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2016-09-04

別れが辛かったニューヨーク

いよいよ、ニューヨークブログ最終回です。


今回は12日間私たちを家に招待してくれた、カゲやんと太山について書きたいと思います。
2人のことは、ちょいちょいブログにも書いていたので、ここにお世話になる経緯とかは前のブログを読んでもらえたらと思います。


2人は、私たちに対して本当に親身に接してくれました。



かげやんと私は、高校卒業ぶりの再会。
太山とは初対面。
Mitsuさんに至っては、2人とも初対面でした。


にも関わらず、節約しながらの旅をしている私たち目線に合わせて、物価の高いニューヨークでお金がかからない観光スポットやグルメを色々提案してくれる日々でした。
料理が得意な太山は、いつも手料理を振舞ってくれて、毎日のように作ってくれました。


いつも本当に美味しくて、お店の味に勝るものばかり!


パリパリの餃子や、
お米にお味噌汁、素麺やヒジキなど日本の味をいつも用意してくれ。
お話をしている間に、あっという間に作ってくれる手早さは要領よく、いつも太山のことを「お母さん」と呼んでしまうほどでした。


バックパックを整理している時に、ドライブの時に買ったパスタ麺が余ってるから食べちゃわないとね〜なんてMitsuさんと何気なく会話をしていたら、あっという間に具を作ってくれていたり。
カゲやんも、得意の「燻りがっこ」を作ってくれました!
ニューヨークで、たくあんの燻製が食べれるなんて感激。また食べたい!!



私たちがお世話になっていた2人の家は、日本で言ういわゆるワンルーム。

壁のない空間に、少しでも私たちがプライベートな空間になるように、と仕切りまで作ってくれたのです。
世界一周中の私たちがニューヨークに来るということで、私たちが到着する数日前に太山が描いたもので、「ニューヨーク」がテーマ!
よく見るとニューヨークの代表的なスポットが描かれているのです。


太山の描く画や言葉は、人を和やかにさせてくれて、なおかつ元気にしてくれる力があります。


そんな太山からニューヨーク最終日に、こんな素敵なプレゼントをいただきました!



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ひとつの道とひとつの道。
合わさって、ひとつの道「夫婦」。
一歩、一歩、歩幅をそろえて、世界を歩く。
前に進む時もあれば、立ち止まったり、戻ってみたり、時に迷ってしまったり…
でもね、大丈夫。
あなたは朝陽、わたしを明るく照らしてくれる。
わたしは夕陽、あなたの全てを受け入れる。
地球は回る、グルグルと。
でもね、大丈夫。
わたしたちは太陽だから。

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暫くMitsuさんも私も、嬉しすぎて涙が止まりませんでした。
「朝陽」と「夕陽」を使った詩。
私たちの旅のお守りでもあり、一生の宝物です。



一方、保育士をしているかげやんは、連勤明けのお休みにも関わらず、休日は太山と一緒に私たちと過ごしてくれ、セントラルパークや美術館、日曜日の教会、フリマ等、様々なエリアに連れて行ってくれました。
お酒が強いカゲやん。
お酒が好きなMitsuさんの晩酌相手にいつも付き合ってくれてありがとう。

同じ青春時代を共に過ごしてきた高校の同級生カゲやんと、Mitsuさんがこうやってニューヨークで晩酌している姿を見ていると、とても不思議な感じでした。
当初安宿でも2.3泊しかできないと思っていたニューヨークでしたが、私たちに少しでもお金を気にせず滞在を楽しんでもらおうと、「よかったら、何泊でもいいからうち使ってね。」と連絡をくれたカゲやん。彼女の優しさが、本当に本当に嬉しかったな。
久しぶりの再会だったにも関わらず、たくさんの出会いを繋いでくれて本当に感謝してもしきれないぐらいです。



そして2人は私たちが滞在中に、ニューヨークの友人たちを家に招待してホームパーティーを開催してくれました。
そこには、ニューヨークで活動している美容師さん、デザイナーさん、ゲストハウスのオーナーさん、建築家などの日本人や
ニューヨークに長年住むホンジュラス人や
日本が大好きなアメリカ人など
多くの人々が、彼らの家に集まりました。



2人の人柄だからこそ、忙しいニューヨークでこれだけ多くの人が集まり、人と人が繋がっていっているのだと思いました。



私たちがニューヨークを旅立つ最終日。


涙をグッとこらえることに必死でした。
たくさんお話をした12日間、常に笑顔になれて、家族の一員のようでした。


旅を通して、人の温かさが身に沁みた日々。私たちは、周りの人に支えられてこうやって旅ができているんだということを改めて感じました。


たくさんの思い出を一緒に作ってくれて、本当にありがとう!


日本でも、ニューヨークでも、また再会できる日が楽しみです。



私たちがニューヨークを離れて次へ向かうのは、イギリスはロンドン。

いよいよアメリカ大陸を離れます。


ニューヨークを離れることに拒絶反応なのか、このあたりから私の身体中を不明な蕁麻疹が襲ってきたのでした。

Yoko.





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