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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-09-03

アフリカでのミッションを実行。オーダーメイドの洋服を作る!

モシの通りには、路上でミシンを踏んでいるテーラード屋さんがずらーーーーーっっと並んでいます。女性だけでなく、男性も。
町を歩いていると、あちらこちらでミシンの音が聞こえてきます。
ここタンザニアでは布から購入して、自分の体型に合わせて仕立ててもらうテーラリングが盛んなんです。
 今の日本では、テーラード屋さんで仕立ててもらうというより既製品の洋服が一般的。仕立ててもらっても男性のスーツがほとんどかもしれません。あとは着物の反物を仕立ててもらう感じでしょうか。いずれも仕立ててもらう=特別な時に着るものというイメージです。
そんなテーラードですが、アフリカでは日常的なこと。
お気に入りの布を布屋さんで購入して、好きなデザインに仕立ててもらう。地元民を見ていると、それぞれが個性的でファッションを楽しんでいるし本当に素敵なんです。
アフリカの女性の体型は、上半身に対して下半身が大きい人が多く、既製品だとサイズが合わないことも理由のひとつかもしれませんけどね。
かわいいなぁぁ。そして似合うなぁぁ。
私たちもこれまでアフリカに入ってたくさんの布に出会い、そしてお気に入りを見つけては購入し、バックパックに詰め込んで持ち歩いてきました。
この日のために!重かった〜。
 アフリカに来てやりたかったこと。
それは、地元のテーラード屋さんでお洋服をオーダーで作ってもらうこと!

せっかくアフリカで作ってもらうなら、ちゃんと臈纈染めされているワックスプリントのキテンゲで作ってもらいたかったので、1柄6mで販売されているこれらを購入。トップスやショーツは2m、ワンピースなんかは3mあれば作れると聞いていたので、3mで売ってくれないか交渉してもどの布屋さんも6mからしか売ってくれませんでした〜。
なので、ひとつの柄でMitsuさんとシェアして作ることに。

数あるテーラード屋さんの中から選び、布を持ち込んで洋服を作ってもらうことにしました。
まずは採寸してもらい、
 作ってもらいたいデザインを伝え、打ち合わせします。仕上がりは3日後とのこと。
 ドキドキ・・・・・
 ちゃんと仕上がるかなぁ・・・・
 私たちがお願いしたテーラード屋さんは宿泊していた宿から近かったこともあり、気になって毎日のように覗きに行きました。
 ミシンは電動ではなく、足踏みミシンが主流です。
そして、出来上がった数々のお洋服がこちらです〜♩

Vネックトップス 
 脱着しやすいように、サイドにジップとスリットをいれてもらいました。

後ろ姿の写真しかありませんがお揃いのスカートも作ってもらいセットアップで着るとワンピース風に。
 Mitsuさんは同じ柄でショーツを作ってもらいました。
 そして別の柄でもスカート、スカーフ(頭に巻いているやつ)、MItsuさんはショーツ。
 Mitsuさんは、こんな柄のショーツも作ってもらいました。この布はザンビアのマーケットで見つけたもの。
 そしてランダムなドットが可愛い布は、ドットの間隔を利用してパンツに。
 あとお気に入りが、カンガを使ったワイドパンツ!カンガ2枚使いました。
 こちらの布を使って、カシュクールのノースリーブワンピースを作ってもらいました。
開けて着ると、ロングベスト的な。
 合わせている洋服がくたびれ感満載の旅服なので、かなり浮いていますが・・・
素敵なんですよww
 そして同じ柄を使って、Mitsuさんはベースボールシャツのデザインで作ってもらました。
 別の柄でも。
アフリカの布って、なんでこんなに色鮮やかで素敵なんでしょう。
 スカーフは長方形型で作ってもらったので、汎用性あります。
その他にも色々作ってもらいまして、気づいたら二人合わせて18点も作ってもらいましたよ。

気になる仕上がりですが、お願いしておいたディティールが勝手に省かれていたり、ちゃんと採寸したにも関わらずレングスが異なって仕上がっていたり・・・。技術的には首をかしげる部分が多々ありました。ポケットここに付けといてね!とお願いしてても付いていなかったり、ボタンホールが小さすぎてボタンが通らなかったり。不都合な部分はちゃんと指摘して修正してもらいましたよ。

そしてテーラード代金ですが、かなりの格安にびっくりしました。

スカート 10.000タンザニアシリング(約500円)
パンツ  10.000タンザニアシリング(約500円)
ショーツ  10.000タンザニアシリング(約500円)
ワンピース  20.000タンザニアシリング(約1.000円)
Vネックトップス 10.000タンザニアシリング(約500円)
ベースボール型シャツ 15.000タンザニアシリング(約750円) 
レギュラーカラーシャツ 15.000タンザニアシリング(約750円)
ストール 2.000タンザニアシリング(約100円)

布代もワックスプリントのキテンゲは6m売りで大体20.000タンザニアシリング〜30.000タンザニアシリング(約1000円〜1500円)なので、それを含めても安いですね!!
ちなみに今回6mの1柄で、スカート1着、Vネックトップス1着、ショーツ1着、ストール1つの4点が作れましたよ。これが限界だそうです。

たくさん作ったオーダーメイド品。
よく見るとイビツな形もありますが、大切な宝物にしたいと思います。




Yoko.





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2017-09-02

キリマンジャロの麓にある町「モシ」へ

ダルエスサラームから次へ向かうのは、同じタンザニア内の「モシ」という町。どんどん北上しますよー!
モシは、アフリカ大陸最高峰の山「キリマンジャロ」の麓にある町で、キリマンジャロ登山を目指す人々が拠点としている場所なのです!!
赤道直下に位置するキリマンジャロ(標高5,895m)は、アマチュアでも登ることができる世界最高峰レベルの山。タンザニアのビールの銘柄にもなるほど、地元でも重要な存在です。
私たちも悩みました。

キリマンジャロ登山にチャレンジしてみたい・・・・。

情報収集をしてみると、どうやらコースは2種類あるらしく、どちらもだいたい1週間弱の期間のようです。ツアー会社に申し込んで登山するのが一般的のようで、入山料の他、ポーターやガイド料、山小屋やキャンプ泊の宿泊料を合わせると、だいたい総額1000〜1200USドル(約110.000円〜約132.000円)かかる見込み。
ひとりの料金ですよ。
た、た、高い・・・・。予算オーバーです。

私たちはこのあとアフリカ大陸のあとにアジアをまわる予定のルートを組み、そこでネパールのヒマラヤ山脈を登る計画を立てていたので、キリマンジャロは諦めてヒマラヤへの楽しみへ注ぎ込むことにしました。

でも、いいんです。モシには別のお目当があるので!!

ということで、「キリマンジャロ エクスプレス」社のバスに乗り込んでダルエスサラームを出発です。早朝発なので、あたりは真っ暗でしたが、宿泊していたエコノロッジから歩いて5分ちょっとの場所にあるキリマンジャロエクスプレスの営業所からの出発だったので、近くて助かりました。
バスのチケット代は、ひとり33.000タンザニアシリング(約1.650円)。約9時間のバスの旅です。 バスの中では、お菓子の配布がありました。飲み物は、南アフリカではまってしまったSTONEYと呼ばれるジンジャーエールのようなもの。これは買いました。
 舗装されていないような道も通りながら、なんにもない荒野をひたすら走り続けます。
 ランチタイム!ということで、こちらで休憩。
しかし、私たちはあまりお腹が空いていなかったこともあって、持ち歩いていた果物とおやつを食べながら、休憩時間を過ごしました。みんな着ている衣類があまりにも可愛くって人間観察も楽しく、休憩時間もあっという間でした。
 布をぐるっと纏っただけの女性も多いのですが、色使いが素敵。
再度バスに乗り込み、ダルエスサラームを出発して予定通り約9時間。
モシに到着〜〜!!!!

結構栄えている〜。
 この町に着た理由。
それは、ダルエスサラームについで、第二の布の聖地だからです!!!
 町を歩けば、こんな感じで色鮮やかな布を纏った人々が大勢!!
お揃いの布を頭にも巻いたり、トップスとしたり、スカートにしたり。
 か、か、可愛い〜〜〜〜〜。
 おや・・・?マサイさんも発見!!!!
 マサイ族の方は、廃棄のタイヤで作られたサンダルを履いていることが多いです。足首にはビーズのアンクレットがポイントに。すごいなぁ、これが昔から続く伝統的な衣装なんだもんなぁ。ライオンなどの猛獣と戦うための棒も、必ず持ち歩いていらっしゃいます。
 パックパックを背負いながら1kmほど歩いて辿り着いた宿がこちら。
 キリマンジャロバックパッカーズ。4人部屋のドミトリーでひとり8USドル(約880円)という安さ!!しかも朝食付きですよー。
立地条件もよく、散策もしやすいです。そして綺麗。常にスタッフさんが掃除をされています。
 ゲストは日本人も多く、キリマンジャロ登山を目指す旅行者がたくさん宿泊されていましたよ。
明日は、この布の町をもっと掘り下げてみたいと思います。






Yoko.





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