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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-07-09

免許証がない!!マイアミで予約していたレンタカーが借りれず、さてどうしまし ょう

マイアミに到着!!

リオやボゴタの時のように、ここでも入国審査ではマイアミへの目的は?とか、どのくらい滞在するのか?とか、Esta持っているか?とか証明書見せて!とか、いろいろ聞かれるんだろうなぁと意を決して行ったものの。

意外とアメリカ入国はあっさり。

無表情で怖そうな審査官はMitsuさんの名前を見るなり、
「Mitsu…Mitsubishi…   Japanese Good Brand!  Hahaha!!!」

そんなアメリカンジョークをしょっぱなから浴びて、緊張感も一気にほぐれました。


搭乗口を降りると、一気に気温が上がり常夏!!南半球から北半球に移動すると、季節も変わります。 
冬に入るブラジルだったのに対して、夏間近のアメリカ。暑い!!
私たちは空港に着くなり、予めWEB予約していたハーツレンタカーのカウンターに向かいました。
レンタカーセンターと呼ばれるマイアミ空港内のレンタカー会社が集まる場所へ向かうことになるのですが、ここに向かうまで、MIA Moverと呼ばれるなんと無料のモノレールに乗るんです。

空港内の移動がモノレールだなんて、流石アメリカ。規模が大きすぎるなぁ。

ハーツレンタカーのカウンターに到着し、予約の確認書のメールを提示しました。


「パスポートと免許証とクレジットカードをお願いします。」

言われた通り、全て提出。


カウンターのお姉さん「国際免許証だけではなく、日本の免許証も見せて下さい。」

私たち「この国際免許証しか持ってきていないんです。」  

カウンターのお姉さん「国際免許証だけではレンタカーを貸すことはできません。本国の
免許証があることが前提で、国際免許証は翻訳をしただけの免許証なので、これだけだとダメです。」

私たち「がーーん…」


旅を出発する時、完全に抜けていた日本の免許証。1年間有効の国際免許証さえあれば、海外で車を運転できると思い込んでいました。


カウンターのお姉さん「当日キャンセルしてもキャンセル料かからないから、取り消ししときますね〜。」


私たち「がーーん…(心の叫び)」


実はブラジルにいた時から何となく、日本の免許証必要なんじゃないか?!と気になりだし、ここ最近アメリカでレンタカーを借りた人たちに必要だったか聞いていた私たち。
国際免許証の提示だけでよかったよ〜!という人がほとんど。


なのに…


なのに…


これもテロ対策の取り締まり強化なのでしょうか。。。
まぁ、でもレンタカーを借りることは旅出発前から分かっていたことなのに、事前に知識不足だった私たちが完全に悪いのですが。



レンタカーでアメリカ横断するのに、車を借りれなかったいつまで経っても進みません。
こんなことになる恐れもあろうことかと、ブラジルで免許証のことが気になっていた私たちは、実は弓場農場にいる時、重要書類を預けていた実家に連絡し、念のため日本の免許証を送ってもらう手配をしていたのです。しかしこれがまた大変で、私たちは旅先で同じ場所にずっといるわけではないので荷物をどこで受けとったらいいのか悩みました。


●受け取り先案、その1
10日間滞在させてもらっていた弓場農場で受け取ることを考えました。しかし調べるとブラジルへの荷物の発送は、紛失や遅延が多発しているから10日間の間に受け取れるか不安でした。どうやら日本から発送した荷物は、高速便だと最短で3,4日でブラジルには届くらしいのですが、ブラジルに到着してから国内に振り分けられるまでに紛失や遅延などが多発しているらしいのです。もし弓場農場に滞在終了後に届いたら、私たちは受け取ることができません、、、。なので断念。


●受け取り先案、その2
マイアミにある宿を予約して、そこに送ってもらうことを考えました。しかしリゾート地でもあるマイアミは、安宿という安宿が無い!!ある程度ランクの高いホテルであれば荷物の受け取りもやってくれたというWEBの書き込みを見たことがありました。しかし私たちの予算では到底泊まれない…ということで宿での受け取りも却下。


●受け取り先案、その3
マイアミの日本領事館で受け取ることを考えました。これまた、アメリカでは無いものの他の国で大使館や領事館で日本からの荷物を受け取ったことがあるという記事をWEBで見つけました。早速私たちはマイアミ領事館あてに荷物を受け取りたい旨をメール。返事は「そのようなサービスは行っておりません。」と。なにーー…。何のための大使館、領事館なんでしょうか。海外で困った日本人を助けてくれる場所なのではないのでしょうか。


●受け取り案、その4
fedexやUPS、DHLなどの国際郵便を主にやっている配送会社のマイアミ営業所で受け取ることを考えました。これも各社に可能かメールで確認しましたが、「運転免許証」という重要書類にあたる配送物は受け付けていないとのことからお断りされました。


●受け取り先案、その5
マイアミ郵便局の局留で受け取ることを考えました。事前にマイアミ郵便局に問い合わせしようかと思って連絡先探しましたが分からず…。日本にいる母親に、最寄りの郵便局でマイアミ郵便局で局留が可能かどうかを聞いてもらいました。そしたらなんと「できる!」との返事。もうここしかありません、私たちが免許証を受け取れる場所は。しかもEMSと呼ばれる国際郵便は、免許証などの重要書類も発送してくれ、なおかつ海外なのに4〜5日で受け取れるというなんとも神がかった郵便局様々なのです。


ということで、受け取り先案、その5にてマイアミで一番大きい郵便局の住所を母親に伝え、局留で送ってもらう手配を行っていました。


よかったーー、送ってもらう手配をしといて・・・ほっ。


しかし今日は日曜日。
郵便局は閉まっているし、これから免許証を受け取りに行くこともできません。
今日レンタカー借りることは諦めて、明日月曜日に郵便局に日本からの荷物(私たちの免許証)を受け取りに行ってから、改めてレンタカーを借りることにしました。

ブラジルを出国して、実に丸3日が経っていました。
長引く移動と、重たい荷物を持ち歩く時間が続き、体力的にも疲れてきました。

こんな晴れた日のマイアミ。
本来ならば、マイアミ市内観光して〜とか、マイアミビーチに行って〜とかしたいところですが、このまま空港にとどまり、空港で夜を明かすことにしたのです。


サンゴ礁の形をした椅子がおしゃれなマイアミ空港。
私たちは到着口の、人通りが少ない隅っこを確保。
ここなら電源もあるので、充電もできます。
しかし、おしゃれなサンゴ礁の形をした椅子は、細すぎて身体を伸ばすことができません。

なので、隅っこにキャンプで使うエアマットを敷いて横になるのです。
もう空港泊も随分慣れました。
ちょうど空港内では、アーティストさんの展示物がありました。
可愛い作品。

いつもとは違うおしゃれな空港は、建物自体が美術館のようで楽しめました。






そして、翌朝。
朝、コーラルウェイ通りにあるSHENANDOAH Post Office(郵便局)に向かうために、空港から出ているトライレールに乗ってVizcaya駅を目指します。

切符は、紙で出来たカード。一人1.25ドル(約125円)。
朝早いからか、乗車している人は少なめです。

Vizcaya駅に到着!
ここから重たい荷物を背負って郵便局へ。
灼熱の中、徒歩15分ぐらい。
やっとありました、SHENANDOAH Post Office(郵便局)!!
さて、日本からの荷物は無事に届いているでしょうか…


ドキドキ…





届いていましたーーーーーーーーーー!!!!




発送したよ、と母から連絡をもらってから、ずっと郵便局のHPで追跡していました。
実に地元の郵便局から発送して5日間で、この郵便局に到着していました。
中には、私たちの大本命である日本の運転免許証と、母からの手紙、折り鶴が入っていました。

2匹あった折り鶴は、それぞれパスポートケースの中に入れて、これからお守りとして持ち歩くことにしました。

慣れない英語の住所など、面倒なことを頼んだにもかかわらず、すぐに対応してくれた母。ありがとう!!!


無事に運転免許証を受け取り、これから改めてWEB予約したレンタカー会社へ向かいます。
郵便局前から出ている、このオレンジ色のトロリーバス。
実はマイアミ近郊を無料で乗車できるという、なんとも有難いバスなのです!!!

昨日キャンセルしたハーツレンタカーで再度予約しようとしたら、当初事前予約していた金額より1,5倍ぐらいしたので、今度はアラモレンタカーで予約しました。

今思えば昨日行った空港内のハーツレンタカー、キャンセルせずに日にち変更ができればよかった…と後悔。

アラモレンタカーのダウンタウン店で予約をしていたレンタカー待ち。
ついに、相棒とご対面です。

車社会のアメリカでは、コンパクトカーの類に入るこの車。
HyundaiのVelosterという車種。本当はもっと大きいのを予約していたのですが、なぜかこの車しか空いていないと言われて、この車種になりました。

住めば都じゃないけど、運転していれば愛着がきっと湧いていくであろう。
これから3週間よろしくね。

ちなみに、出発前は走行距離10.070マイル(16.206キロ)。
アメリカドライブが終了する頃は、何キロになっているのでしょう。
いよいよ、アメリカドライブ横断の幕開けです!



Yoko.





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