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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-04-28

【チリ北上ルート】エルチャルテン〜コジャイケ:これぞPatagoniaの夕陽だ!

①エル チャルテン→ロス アンティグオス 
大型バス(Chalten travel社)11時間

バスターミナルから出ている夜20:00発のバスに乗車。一人2.000アルゼンチンペソ(約8.000円)。

エル チャルテンからロス アンティグオス行きのバスは、全3社で値段はまちまち。私たちは一番安かったChalten travelで行くことにしました。
それでもアルゼンチンのバスの高さに涙です。。早くバス代が安いチリへ抜けたい…。


しかしChalten travelのバスは広くて快適。
車体も綺麗でバスの中も清潔です。

エル チャルテンを出発して間もない頃、窓の外を見ると…
Patagoniaのマークそのもの!

フィッツ・ロイは、最後の最後まで私たちを感動させてくれるな〜。
日の入りが20:00頃なので、いいタイミングでこの光景を見ることができたのです。

さらに1時間ほど経つと、満天の星空があたり一面!!


パタゴニアにいると、特別どこかへ観光しに行かなくても、普段目にするもの何もかもが感動の嵐なのです。

夜行バスなので、すっかり爆睡。

出発して11時間後の翌朝7:00すぎ、ロス アンティグオスのバスターミナルに到着しました。
バスターミナルはとっても綺麗!




ロス アンティグオス→チレ チコ
ミニバス 1時間半
※この間アルゼンチンからチリへ国境越え

バスターミナルに到着して1時間ほど待ったら、チレ チコ行きのミニバスが来たので乗車。運転手のおじさんが、バスターミナルの中や外を歩き回って、「チレチコー!」と言っているのですぐ分かると思います。
11人でぎゅうぎゅうなのですが、人数が揃ったら出発なので、何時に出発するかは不定期のようです。バスの中でバス代一人100アルゼンチンペソ(約800円)を支払い、イミグレ手続きの書類を書きます。


アルゼンチン側を出国。
ちょうど朝陽の時間帯で、とっても気持ちが良い!
しばらく車は走り、

今度はチリ側のイミグレに到着。

ここで手荷物やバッグパックなど、所持している鞄すべてX線に通して検査が行われます。

チリへの入国は、果物類や乳製品、ハムなどの生鮮製品は没収されるので要注意!

↑没収された数々の実例

基本的に植物(種があるもの)の持ち込みだダメらしく、なんと鉛筆もNGらしい!厳しいです。

無事、チリへの入国を済ませて車に乗り込んだ私たちは、ミニバスの運転手さんに、チレ チコのフェリー乗り場まで行きたいと伝えたら、乗せて行ってくれました。通常はチレ チコのセントロにあるインフォメーションセンターで降ろされるので、フェリー乗る人は伝えるといいと思います。




③チレ チコ→プエルト イバネス

フェリー(SOMARCO社) 2時間

SOMARCO社のフェリーは月〜土曜日まで運行していて、曜日によって時間が異なります。(日曜日は運休なので、週末またいで移動される方は要注意!)
フェリー料金は、2時間も乗って一人たったの2100チリペソ(約357円)。二度見するほどの安さにびっくり。チリに入った途端、一気に交通費が下がって格安になって嬉しい〜!!
時刻表はこちら。
私たちは、フェリー出発まで5時間ぐらい空き時間があったので、近くのスーパーへ買い出しに行ったり、フェリー乗り場周辺を散歩したり、町歩きをしてみました。


ガイドブックにも載っていない山々に囲まれた小さな町なので、観光客もあまり見かけません。
建物も木造でできているものが多くて可愛らしい!
公園には、小さなお子さんが遊べるようなボルダリングや
スケボーやBMXで遊べる設備が整っています。
小さな町の小さな公園なのに、素晴らしい!

アルゼンチンやチリは、兄弟や姉妹が多く、他の国と比較しても子どもをとても大切にする習慣が強いんですって。

なので、遊具が整った公園を始め、町中おもちゃ屋さんや子供服やさんをたくさん見かけます。


そして見つけたエンパナーダ屋さん。
ここのエンパナーダが絶品!
カウンターの奥で作っているおばさん。
注文が入ってから、目の前で揚げてくれるので、出来立てホヤホヤなのです。

お気に入りすぎて、5時間の間に3回も行きました。

フェリー乗り場から程近いところに、万里の長城のような形をした展望台を発見!
私たちは登りませんでしたが、チレチコの町を一望できるんだと思います。
そんな町歩きをしていたら、5時間の待ち時間もあっという間!
15:00出発の1時間前ぐらいから乗船できました。
バックパッカーたちがたくさん!大きな荷物を預けることができるので、船の中は身軽で楽ちんです。
船内はとっても綺麗で、広々!
ボックスシートがあったので、私たちはこちらへ。
水のサーバーが自由に使えるので水はもちろんお湯も無料でもらえ、さらには席に充電できるプラグが付いています。

デッキの上に出ることができて、景色もこれまた絶景!
景色も楽しめてこの内容は、約357円だなんてとっても格安すぎです!




④プエルト イバネス→コジャイケ
バス(LUKAS社)2時間

フェリーから降りたら、目の前にコジャイケ行きのバスがスタンバイしていました。
目印は青い車体のLUKAS社。一人5000チリペソ(約850円)。

目の前にはとっても可愛いお客様♪
ここで、アウストラル街道の一部を通ります!!
のどか〜。



自転車やバイクで颯爽と走行したくなるのも、とっても分かる!!
ちなみに自転車で旅をする人のことを「チャリダー」と呼ぶということを、つい最近知りました。

旅用語で言うと、チャリダーに人気のアウストラル街道ってわけですね。


無事コジャイケに到着し、ここで一緒に移動してきた高木夫妻と宿探しです。
手当たり次第、看板を頼りに数件値段を聞き回り、ようやく見つかったのがココ!
「San Sebastian」というCabaña(カバーニャ)!!


カバーニャとはコテージのことで、キッチンやシャワー・トイレ、寝室が付いている独立した客室のこと。
一部屋一泊40.000チリペソ(約6.800円)なので、一人分に換算したら約1.700円。2人だったら値段的にも泊まれないカバーニャ。周りも気にせずお喋りできて、好きな時にキッチンやシャワーも使える〜。(南米の安宿は、キッチンの利用も時間が決められているところが多いのです。)

ちなみに、このあたりで宿を探していたら、15000チリペソ〜(約2.550円〜)が相場のようで、少し高め。しかもキッチンが付いていないところも多いんです。自炊する私たちにとってはキッチン付き宿は必須!


私たちが泊まったSan Sebastianは宿相場からするととても安く、高木夫妻と一緒だからこそ泊まれてなんだか大人の修学旅行みたいで嬉しいな。


1階がキッチンやシャワー、トイレなどの水まわり、らせん階段を上った2階が寝室です。ベッドは全部で4つ。

しかも薪ストーブに感激。
薪を補充しながら、常に燃えていないと寒いのですが…。


ここまでで丸1日かけての長時間の移動だった上、初めての泊まるタイプの宿で、疲れも吹っ飛びました。


この日の夜ご飯は生姜焼き!
んまーい!!


明日からは、更に長い移動。
なんてったって船移動31時間+船に乗る前後バスの旅ですからね。

明日は早起きして長時間の移動に備えて、持ち込む食事の準備をしなきゃ!


移動は続く...




Yoko.





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