ドイツと言えば、BIRKEN STOCK！！
BIRKEN STOCKの工場見学をしてみたい…
そんな想いが高まり色々調べてみると、BIRKEN STOCKの工場はドイツ国内に数カ所あるみたい。
そのうちの一つが、ここドレスデンから約100kmちょっとという距離で行けなくはない距離！という事が分かったのです。
ここまで来たからには行くしかないよね。
工場の様子一目でもいいから見てみたいよね。
以前ドイツへ行った友人が、工場内にあるファクトリーショップに行ったことがある、という話も聞いていたので、私たちも行ってみたいという想いが日に日に高まってきました。
しかし、その工場がある町はドイツの小さな小さな田舎町。
ドレスデンから直行の鉄道も無ければバスもありません。
車だと1時間半ぐらいで行けるみたいなのですが、交通機関だと3.4時間迂回しながらしか行けない模様。
何時間かかってもいい！
乗り換えでもいい。
せっかくここまで来ているんだからBIRKEN STOCKの工場まで行ってみよう。
そうと決まった私たちは、行き方の詳細を検索していると、ここドレスデンから経由地点「Görlitz（ゴルリッツ）」という町までの格安バスを発見したのです！1人5ユーロ！
GörlitzからBIRKEN STOCKの工場がある町までは路線バスで30分ほどらしいので、ひとまずGörlitzを目指すことにしました。
ドレスデン中央駅からゴルリッツ駅まで、このPOST BUSで移動です。
POST BUSはその名の通りドイツの郵便局が運営するバス。
5ユーロで約100kmの距離を移動できちゃうなんて、安い！しかも快適なんです。
いやはや、ドイツの長距離バスのクオリティの高さに感激。
Görlitz駅に到着した私たち。
この付近でキャンプ場を探すも、全く見つからず、仕方なく宿に泊まることにしました。
実はこのGörlitz、ポーランドとの国境にある町で、ドイツとポーランドを歩いて行き来できる町。
気軽に歩いて行けるのに、ポーランドに入ると通貨も変わるし、物価が下がる不思議な境界線なのです。
ということで、30分ほどポーランド側の「Zgorzelec」という町まで歩いて国境を越えて
あらかじめ目星を付けていた安宿に泊まることにしました。
重たい荷物を背負っての30分の徒歩は結構しんどかった…
で、本日のお宿は、「DOM TURYSTY」という安宿。
2人で85ズオティ（約2.550円）
個室です。
ここ最近ずっと知人の家や、車中泊、キャンプ場に宿泊していた私たちは、なんとパラグアイからの約3ヶ月ぶりの宿に宿泊！！
前は毎日、安宿に泊まっていたのに、もはや懐かしいこの感じ。
そしてたまたまなのですが、ちょうどこの日から3日間、ドイツ側の町「Görlitz」とポーランド側の町「Zgorzelec」の共催で行われる【Jakuby】
というお祭りが行われていました。
移動でひと段落した私たちもお祭りに行ってみることに。
国境を越えたお祭り！！
ドイツ側もポーランド側も両国ともに出店がずらっと。
小さな女の子たちもお祭りフェイスへとおめかし。
ポーランドの伝統衣装を着た人たちも見かけました。
通貨が異なるから、出店もドイツ側はユーロ表記、ポーランド側はゾルティ表記。
やっぱり出店もポーランド側のほうがやっぱり安い気がする！
さらに、言葉もドイツ側はドイツ語、ポーランド側はポーランド語。
田舎町なので、英語が通じない場所も多いのですが、私たちはどちらの国の言葉も分からないので、英語でなんとかしのいでいます。
すみっこでは蚤の市も。
すっかり陽が落ち、
続々と人が増えはじめ、
生ビール1杯 6ゾルティ（約180円）。
明日も、明後日もお祭り！
海外でのお祭り、初めての参加ですよ〜。
ちょうどお祭りをやっているいいタイミングで、この町にやってきちゃったみたいです。
当初BIRKEN STOCKの工場訪問までの経由に過ぎなかった場所でしたが、暫く滞在してみることにしました。
【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。
東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
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