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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-08-10

アウトドアとファッションの街『オレゴン州・BEND(ベンド)』へ。

朝からシャスタ山を拝み、また今日も北上していきます。


いよいよ今日はオレゴン州へと渡り、クレーターレイク国立公園へ向かうことに。

グランドキャニオン国立公園から始まり、ジョシュアツリー国立公園、ヨセミテ国立公園、クレーターレイク国立公園と、1回入園するのに大体20~30ドルかかる入園料も、年間パスの購入で元取れました!

ここがアメリカ横断ドライブでは最後の国立公園訪問となります。

もっと時間が許されるのであれば、もっともっと国立公園巡りをしたかったなぁ。


そんなラストを飾る国立公園、クレーターレイク!
その名の通りクレーターレイクは7700年前、マザマ山が噴火し、約3600mあった標高の3分の1が吹き飛んで形成されたカルデラ湖なのです。

その深さはなんと567mもあって、アメリカでもっとも深い湖なんですって。世界でも7番目なんだとか。

そんな深い湖を持つクレーターレイクは、水の出入りが無い為、とっても青く澄んだ水が透き通って、美しいことでも有名な場所!!


どんな自然が待っているのか、わくわくしながら公園に到着。
あれあれあれ。


なんだかどんより雲。


サンフランシスコの日と同じく、到着したら天気が悪いだなんて、ショック、、、。


とりあえず、ここまで来たからにはゲートを潜り、湖の方へ行ってみることに。


うわ!!霧で何も見えない。

さらに、あたり一面、雪!!!!
今、アメリカの7月ですよ?
つい3,4日前まで、うなだれる程の猛暑の中で過ごしていたのに、同じアメリカでもここまで北上すると、雪景色になるとは。

アメリカの広大さを再確認しました。


とりあえずお土産やさんに入ってみました。


PENDLETON× Klean Kanteen
そうだ!ここオレゴン州はペンドルトン発祥の地だ!

他にも可愛い柄のブランケットも豊富。

ここでウィンドウショッピングを楽しみながら天気の回復を少し待ってみるものの、全く良くなる気配はなし。


クレーターレイク観光は諦めた私たち。

真っ白な霧の中、公園のゲートを後にしました。


だんだん標高が下がるに連れて、さっきまでの霧景色が嘘のように、晴れてるし。

標高の高い山は、天気が変わりやすいって、まさにこういう事なんですね。



ちなみに晴れた日のクレーターレイクはこちら!グラデーションに染まる夕陽が幻想的。
参考画像by Crater Lake National Park 公式サイト


噴火してできた湖、みてみたかったな。


私たちはその後、気持ちを切り替え、北上し続けてベンドという町までやってきました。

訪問した後に知ったことなのですがこのベンドは、サーフィンの神様でもあり、patagoniaのアンバサダーでもあるジェリー・ロペスが住んでいる町なんですって!

ハワイ生まれのジェリー・ロペスがなぜ、海に面していない内陸のベンドの町を拠点として選んだ理由が分かるような気がしました。

町を流れるデシューツ川の周りには多くの公園が設けられ、キャンプやラフティング、川サーフィン、魚釣りやクライミングなど、自然と触れ合う環境が充実。

豊富な自然の中にお洒落な建物やお店が程よく融合された、ちょうど良い空気感。

とっても居心地が良いんです。

この辺りはプロのカヤックやスキーの選手が拠点としている町なんですって!


なので、町中にはアウトドアショップも多く建ち並んでいて、歩いているだけでも面白いエリアです。
たちが行った日はちょうど土曜日だったこともあり「サタデーマーケット」も開催されていました。

ゆっくり過ぎる時間が心地が良いな〜。

そしてたまたま入ってみた靴屋さんでは、ワークブーツがずらり!!
そう、このあたりはワークブーツのWescoやWhite’s、Dannerなどオレゴン州近辺で作られている老舗ブランドの発祥の地なのです。

しかも値段を見て驚愕。

ちょうどセール時期ということもあって、日本で見る価格の3分の1ぐらいでした。
日本では見たことのないレディースのモデルまで。

レディースも武骨な感じなのかなぁと思ったら、意外とワイズは細くて女性が履くとスッキリしたモデルなんですよね。

まぁ、めちゃくちゃ重たいんですけどね。

でもそれを含めて好きな人には堪らないブランドでもあり、今でもアメリカ製を貫き通しているブーツたち。

クタクタになるまで履き込んで、ソールが減ってきたら張り替えて、と一生もののブーツを本場で見ることができて光栄でした。


そして私たちは、友人に教えて貰ったオススメのスリフトへ。
アメリカに来た楽しみの一つ、スリフト巡り。

スリフトとは、寄付によって集められた衣料品や家具、雑貨、本などを販売し、収益を慈善団体や寄付金として送られる小売業のこと。
無料で集まったものを販売しているから、なんてったって安いのが特徴なのです。

そこに、ヴィンテージのお宝が紛れていることも!!!!

言うなれば、宝探しのお店。

でも、そんな簡単には見つかるわけもなく。

ある人が言っていましたが、スリフトでヴィンテージが出てくる確率は、たったの1割なんだとか。

ヴィンテージのリーバイスとか、状態の良いアメリカ製オールスターとか、イームズとかバンダナとか。
価値が付いているとは知らずに寄付されたものたちが、ごくごくたまに。

でも、出てくるときは出てくるんですよね。
その1割のお宝探しのために、好きな人は、このようなスリフト巡りをしているのです。


オレゴン州初日にして、この空気好きかも、と二人とも思ってしまいました。


今日はベンドで車中泊です。


18日目の走行距離は371kmでした。

Yoko.





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