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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-04-05

パイネトレッキング3日目: 野生の馬を追っかけていたら道に迷った

今日も曇り時々晴れ。
朝起きたら「イタタタ…」。
筋肉痛です。

年齢を重ねると、筋肉痛も2日後に来るって本当なんですね。

昨日行けなかったフランセス谷へ行ってみたいという気持ちがある…。


しかし今日は、約14km先にある3日目のキャンプ場「ラス トーレス」を既に予約している私たち。キャンプ場の料金(2人で約2.550円)は支払い済みです。


もしフランセス谷へ行くならば、距離的にも「ラス トーレス」のキャンプ場へ行くのは難しい為、キャンプ場の予約破棄しなければならないという選択…。


うーん…


天気も晴天では無い為、フランセス谷へ登っても雨が降る可能性もなくはない状況…。


悩んだ結果、フランセス谷は諦め、先に進むことにしました。


悔しい。


私たちは、キャンプ場の予約がいっぱいだと泊まれないかも、という不安から、事前にプエルトナタレスのオフィスであらかじめ予約をしていましたが、この予約したことが後悔でした。

シーズン真っ最中は、もちろんキャンプ場の予約をしていた方が安心ですが、私たちが行ったのはシーズン終わりかけだったので予約しなくても余裕のスペース。

もし予約していなかったら、天候の様子を見ながら、また同じキャンプ場「フランセス」に延泊するか、付近のキャンプ場に泊まってフランセス谷へ行く事ができたかもしれません。

日程に予約がある人は、キャンプ場は予約せず、その時の天候次第でルートや日程調整を行う事をお勧めします。 



と言うわけで、先を進むことに決めた私たち。

いざ出発です!

今日は比較的長いトレッキングコースで、ほぼノルデンフェールド湖沿いを歩くコース。7時間かかる予定のルートです。
少しずつ食料も減り、ザックが軽くなってきているのが分かるので嬉しい!!


早速始まる登り道に、ふぅ〜。

登りきったところで、今日も虹のご挨拶がありました!!
毎日のように見れる虹。こんなに綺麗に見れたのも初めてかもしれません。

大きな岩があったので、寝そべってみました。
気持ちい〜〜!!

しばらくすると少し下り、今度は湖畔沿いを歩くルートに。


エメラルドグリーンの色をしたノルデンフェールド湖がとっても綺麗。

しかもここからもさっき見えた虹が綺麗に見えます。
人工物が一切ない自然の恵みを、たっぷり身体で感じとれる場所。
公園内どこの場所を見ても、自然の力を感じれる素晴らしい風景だらけに感激しっぱなしです。


相変わらずの強風と、湖の水しぶきと戦いながら歩くことに。
バックパックのカバーも、べろんとめくれてしまうほどの強風です。
湖の上に浮かぶ煙のような白いものは、水しぶき!

ちなみにキャンプ場には手描きの天気予報が描いてあるのですが、日本だと台風並みの強風。
しかしパタゴニアには、日常茶飯事の数値なのに驚きです。


後ろを振り返ると、昨日行けなかったフランセス谷が見えます。
谷になっているだけあって、陽があまり当たらないのか何千年も溶けていないフランセス氷河が見えました。

後から聞いた話によると、フランセス谷はいつもこのように谷間に雲が滞り、天気があまり芳しくないんですって。


フランセス谷行けば良かったかな…


しかし反対側を見ると、陽の光を浴びたパイネの角が圧巻!!

パイネの角を通り過ぎた辺りで、後ろには両方の山が見えるのですが、谷部分に大きな雲が入り、ちょっとの場所が変わるだけで天候が異なる様子が見れました。
山の天気は変わりやすいと言うのも納得です。ちょっと歩けば雨降ったり、晴れたり。雨具は必須です。


山と山の間には、雪解け水が滝となり、川となり、そして湖に流れていきます。

ちょろちょろっと流れる小川から、激流の大きな川まで様々。

川の湖はとーっても綺麗で冷たく、美味しく飲むことができるので、その場で飲んだり、水分補給用としてペットボトルに入れて持っていきます。
川沿いでお昼ご飯を食べて休憩です。

もう半分以上は歩いてきたころかな。


地図を取り出し、順調な進み具合も確認。


歩く距離は長いけど、景色を楽しみながら歩いて行けるので、昨日よりも苦になりません。荷物も少し減ったからかもしれません。


エネルギーもチャージ完了、午後の部の始まりです。
トレッキングをしていると、すれ違う時に声かけ合う挨拶「Hola!(こんにちは!)」がとっても気持ちが良い!
あきらかにスペイン語圏以外の人々、英語圏の人やフランス人やイタリア人、アジア人もここでは、ほぼみんな「Hola!」といって、道を譲りあったりしながらトレッキングをしていて、一体感が生まれている感じがとても好きです。


実際ここパタゴニアで出会う旅人では、男女共にフランス人がとっても多く、ここはフランスか?!ってぐらい色んなところでフランス語が飛び交っています。さすがアウトドアや道具系のブランドが多いフランス。


次に多く感じたのがイスラエル人。イスラエルは高校卒業後、3年間の徴兵制度を経て、バカンスとして海外旅行へ行く人がとても多いんだそう。ここパタゴニアも人気で、注意書の看板など、ヘブライ語で書かれているのをよく目にします。


その次に韓国人でしょうか。
韓国では今トレッキングブームのようで、しかもハイレベルの山へチャレンジする人々が多いようです。着ている洋服や、所持している道具を見ても、私たちが憧れるような、質の良いブランドや物を身につけていました。


大きな石がゴロゴロ。
今度は湖から少し内側に入り込むようなコース。

草原が続きます。
すると、こんな標識が!
人間用の道と、馬の用の道です。
そしたら遠くの方から、連なった馬たちと、その馬にまたがる男性が颯爽とやってきました!
何かを運んでいる様子。
一体何を運んでいるんだろう。


今度は小さな湖の先に、野生の馬がたくさん出てきました。
野生の馬が珍しく、つられて歩いて行っていたら道に迷ってしまった私たち。
早く走る馬を見た後に、ここに来たらびっくり。

遊牧されている馬って、ほとんど動かないんですね。

私たちが見たときがたまたま動かなかったのかもしれませんが、ピクリともせず。
その隙に、写真を撮りまくりました。


あとここパタゴニアには、野生のピューマやコンドルもでるとのこと。
馬だから可愛いものの、そんな動物たちがいざ目の前に迫ってきたら怖いな…。


一旦来た道を戻り、正しいコースを歩いていくと、大きな建物が見えてきました。
キャンプ場「ラス トーレス」に隣接しているホテルです。


とっても素敵なホテル!さぞかし宿泊費も高いんだろなぁとレセプションを覗いてみると、まぁなんとも優雅な雰囲気!!
お手洗いをお借りし、優雅な雰囲気を満喫した後は、すぐに見えてきた今晩予約していたキャンプ場「ラス トーレス」が見えてきました!!!


やったー!やっと着いたー!
今日は予定通り、トレッキング7時間で目的地に到着です。

ここは車も出入りする場所なので、日帰りトレッキングや、トレッキングをせずにキャンプだけを楽しみに来る人も多いエリア。


キャンピングカーかっこいいなぁ〜〜。

早速テントを張って、夕食作りです。
スペアリブ3日目の染み込み具合が半端なく美味しい〜〜!!

今日は雨も降らず、曇り空から一変晴れてくれ、とっても気持ちの良いトレッキングでした!!



Yoko.




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2 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

素晴らしい景色ばかり!裏山〜
マルヤマ

朝陽と夕陽〜夫婦で世界一周〜 さんのコメント...

マルヤマさん!どの場面を切り取っても本当に素晴らしい景色だらけです!!山好きなマルヤマさんも、きっと興奮続きだと思います!!