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2017-01-18

トドラ渓谷があるティズギ村に住む人々の暮らし

今のモロッコの人口は、60%がベルベル人で、40%がアラブ人の民族構成なんだそう。   アトラス山脈より南部は、ほとんどがベルベル人なんですって。
ここトドラ渓谷周辺もほとんどがベルベル人。
言語もアラブ人はアラビア語、ベルベル人はベルベル語を公用語として話すので、モロッコでは小さい時から2つの言語を勉強します。


それに加えてモロッコはフランスの植民地だったので、フランス語を喋れる人も多いんです。


アラビア語はグニョグョとした文字で右から左に読むのに対して
ベルベル語は、アルファベットも可愛らしい文字。左から右に読むんだそう。
6歳のあやちゃんは、アラビア語もベルベル語もお勉強中。
日本語もペラペラだし、凄いなぁ。


この辺りは、もともと住んでたベルベル人が、アラブ人からの侵略を守るために作った要塞の跡地も多く残っています。
確かにティネリールからこのトドラ渓谷があるティズギ村まで乗ってきた相乗りタクシーから見えた景色は、ものすごい雰囲気を放ってたもんなぁ。
映画のような世界。


今日は【ゲストハウス アーモンド】のミチヨさんから、有難いことにティズギ村を案内していただけることに!


同じくアーモンドに滞在している日本人カップル、コニーの愛称で親しまれている小仲君とリサちゃんも一緒に、5人でお散歩です。
岩山が迫力満点のトドラ渓谷が続くティズギ村。

この秘境地ティズギ村に住むベルベルの女性たちの格好が気になりました。  

普段着の上からレースやシーツ地のような白い布を肩からかけて、体を覆っているスタイルが伝統的な着方なんだそう。

覆った布の下に着てる普段着は、フリースのパジャマみたいなのを着ている人も多い。

これまでみたモロッコの民族衣装ともまた違った感じで、新鮮な衣装だなー。


同じ国でも地域によって伝統衣装の着方が違うなんて、興味深いです。


ちなみに男性は、他の地域と同じくジュラバスタイルか洋服を着ていらっしゃいました。



トドラ渓谷からずっとティズギ村を流れている川があるのですが、ここに住む方々にとって川は生活用水でもあり、川での洗濯は毎日の日課。

どの家庭にもあるモロッコ絨毯も、川でゴシゴシ洗濯はするんだそうです。   



桃太郎ですね。


洗ったら洗濯物は河原で干して、ある程度乾いて軽くなったら、お家に持って帰るんだそう。

渓谷の水自体は綺麗だし、水流も結構あるので洗濯しやすいんだとか。

ミチヨさんに、もしよかったら川で洗濯もできますよ、とお声がけ頂いたのですが  川に洗剤を流すことに対して抵抗があったので、普通に宿で洗濯させてもらいました。


畑を通って集落のほうへ歩いていきます。

畑には、様々な野菜や果物が実っていました。

ゲストハウスの名前にもなっている、アーモンドの木や

オリーブの木

 私たちの大好きなザクロの木まで。


日干し煉瓦で造られた集落は、なんとも異国情緒たっぷり。

あ、この水色のスカーフを頭に巻いてらっしゃる方がミチヨさんです。


土とワラを混ぜて作った、日干し煉瓦もありました。

こっちの煉瓦は、まだ日干しの最中。  

これらはいづれ建物に使われていくんですね。

当たり前の日常なのに、幻想的な空間。



村の中にはスーパーはありませんが、小さな商店や八百屋さん、お肉屋さんがあります。

なんと、日本語で《商店》の文字!


自炊するときは、このようなお店で食材を調達して料理をすることが多かったのですが、野菜はとても安く、ジャガイモ2つ、人参1本、トマト4つ、小さなズッキーニ4本、ザクロ2つ買っても、全部で200円ぐらい。


これでお米やパスタ麺なんかあれば2食分ぐらい作れるので、かなり安く食費を抑えることができます。

物価が安いって旅人にとっては有難いですね。


ティズギ村、日干し煉瓦以外にも最近はコンクリートの建物が増えていってるんだそう。それがまたドアとか窓の柵とかが可愛いんです。

サボテンも至る所に生えていて、この土色によく合いますねぇ。

南米でもそうでしたが、サボテンの実はフルーツのような甘さがあって地元の人に大人気。

澄んだ空気や水は美味しいし、間違いなく長く滞在するには、もってこいの穴場です。


明日は、ティネリールの町で週に1度のマーケットが開催されるそうなので、行ってみたいと思います!何か掘り出し物あるかなぁ。

  Yoko.





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