イースター島には、古くから伝わる伝統舞踊があるらしく、せっかくなので観に行くことに。
その名も「カリカリダンス」。
イースター島の伝統的なダンスってどんな動きなのでしょうか。
想像もつきません。
ダンスは、火曜日・木曜日・土曜日の夜21時から1時間半ほど、週に3回開催されているのだそう。
毎回、観光客で満員御礼となってしまうので、気合を入れて1時間~30分前には会場入りして、早いもの順の席を確保した方が良いらしいのです。
週に3回もあるのに200席ぐらいある会場が満席になるだなんて、なおさらどんなダンスなのか気になって仕方がありません。
早く見てみたい!
私たちがお世話になっているキャンプ場「Tipanie Moana」オーナーのベンジャミンへ観に行きたいと伝えると、メインストリート沿いにある会場まで車で送ってくれ、ベンジャミンの顔パスで1人15000チリペソ(約2550)から10000チリペソ(約1700円)へ安くしてくれました。
ラッキー!!
20時半前には会場入り。
良さそうな席を無事確保できました。
噂通り、続々集まる観光客で、あっという間に満席になりました。
そして、いよいよカリカリダンスのスタートです!
ギターやウクレレ、太鼓やパーカッション、アコーディオン等を持った演奏者、そしてコーラス隊が入場してきました。
原始的なラパヌイの民族衣装を身にまとった演奏者たち。
迫力ある生音がダイナミック!!!!
そして、女性ダンサーたちの登場。
うわぁ、女の子たち可愛い!!
次に男性ダンサー登場。
男性も女性もふわふわとした羽毛をふんだんに使ったスタイルは、ラパヌイの民族衣装なのかなあ。
そう言えば、前にビーチに行った時、偶然見かけた結婚式に参加していたこの子も確かこんな格好していたことを思い出しました。
ほら、女性ダンサーたちと同じような格好!
ここラパヌイの伝統的な正装なんですね。
音楽に合わせてお腹の底から声を出して歌い出すダンサーや演奏者。
フラダンスのような華麗な女性らしい動きをするダンサーと、激しく野性的に踊る男性ダンサーの相反するコラボレーション!!!
ここラパヌイは、ポリネシア領域。
カリカリダンスが、タヒチのタヒチアンダンスやハワイのフラダンス等とどことなく似ているのも、同じポリネシア領域だからなのでルーツが似ているのでしょう。
迫力満点のカリカリダンスに見入ってしまいます。
他の人とは明らかに異なる村長的オーラ!
実際にこんな人たちが居たと思うと、なんだか神秘的にも感じました。
ダンスも佳境に入り、今度はダンサーと観客が一緒に踊る時間に。
なんと…
私もステージに呼ばれ、
もういいから、はやく…
はやく…
「ありがとうございました〜。席にお戻りください〜!」
的な声掛けを、どんだけ待っていたことか。
もう、せめてステージに立つと分かっていれば、機能性の洋服しか持ってきていない洋服の中から試行錯誤してオ
シャレしてきたのに~~。
魚釣りにも行っちゃう、いつものショーツですみません。
そんな貴重な体験を満喫した後は、写真撮影タイム!
もちろん私のお目当は、スタイルが良い女性ダンサー!
ではなく。
仙人みたいな人とパチリ。
衣装は原始人みたいにキメキメなのに、仙人も足元ビーサンやん!
あれ?仙人さん、ピースしてるよね?!
ピースって日本人特有のポーズじゃないの?!
カリカリダンス、めちゃくちゃ楽しかったな~。
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