが、もともとはその昔、イギリスからインドまでの航海でもビールの質が落ちないようにポップの量を多くし、アルコール度数を高くして日持ちするように作られたもの。赤道直下で暑い地域を何カ月もの期間をかけて航海するので、普通のポップの量だと鮮度が落ちてしまうらしいのです。

そんな当時の味、製法を再現して作られているのがIPAなのです。

アルコール度数も5%〜8%ぐらいあるので、日本で飲むビールよりもアルコール度が高いです。

お酒が大好きなMitsuさん曰く、フルーティかつ苦味があって、濃厚、そしてパンチがあって美味しい!!らしい。


ちなみに、私はブライトンの地ビールを飲みました。

ビール飲んでいたら、気付いたらたくさんの仲間たちが集合!!ブライトンに住んでいた彼らの友達が続々集まってきたのです。


まだまだ飲みが続きそうな彼らをよそに、せっかくブライトン来たから、ブライトンを観光しよう!ということで、レイ、カオルちゃん、Mitsuさん、私の4人でイギリス名物フィッシュ&チップスを食べに行きました。
ロンドンでも食べれるレストランは多いのですが、海沿いのブライトンにもフィッシュ&チップスが勢ぞろい。お店によっては魚が冷凍で水っぽかったり、油っぽかったりで、一度食べたらもう充分!という話しも聞きますが、ブライトンは海沿いなのでとにかく魚が新鮮でどこも美味しいんですって!

その中でも評判の良いお店に連れて行ってくれました。
フィッシュ&チップスは、揚げた白身魚と揚げたポテト。お魚は色んな種類の中から選べましたが、私たちは定番のタラを選択。
さっくさくで、おいしーーい!!

お魚も大きくてボリューム満点だったので、一皿を2人でシェアしました。



お腹が溜まったら、再度町歩き。

2組の結婚式に遭遇!
風格ある建物や景色の中で、ウェディング姿がとっても栄えて素敵でした。

こちらはミニスカートのウェディングドレスを着た花嫁さん。
がに股の女性がちょっと勢いありますが、ご友人の方のドレスもとても素敵!こんな宮殿での結婚式、絵になります。
でも、やっぱりバックパッカーは浮くなぁ。


こちらは赤がドレスコードの結婚式のようです。
それぞれのお母様が着たお揃いの赤いカーディガンも可愛い!


今度は海沿いを歩いてみることに。
海岸沿いは大盛り上がり!
なんちゃってエルビスもいました。
そして奥に見える桟橋が、ブライトンのアミューズメントパーク「ブライトンピア」
1899年に完成した桟橋の上に、ゲームセンターや遊園地、レストランやパブなどが入っていて、入場は無料。
夜になるとライトアップされて、とーっても綺麗なのです。
結局22時ぐらいまでブライトンをぶらぶらしてしまったので、ようやくキャンプ場へ向かうことに。

ちなみに、まだケイティとクレアたちはまだ呑み続けているらしい!すごいな、、、


私たちはキャンプ場へ、ここから2駅電車に乗って移動です。


真っ暗な中、チェックしていたキャンプ場へ。


しかし、到着時刻23時回っていたこともあって、まさかの中に入れず…


私たち4人は、野宿をすることになったのです。。。


Yoko.





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