「夢」や「希望」を持つキッカケ

旅の途中で、Mitsuさんの実家である福島でも、うちの実家のある熊本でも大きな地震がありました。

幸いにもそれぞれ大丈夫だったのですが、震災真っ只中で家族が大変な思いをしているのに、自分たちは本当に旅を続けていても良いのか…自問自答の日々が続きました。

当時帰国も覚悟していた私たちに「こっちは大丈夫だから！気を付けて旅を続けて」と、逆に励まされてるような言葉がそこにはあり、悩んだ結果、今も旅をこうして続けられています。本当に感謝です。

最近ひとつの依頼がありました。

熊本の、とあるごく一部の地域に配布している地域新聞（たまに新聞に挟まっているような、その地域の住民へ向けた情報誌のようなもの）に、私たちの旅のことを紹介したいという内容。

その地域は、震災の時に全国テレビでも被害の様子が映し出され、多くの人々が被災していた場所からほど近い地域。

その地域の方々に向けて「夫婦で世界旅という夢や希望ある話」を紹介していきたいとの依頼でした。しかも毎月の連載で。

震災で被害に遭われた方々に対して、何かできないものかと考えていたものの、このような形で、誰かひとりにでも「夢」や「希望」を抱いてもらえるキッカケになるのであれば、私たち自身も嬉しいです。

連載は新年である来月からスタート予定。また掲載されましたら、こちらでご紹介しますね。

Yoko.

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今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
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