イグアス移住地ではペンション園田に気付いたら1週間もお世話になっていた私たち。
イグアスの滝へ行き、このあたりの観光という観光は他にあるわけではなかったので、日々のんびりと過ごしていました。
本来ならば、さっさとお次の国ブラジルへそのまま渡って、ブラジルを周りたいという気持ちがあるのですが、
ここで朗報。
私たち日本人がブラジル入国するために1人約1万円もするブラジルVISAですが、来週の6月1日から9月18日までの間VISA無しで90日間入国できるらしいのです!!
あの8月3日から開催されるブラジルでのオリンピックのお陰で、日本人の他に、確かカナダ人、アメリカ人、オートラリア人も同期間VISAなしという、たまたまこの時期に南米を旅している人にとってはなんともラッキーな情報です。
私たちの場合2人分なので、約2万円が別のことにまわせるということは大変有り難い事。
であれば、6月1日になるまでここイグアス移住地で日程を調整してからブラジル入国する事にしました。
イグアス移住地を離れるまであと4日もあるし、せっかくなら宿を変えてみようか?という事に。
次の宿は「民宿小林」。
こちらも移民1世である小林さんご夫妻が経営されている民宿なのです。
この民宿小林、イグアス移住地を訪れる旅人の中ではとても評判が良く、どうやら小林のお母さんが作る手料理が絶品とのこと。
自炊派の私たちですが、この地にいる間だけでも日本の味を満喫すべく、小林さんの手料理を楽しみにしていました。
インターネット回線で電話ができるスカイプで小林さんへ電話し、空室を確認したら大丈夫との返答が。
ペンション園田を後にして民宿小林へお世話になることになりました。
民宿小林はイグアス移住地から約10km離れています。
ちょうど小林のお父さんがイグアス移住地にある農協に車で行く用事があるとのことでしたので、私たちはそこで待ち合わせをし、民宿小林まで乗せて行ってもらいました。
民宿小林は、周りにスーパーやレストランもなく、本当にのどかな風景の中にぽつんと建っている民宿。
敷地内には、小林さんの自宅と客室、そして壮大な牧草地が広がり、とっても開放感に満ち溢れています。
客室はドミトリーもありますが、私たちが案内していただいたお部屋は個室。
部屋からの景色はこんな感じ!
ベッドは2つ、ベランダもあり、室内にはシャワーやトイレもついており、シャンプーや石鹸、バスタオルも完備。
これで1人1泊50000グアラニー(約1000円)。
しかも屋上にはジャグジーまであるんです!
食事は基本的には朝食、昼食は自炊、有料にはなりますが夕食は希望者のみ小林のお母さんが作った手料理が食べれます。
私たちは、3泊4日の滞在中ずっと夕食はお母さんにお願いして作ってもらいました。
すき焼き
春雨サラダ
生姜焼き
唐揚げ
そうめん
などなど。
日本にいるような感覚になりました。
そしてここにはこんなにたくさんの、わんちゃんや猫ちゃんまで!
癒されます。
そして旅人に対して、自分たちの娘息子のように接してくれるお母さん。
口数が少なく見た目怖いけど、話すととても優しいお父さん。
今まで泊まった宿の中で、値段に対する安さが良心的だと思える民宿です!!
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