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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-04-29

【チリ北上ルート】コジャイケ〜カストロ:おすすめ31時間フェリー移動!

前回の北上ルートの続きです。



コジャイケ→プエルト アイセン
バス(BUSES Suray社) 1時間
コジャイケの町の中にあるBUSES Surayのオフィスで直接バスチケットを購入!一人2.200チリペソ(約374円)。チリの破格バスチケット、ここでも発揮です。
便数は1時間おきぐらいに出ていて、私たちは15時の便を予約。
それまで時間があったので、コジャイケの町歩きをしてみることに!

コジャイケは、コヤイケ、コハイケとも呼ばれていて、北からパタゴニアに入る人たちにとってはパタゴニアの玄関口とも言われている都市。周囲にはアンデス山脈があってチリとアルゼンチンの国境沿いにあるため、チリの軍都としてできた町なんだとか。


大きなスーパーも数軒あり、私たちの御用達「UNIMARC」も巨大で何でも揃っています。
フェリーに乗船している間の食料の買い出しはここで行いました。
キッコーマンの醤油だってありますよ。



コジャイケの町には、警察官が馬に乗ってパトロール?してました。
チリ警察の制服は、ミリタリー服のようなオリーブグリーンで乗馬ブーツを履いていてカッコいい。


そして、コジャイケに来たからには行きたかったココ!
Patagoniaの直営店!


パタゴニアの地に来て、Patagoniaの直営店に行きたかった私たちは、ここに来てやっと出会いました〜。


ステッカーをゲットしたので、早速iPhone6ケースの間に挟んでみました。
Patagoniaの直営店では、その直営店のある地名入りのステッカーが置いてあり、今回ゲットしたステッカーにも「COYHAIQUE-CHILE」と入ってるんです!!


このステッカー見た人たちから、コジャイケって何処?!って声が聞こえてきそうな気がするほど、レアです。


町歩きを楽しんだ後は、BUSES Surayのオフィスに戻ってバスを待機。

この荷物量、何人分だと思いますか?
はい、これ全て高木夫婦、私たち夫婦4人分が持ち歩いている荷物です。



大量!!!


これからの大移動に向けて、だいぶ買い込んだりご飯仕込んだりしましたからね〜。

バスに乗り込み、プエルト アイセンへ向かいます。




プエルト アイセン→チャカブコ
ミニバス 15分

プエルト アイセンでバスを降りた直ぐの所に、
フェリー乗り場がある港町、チャカブコ行きのミニバスに乗り換えます。
おじさんが「チャカブコー!」と叫んでいるので、すぐに分かると思います。
一人500チリペソ(約85円)。


⑦チャカブコ→ケジョン

フェリー(Naviera Austral社) 31時間

ここからが今回の大移動のメイン、フェリー30時間以上の旅!!
一人16.200チリペソ(約2.754円)。
チケットは、Naviera AustralのHPで事前に予約しました。

夜20時の出航に合わせて、18時半までには船乗り場へ到着するようにと言われていたので、早めに向かいました。
港で夕暮れ、綺麗だなぁ。

そしていよいよ乗船!
地元のチリ人は、こんな大きなTVを運ぶ他、このフェリーでタンスやベッドなどの家財道具を運んで引っ越ししている人も見かけました!
これだと引っ越し料金もかからないし、凄いなチリ。

家畜の牛たちも運ばれていました。
で、肝心のフェリーの中はこんな感じ。
食堂みたいな場所だってあります。

ここで、昨夜仕込んでおいたスペアリブを食べたり、おにぎり食べたり。
お湯は無料でもらえるので、カップラーメン食べたり、コーヒーだって飲めます。

フェリー内には小さい売店があって軽食は販売されていましたが、やっぱり割高。事前に食料は持ち込むことをお勧めします。

外のデッキにでると、
こんなに開放的!
外で飲むコーヒーも格別です。
海の上で迎える朝陽も素晴らしい〜!





ケジョン→カストロ

大型バス(cruz del sur社)3時間

フェリー31時間の旅を終え、ケジョンの港に到着。ケジョンに到着したのは、真っ暗な朝方4時ごろ。
港から程近いバスターミナルも、朝方4時はさすがに開いてるわけもなく…。
近くの公園で時間を潰すことに。

朝方のケジョンはとても寒い。
地元のおじさんらしき人が泥酔していて、話しかけられたり、地元のヤンキーみたいな若者が集まっていて、なかなか治安はよろしくなさそうな雰囲気。

でも4人一緒にいるから大丈夫!という強気な安心感で公園にいたら、ホセというチリ人が私たちに話しかけてくれました。


「ここは危ないからバスターミナルが開く7時まで、あそこの建物で休んでていいよ〜!トイレもあるし、暖かいよ。」


その建物は、公園の目の前。
えっ、そんな美味しい話しあるものか!
初めはホセを疑っていた私たちでしたが、もしかしたら本当にいい人なのかもと思い始め、4人でその建物へお邪魔しました。

建物の中に入ると、ケジョンの昔の街並みと思われる写真がたくさん。
中にはシアターらしきものもあります。
しかもwifiもあるから、まさかのここで、1日半ぶりにネットに接続できました。

結局、何の建物が分からないまま、バスターミナルが開く7時までここでくつろがせていただきました。

ホセ、疑ってごめんなさい…。

本当に私たちを安全な場所へ匿ってくれた良い人だったのです。
見ず知らずの日本人に親切にしてくれて、本当にありがとう。


バスターミナルが空いた朝7時ごろ、バスターミナルに向かい、カストロ行きのバスに乗ります。一人2.000チリペソ(約340円)3時間の旅です。
エル・チャルテンから一緒に北上してきた高木夫妻は、カストロよりさらに北のプエルト・モンまで向かうとのことなので、このバスでお別れです。

便乗させてもらったエル・チャルテンから丸3日間の北上ルート、めちゃくちゃ楽しかったな〜!

また、お互いのチリ最終目的地の首都であるサンティアゴで会えるといいな。
壮大な北上ルートに便乗させてもらえて、本当にありがとうございました!




Yoko.





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