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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-01-31

ここは本当にアフリカなの?!南アフリカのケープタウンはおしゃれタウン

モロッコから2度の乗り継ぎを経て、いよいよ南アフリカへ!
飛行機から見るアフリカ大陸の景色は、壮大に広がる大地の茶色が一面に。
綺麗な円を描く田畑。
見えて来ました!南アフリカの象徴、テーブルマウンテンとライオンズヘッド。どちらかの山を登る予定です。
そしてケープタウン空港に到着!!

空港には【WELCOME TO THE MOTHER CITY(母なる都市へようこそ)】と私たちを迎え入れてくれました。
かつて南アフリカ最大の都市だったケープタウンは、南アフリカに初めて白人が入植した都市でもあり、のちに内陸部全ての開拓の拠点となっていったことから、南アフリカに住む白人たちから[マザーシティ]と呼ばれるようになったんだそうです。


また同じアフリカ大陸でも、モロッコでは感じなかった人種差別問題。
ここ南アフリカまで来ると、急に意識するようになりました。ここに来たからには避けて通れないアパルトヘイトのこと。
アフリカでも特に南アフリカでは、白人やアジア人などのカラードと黒人の非人種隔離政策が行われてきました。
1991年にはアパルトヘイトが廃止されましたが、25年経った現在の南アフリカは実際どのような状況なのでしょうか。

でました、アフリカといえばサファリ!大きな象のモニュメント。
可愛いなぁ〜なんて思って近づいてみると…
実はこの象、よく見るとビーズ細工なんです!!びっくり。
アフリカはビーズ細工が有名ですもんね!

空港に到着して、まず最初のミッションは、南アフリカの通貨、ランドを手に入れなければなりません。市内に移動するにもランドが無いと行くことができませんしね。
色々なATMを試した結果、FNB銀行のATMは手数料が無料でした。他は大体1回引き出すごとに約500円の手数料がかかるようです。無料と500円って、大きな差ですよね。

ランド紙幣を初めて手にした私たちですが、描かれている絵が全て動物ということにも胸きゅん。
動物のビッグ5と呼ばれるライオン、チーター、サイ、象、そしてここには写っていませんがあとバッファローが描かれています。
アフリカ滞在中、野生のビッグ5見ることができるかなぁ。


ランドを手に入れた私たちは、ここからバスでケープタウンの中心部へ向かいます。1時間ほど掛かるみたいです。
バスの乗り場は空港の外に出て、赤い建物が目印です。
バスに乗車するときは、チャージ式の乗車カード、[マイシティカード]が必要。カード売り場でケープタウンの中心部まで行きたいことを伝えると、1人90ランド(約810円)で行けるそうなので、同額分をチャージしてバスに乗り込みました。いきなり物価の高さに直面。
空港から出ているバスは、Civic Centreまでしか行かないので、目星をつけていた宿Cat&Moose Back PackersがあるLong streetまでは、Civic Centreで別のバスに乗り換えです。乗り換えのバス代も90ランドに含まれています。
バスの中はこんな感じで綺麗!
なんだかイメージしていたアフリカと全く違う!

Long Streetでバスを降りると、更に洗練された街並みにびっくり。
どこかのヨーロッパの都市のようです。
歩いている人もファッショナブル。
レストランやバーの他に、洋服屋さんや靴屋さんも並び、観光客も集まるLong Streetは、まさに日本の首都、東京のよう。


日本のドメスティックブランドWhite Mountaineeringとadidasとのコラボも、ここ南アフリカで見かけましたよ!羽ばたいてらっしゃるなぁ。
ケープタウンの街並みは、おしゃれ。タイルで作られたこんな可愛らしい壁や椅子も、至る所にあるんです。

これもタイルでできてるけど、何だろう?

こちらは移動式のカフェかな?

清掃会社の建物も可愛い!

この建物の中から続々と、街を清掃するスタッフさんが出動していました。

常に清掃されているケープタウンの中心部は、とても綺麗なのです。


そんな感心をしながら、お目当の宿[Cat&Moose BackPackers]に到着!

ドミトリーで1人120ランド(約1080円)です。この価格は日本人特別価格らしく、他の国籍の方々よりも安く滞在することができるんです。
共有キッチンも広々なので、自炊もしやすいです。

宿のすぐ近くには、テーブルマウンテンも見えました。良い景観だこと!

これから5泊、このケープタウンに滞在します。

Yoko.





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2017-01-30

【モロッコ→南アフリカ】悩んだアフリカ大陸ルートのこと

いよいよモロッコ最終日。
今日は大移動です。
これからまわるアフリカ大陸のルートはとても悩みました。


人類が誕生したアフリカ大陸。
今でもインフラが整っていない国が多い中で、そこで暮らすアフリカ民族や、彼らが身にまとう衣装にとても興味がありました。
ファッションでもメゾン系のブランドや、デザイナーさんたちが起用しているアフリカンファブリック、そしてスタイルの元ネタとなっているルーツを見に行きたい、というのが大きいかもしれません。
※参考画像
※参考画像
※参考画像


アフリカ大陸を縦断しようと決めた私たちは、色々と情報収集をしました。
やっぱり一番の心配は、治安や情勢のこと。


モロッコがある西部をずっと南下していく西部アフリカ縦断は、治安が良くない国が多い。
中央アフリカは、もってのほか危険。
そこで、多くの旅人が訪れているのが東アフリカの縦断。


私たちは、情報収集もしやすく、またアフリカ民族にも触れることができる東アフリカを縦断することにしたのです。


東アフリカを縦断する場合、エジプトから入り、陸路で南下していくのが一般的には多いんだそう。縦断する人の8割ほどが南下するルートだと言われています。
しかし、中東からほど近いエジプトやスーダン、エチオピアなどのアフリカ北東部は、昨年からテロや内戦で非常事態宣言が発令されたエリアもありました。


慎重に考えた結果、モロッコから南アフリカへ飛行機で一気に飛び、そこから陸路で北上していくルートにしよう、ということに決めました。


陸路で旅をしながら、どこかですれ違うであろう南下している旅人たちと行く先々の治安や情勢、交通事情などを情報共有できればと思ったのです。


と言うことで、飛行機で南アフリカへ向かうべく、モロッコを出国。宿泊していたマラケシュ市内から、空港へバスで向かいました。


フナ広場前から出ているバスに乗って30分ほどで到着。1人30ディルハム(約360円)。
マラケシュ メナラ空港!
斬新な建築でおしゃれや〜。
空港までの繊細な細工が施されているとは。
空港にはモロッコの国旗が沢山。
建物の中へ入る時、セキュリティチェックがありました。
そして空港内で、日本の風景写真が展示されていたのを発見!
日本のことが紹介されていました。海外で日本のことを見ると嬉しいなぁ。

そして、前日買ったモロッコ絨毯をバックパックのサイドに括りつけたり、拾ったタイルなどで、2人のバックパックの総重量も一気に増えました。

Mitsuさんの荷物は、なんと22.9kg。
これを背負うんですから、肩への負担が半端ないです…
Mitsuさんよりも軽い私のバックパックでさえも、こんな感じ。
モロッコから日本へ送る輸送費がかなり高いので、安いと言われてる南アフリカまで頑張って運びます。


モロッコ、色んな思い出をありがとう!
また来る日まで、ばいばーい!
一番安い航空券を予約した為、2回乗り換えという怒涛のトランジット。

しかし、カタール航空が居心地の良くて快適でした。一人一人にこんなアメニティまで付いてましたよ。


ROYAL AIR MORRCCO航空
マラケシュ→カサブランカ(モロッコ)

QATAR AIRWAYS航空
カサブランカ(モロッコ)→ドーハ(カタール)

QATAR AIRWAYS航空
ドーハ(カタール)→ケープタウン(南アフリカ)
@48500円


Yoko.





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2017-01-29

モロッコでお買い物した絨毯リスト

1ヶ月過ごしたモロッコ。
スペインからフェリーでモロッコに渡り、様々な都市をまわってきました。
いろんな表情を持つモロッコは、予想以上に魅力的な国でした。


幻想的な青い町シャウエンから始まり、職人技に驚かされたフェズ、息を飲む美しさを持つサハラ砂漠に、ダイナミックな景観に圧巻だったトドラ渓谷、魚介類が美味しいエッサウィラ、そして多くの人々で賑わっているマラケシュ。


この7都市は全く景色も異なりますが、共通していたことがありました。
それは、どこも「絨毯」が生活に寄り添っていたということ。
これは日本で言う畳みたいな感じなのかもしれません。
家に畳があると落ち着く〜みたいな。
そもそも砂漠があるモロッコでは昔から遊牧民が多く、彼らにとっては織物が必須。砂漠の上で絨毯敷いて住居スペースを作ったり、ラクダに敷いたり、衣類としても織物を織るなど生活に密着していたのです。


行く先々で沢山の絨毯に触れた私たちは、徐々に絨毯の魅力にどっぷりハマっていくこととなりました。
少しでも多くの場所や物を見たいがゆえに、常日頃できるだけ切り詰めながら旅をしている私たちですが、それでも欲しい!!という欲を抑えきれずにモロッコ絨毯を次々に購入…。


でもいいんです。
この旅の記念品という名目で言い聞かせていますから。


そんな購入した絨毯たちを紹介したいと思います。
それでは行ってみましょう!



その1
フェズの絨毯屋さんで3枚購入したうちの1つ。これはラクダの毛を使ったものでブラウンベースとアンニュイカラーの刺繍糸、そして細かい柄に惹かれて決めました。アトラス地方に住む先住民族ベルベル人による、ベルベル絨毯です。モロッコの絨毯の象徴である「ゼンモール」という種類の仲間でしょうか。大きさは玄関マットぐらい。



その2
同じ絨毯屋さんで購入した「ゼンモール」の絨毯。「ゼンモール」は赤色が多いので、青は珍しいなぁと思って見ていたら、フェズ近郊ではインディゴ染めされたものが特徴なんだとか。お店の方は「フェズでは伝統的な色。フェズブルーだよ。」とおっしゃっていました。素材は縦糸に羊毛、横糸にサボテンの糸を使っています。モロッコではサボテンの糸をよく織物に使うんだそう。火に強く光沢があるので「モロッカンシルク」とも言われています。そんな素材を使ったゼンモールは平織りで毛足がなく、さらっと敷けそう。規則的に刺繍されたこれらの模様は、ベルベル模様と言って1つ1つに意味があり、文字の代わりにいろんな意味を絨毯に込めて織られているんだそうです。ブラウンの絨毯より、ちょっとだけ大きいサイズ。どことなく和っぽくも見えます。



その3
こちらもフェズの同じ絨毯屋さんで購入したもの。今回モロッコで購入した絨毯の中で、一番サイズが大きいです。値段も一番高かったです。絨毯屋さんのオーナーさんの今は亡きお父様が30年前に織ったという新品だけどオールド品(アンティークではない)。1年かけて作られたという「ゼンモール」の大作です。細かい刺繍が素晴らしく、どこを見てもうっとり。他の絨毯もそうですが、これらの刺繍も全部手仕事という気の遠くなるような工程を経て、1枚の絨毯が出来上がったと思うと、一生大切にしたいなと思いました。素材は縦糸に羊毛、横糸にサボテンの糸を使っているんだそうです。藍色と草木色の落ち着いた配色がとても渋くて素敵。



その4
エッサウィラの蚤の市で購入したピンクの絨毯は、アトラス山脈の南部ワルザザードで生産された「アフニフ」と呼ばれる種類のもの。「アフニフ」の素材は羊毛で単色、シンプルな模様、そして平織りで毛足がないのが特徴。モロッコ絨毯の中でも比較的安価な種類ですが、蚤の市ということもあって破格で購入。サイズは大きすぎず、小さすぎず。2人用ソファに置いて撮影しています。



その5
エッサウィラの蚤の市で、ピンクの絨毯と同じお店で購入。絨毯というより、絨毯の切れ端のようなサイズ。種類はゼンモール。ベースの赤がだいぶ色褪せています。繊細な刺繍や模様の配置を見ると、おそらくアンティークの「ゼンモール」と思われます。ホコリかぶって捨てられそうになっていたところを約200円ぐらいで譲っていただきました。額装したいなと思ってます。



その6
シャウエンの露店で買った小さな絨毯。20cm四方ぐらいのサイズです。毛足は長く、素材はおそらく羊毛。これはモロッコ絨毯ではなく、イランやトルコなどの中東付近の絨毯のような気がします。柄に一目惚れして購入。



その7
マラケシュの伝統工芸館の絨毯コーナーで購入した絨毯。写真には3枚写っていますが、予算の兼ね合いで左側の小さいのを2つ買うか、右側の大きいのを1つ買うか、最後の最後まで悩んだ結果、右の大きい方に決めました。
これは「グラウィ」と呼ばれる種類の絨毯で、これも歴としたベルベル絨毯。平織りの「アフニフ」と起毛した「タズナフト」の2つの技法が合わさったグラウィは、なんとリバーシブルで使うことができるんです。寒い日はモコモコの方を表に、暑い夏の季節は裏にしてサラッと敷くことができるというメリットも。素材は羊毛です。様々な種類の幾何学模様に惹かれました。これも全て手作業で作られているので、微妙に配色や配置が異なります。



以上7枚が、今回購入したモノでした。
合計で約10万円ぐらい使ってしまいました。
旅中に、お買い物にこんな大金を使ったの初めて!!
でも日本で購入するよりは、ずいぶん安く購入できたと思っているので、良いお買い物ができたと信じています。


欲を言えば、もっともっと欲しいのいっぱいありました。違う種類のも買いたかったし。でも今回はお買い物しに旅をしてるわけでもないので、次回モロッコに行く楽しみとして取っておきたいと思います。


いやはや、こんなに沢山絨毯を購入したものの、一体どんな家になるのか、未知です。


ちなみに…

その1〜その3までの絨毯はモロッコ滞在中、空輸便で発送。2週間後、日本に到着した様です。実家の母から受け取ったよ、と連絡がありました。

しかし!

その4〜その7までは、その後訪れる南アフリカから船便で発送したのですが、2ヶ月経った今も日本には未到着です…とっても心配。船便は3ヶ月ほどかかるそうなので、気長に待ってみようと思います。

アフリカからの荷物は紛失しやすいとの噂もあるので、無事到着することを願うばかりです。



Yoko.





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今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら