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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-02-08

ナミビア、ボツワナの車旅が始まります。

今日から2週間かけて、ナミビア、ボツワナを車で周遊してきます。寝床は基本的にはキャンプです。


ナミビアは、アメリカのグランドキャニオンの次に大きなキャニオンが広がるフィッシュキャニオン、幻想的なオレンジ色のナミブ砂漠、少数民族が暮らすオプウォ村、そして自分たちの車でサファリへ行くことができるエトーシャ国立公園などがあり、見所が盛りだくさん!しかしそれぞれツアーで行くと費用も高くつくため、何人かでレンタカーをシェアして1週間から10日間ほど掛けてまわるのが一般的な様子。ナミビアの首都ウィントフックの宿まで行けば、シェア希望している人が多くいるみたいなので、とりあえずウィントフックへ目指す人が多いようです。

そしてボツワナもナミビアと同様に、数多くの野生の動物が生息しているので、サファリを思う存分に楽しむことができるんだそう。ここは相乗りタクシーやヒッチハイクが主流なので、それらで移動しながらまわるのが良いようです。


ナミビアもボツワナも、アフリカの中では比較的治安も良く、基本的なことを気をつけていれば安全と言われています。


なので、観光スポットは世界中から多くの人々が集まります。


私たちも、当初それらの手段で行くしかないと思っていました。
ちゃんとレンタカーシェアできる人たちと出逢えるかな…なんて心配も…。



しかし!

そんな心配もご無用!!

ラッキーなことに!!!

なんと!!!!


ケープタウンで車を購入して、これからアフリカ大陸を北上していくという日本人ユウキ君と、出逢ってしまったのです。


ケープタウンでお世話になった宿、Cat&Mooseで、たまたま同じ相部屋だったことがキッカケで!!


これは、本当に素敵な出逢いの始まりでした。


もともとユウキ君も、同じ北上ルートの旅人がいたら、ガソリン代をシェアしながら一緒に行けたらということでメンバーを募集中だったのです。


たまたま同じ宿の同じ部屋に泊まり、ナミビアへ行こうとしていたスケジュールも同じタイミングだったわけで。


お声掛けいただいた時は、本当に嬉しかったです。


しかもユウキ君は、日本にいた時からアウトドア好きというだけあって、良い装備を持ってらっしゃること!
アークテリクスのバックパック、ホグロフスのフリースジャケット、ダナーライトのブーツ、小川テントのテントに私たちが使っているのと全く同じモンベルのダウンハガーの寝袋etc...
アウトドア好きな人が見れば、わくわくする様な装備ばかりをお持ちだったので、思わずMitsuさんも飛びつき、装備の話で盛り上がります。


更にユウキ君もMitsuさんもバイクに乗っていたということもあって、バイクの話でも盛り上がり!


なんとも運命的な出逢いじゃありまんかーーー!!!!!
(だと思っているのは私たちだけかもしれませんが。笑)


旅先で車を購入して、それで旅をする、というその半端ない行動力にも驚きましたが、関西人らしさたっぷりのユーモア溢れる発言で場を盛り上げてくれるユウキ君の人柄と、その物腰の柔らかさ、そして長年海外で生活していただけあって流暢な英語力に、完全にノックアウト。私たちにとって、いきなり心強い人が目の前に現れたというわけです。
↑ユウキ君の愛車、ランドローバー!

と言うわけで、ユウキ君大変お世話になります。


メンバーは、ユウキ君、Mitsuさん、私の他に、これまた同じ宿だった韓国人チュンジーとソンの5人!!これから2週間、5人旅の始まりです。
左から私、Mitsuさん、ユウキ君、チュンジー、ソン。


いよいよケープタウンを出発する日の朝。

この宿は、場所も便利なところにあるし本当に良い出逢いも多くて楽しかったなぁ。
早朝の出発だったにも関わらず、皆さん早起きして見送って下さいました!!!
ケープタウンに来てこんなに日本人や韓国人が多いものかと驚いた半面、アジア人の熱さというかアットホームな雰囲気が、異国の地で感じることができて本当に嬉しかったです。
またどこかで再会したいなぁ。

走り出す車は、みるみる都会を離れていき、壮大に広がる大地に突入。一本道をひたすら走り抜けます。
4.5時間走り出したところで最初のガソリンスタンドは、経営しているのかどうかも分からないような、少し古びたガソリンスタンド。
一本道が多いアフリカでは、次のガソリンスタンドは100km先にしかないということが多いので、見つけた時に入れておく必要があります。
すると、建物の中からお姉さんが出てきて給油してくれました。やっててよかった。
そのままガソリンスタンドの近くにあったカフェで一息。
私はラテを、Mitsuさんはブラックコーヒーをオーダー。だいたい1杯150円から200円ぐらい。
カフェのオーナーさんはハンドメイドで色々作るのが好きなようで、店内はあらゆる手作りのオブジェが飾られていて可愛らしいカフェでした。
一息ついたところで、今日のうちにナミビアへ入国すべく、車を走らせます。

ナミビア国境の看板が見えてきました!!
イミグレ、車のパーミット(許可証)を取得し、無事にナミビアIN。
なんだかんだで、手続きに1時間ぐらいかかり、既に陽が傾き夕刻に。
何にもない砂漠地帯をひたすら走ります。街頭ひとつなく、陽が沈んでしまい、もう真っ暗。対向車すら現れません。

この先さらに100km先にしか集落や宿やレストランもなく、全く人気(ひとけ)がないので、やや焦ってきました。
砂丘に隠れてテントを張って野宿をするか…

アフリカでキャンプ場じゃないところにテント張って寝て、果たして治安は大丈夫なのだろうか。

お腹もぺこぺこだし、何か食べたい…

よし!頑張って100km先まで行ってみよう。


そこから1時間ちょっと車を走らせ、ようやく1軒のレストラン付きの宿を見つけて尋ねてみるものの、なんと営業していないとのこと。


するとその宿の人から、近くに売店付き24時間営業のガソリンスタンドがあるよ、と教えてもらったので、そこへ移動してみました。

コンビニのような売店は、ミートパイなどの簡単な食べ物が売られていたので、とりあえずそれらで空腹を満たすことができました!!よかったぁ。


食べ物は確保できたけど、寝床どうしよう…


縋る思いででガソリンスタンドのスタッフに、敷地内にテントを張って一晩過ごさせてもらえないか交渉したら、なんとOK!無料で泊めさせてもらいました。


この時点で22時はまわっていたと思います。

ドライブ初日から、1人で約800km運転し続けてくれたユウキ君は、相当ヘトヘトだったと思います。感謝しかありません。

この日はテントを張って、皆さん即就寝。

清々しい翌朝。
なんとガソリンスタンド内には、スタッフ用のシャワールームがあり、私たちも浴びさせてもらえました。
なんとも快適な野宿生活。

スタッフにお礼のジュースを渡したところで、2日目の出発です。
今日はナミビア南部にある、フィッシュリバーキャニオンを目指します。
続きはまた次回!

Yoko.





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