意外にも快適な野宿を過ごした2日目の朝。
今日は、フィッシュリバーキャニオンに向かいますよー!
本線から外れると、基本的にはどこもオフロード。
運転も集中しないと、ハンドルが言うこときかなかったり、タイヤが滑ってしまったり、と危険です。
レンタカーで回る人々の中には、慣れないオフロードの運転で事故ってしまったり、トラブルになってしまう人も少なくないそうです。
たしかに、運転に慣れていないとオフロードは怖そう…
ここは、ユウキ君に運転を任せます。
いました!!!ご立派な角をお持ちの体格の良いオリックスが!
オリックスだなんて初めてみましたよ。オリックスは真横から見ると角が一本に見えるため、あの伝説の一角獣ユニコーンの元になっている動物と言われています。
牛ぐらいの大きさはあろう、こんな大きな動物が道端で見れるなんて感激です。
アフリカらしさ満点のスチュエーションに一同大興奮!!
暫くすると、フィッシュリバーキャニオン国立公園のゲートに到着。
車でゲートをくぐり、その先の道を進むと…
でましたー!フィッシュリバーキャニオン。世界で2番目に大きなキャニオンが広がっていました!
「地球の歩き方」には、フィッシュリバーキャニオンの情報が少なすぎて、とりあえず向かってみたのですが、なんともお見事な景観にアッパレ。こんな素晴らしい風景なのに、私たち以外に観光客はいない状態で、これは穴場スポットかもしれません。
渓谷もハイキングができるようです。
雲ひとつない青空と、茶色いキャニオンのコントラストがこれまた美しい!
キャニオンを楽しんだ後は、ランチタイム。
古いアメリカ映画に出てきそうな雰囲気。ランチもそんなに高くなくてオススメスポットです!
5時間かけて自分で編み込んだというドレッドは、もはや芸術。アフリカ人の髪の毛は、日本人みたいにサラサラのストレートの髪の毛が生えてこないみたいで、炎天下に順応できるようチリチリした髪の毛がはえます。その為男性は殆どが坊主、女性はチリチリした髪の毛がコンプレックスの人も多く、エクステ(付け毛)を付けてヘアスタイルを楽しむ人が多いのです。小さな女の子の持つお母様方は、お子さんの髪の毛も可愛くドレッドや編み込みにしてあげることがステイタスのようです。自分で編み込めるなんて凄い技術です!
お腹もぺこぺこ。いくつかある中から選んだランチメニューは、なんとオリックスのお肉を使ったラップサンドセット!55ナミビアドル(約495)円。
昨日の宿探しの教訓から、日が明るい時に寝床を確保したいところ。
昨日の快適野宿に味をしめた私たちは、何箇所か集落へ回り、テントを張れそうなガソリンスタンドを探すものの、なかなか良さそうな場所が見つからず…
アフリカでは、家畜で飼っているロバがとにかく多く、集落でもこんな風に普通に歩いています。
先まで進み、鉄道駅がある集落Marientalという町まで行き、比較的安めの宿「Tahiti」に宿泊することに。
お部屋も綺麗で、シャワー、エアコン、トイレ、キッチン付きの個室で、1人170ナミビアドル(約1530円)。
エアコン付きの宿なんて久しぶりだったので、快適でした。
沢山ありそうな部屋は満室状態で、欧米人の観光客が殆ど。フィッシュリバーキャニオンには、全く観光客居なかったのに、ここには大勢の観光客がいることに驚きました。みんなナミブ砂漠に行くんだろうなぁ。
ナミビアは元々ドイツ領だったのですが、ヨーロッパの侵略からアフリカの地を守るべく、南アフリカ軍とドイツ軍の戦いが長らく続きました。南アフリカから保護されていたことから、ナミビア通貨は基本的にナミビアドルですが、南アフリカランドも同様の価値があり、ここナミビアでもランドを普通に使うことができます。
1ナミビアドル=1ランドなので計算もしやすいです。ちなみにナミビアのATMで現金を下ろすと、ナミビアドルとランドが混合で出てくることもありました。
南アフリカから北上していく人は、多めにランドを持っていると、両替する手間も省けますしラクですよ!(但し、ナミビアドルは南アフリカでは使えないので要注意です。)
ともかく、ナミビア行く人の中でもあまり知られていないフィッシュリバーキャニオン。
素晴らしい景色が待ってますよーー。
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