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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2017-06-16

バオバブ街道はガイド無しでも行けちゃうんです。

今日は、モロンダバのバオバブ街道を見に行く日!!

モロンダバにやってくる観光客は、ほぼバオバブ街道に行く確率が高いだけあって、歩いているだけで「俺はガイド。バオバブ見に連れて行ってあげるよー。」と話しかけてきます。

みなさんのブログを見たり、行ってきたという旅人さんからバオバブ街道までの行き方を予習。

一般的には、ガイドとドライバーを手配して、個人的にツアーを作って行くのが主流。
そしてガイドからは、バオバブ街道とセットでマダガスカル固有種の猿「シファカ」を見に行くのもオススメされるみたい。

気になるツアー代金は、車代、ガソリン代、運転手代、ガイド代、キリンディー森林保護区の入園料、チップ代を含めた内容としているよう。だいたい二人で250.000アリアリ〜300.000アリアリ(約9,250円〜11.100円ぐらい)が相場。

私たちは、マダガスカル北部のノシべでたっぷり猿と触れ合っていたので、今回はバオバブ街道とその周辺のバオバブが見れたらそれだけで十分だなぁ、という結論に。特にガイドをつけなくても、その目的地まで連れて行ってもらえたらそれだけで良いのです。

ガイドを雇わず自力で行けないか調べていたら、町を走っている流しのタクシーで行ったという方のブログを発見し、私たちもその方法で向かうことにしました。

タクシー探している時に限って、なかなかタクシー捕まらないんですよねー。

↓探している時に、バス停みたいなところでちょっと一休みしていると話しかけて来てくれたマダガスカル人。以前、マダガスカルにあるアメリカ企業で働いていたらしく、マダガスカルでは珍しく英語がペラペラでしたので、あまりに嬉しく話し込んでしまいました。私たち日本人のことにとっても興味を持ってくれている様子でした!

そして、ようやく捕まったタクシードライバーがこの方!Nary Shanさん。
タクシー自体もクラシックカーで雰囲気たっぷり。
あまり英語が通じないし、ちょっと不思議な風貌の彼でしたが、私たちの要望をきちんと聞いてくれ、値段交渉もスムーズに行えたので、このNary Shanさんに連れて行ってもらうことに決めたのです。

実際に、フランス語で書いたこのメモ紙を見せながら交渉。

・Alle de Baobab(バオバブ街道)
  ↓
・Les Baobabs Amourex(愛し合うバオバブ)
    ↓
・Alle de Baobab Coucher de soleil(バオバブ街道で夕陽)
  ↓
・Hotel Batelage

上記のルートに、希望時間を添えて。

一番の要望は、バオバブ街道で夕陽が見たいということ。そしてバオバブ街道の近くにある愛し合うバオバブにも連れて行ってもらうこと。

14:30頃出発し、20:00頃ホテルまで送り届けてもらう内容で二人で60.000アリアリ(約2.220円)で行ってもらえることになりました!ツアーを組むより断然安い〜。
何と言ってもこのNary Shanさんは、これまで多くの観光客をバオバブ街道まで案内してきたベテランドライバーさんで、片言の英語で一生懸命説明してくれて、とっても優しい方でした。

たまたま私たちの前をタクシーで通った流しのタクシーだったのにも関わらず、これは本当にラッキーでした。
いよいよ、バオバブ街道へ行ってきますよー!!
モロンダバから車で30~40分ぐらい走り出したところで、少しずつバオバブの群生地が出現!!
モロンベで見た背が低くて太っちょのバオバブとは異なり、モロンダバのバオバブは、すーっとスタイル抜群。
バオバブの見晴らしが良い場所では、写真とる?の合図で車を停めてくれるのです。
こちらのバオバブは、1本から2つに別れたツインバオバブ。
いよいよ街道入り口に到着。入り口には、トラック型のタクシーブルースが荷物の積み下ろしをしていました。(バオバブ街道までは、モロンダバからタクシーブルースでも行けるみたいです。そして最安値。)
そしてバオバブがズラーッと並ぶ街道が見えてきましたよ!
良く見てください、この看板!
なんと、日本語が書かれていましたよ。これにはビックリ!
それだけ日本人が多くやってくるということなのでしょうか。

タクシーから降り、しばらくバオバブ街道を歩いてみました。
スゥっと上に伸びるバオバブたち。幻想的な世界に圧巻。雨季シーズンなので、葉っぱが生えているバオバブも、この時期にしか見られない光景です。
「星の王子様」にも描かれているバオバブ。天地創造の時に神様が逆さまに植えたとも言われている木なのです。確かに木を逆さまにしたような、葉っぱの部分が根っこのようにも見えますもんね。
この辺りには、昔から住んでいる人もいます。徐々に観光客が増えて観光スポットになってきているけど、地元民にとってはいつもの日常風景なのです。なんだか神秘的な世界だなぁ、、、
バオバブが守り神なのかな。
子供達も、素足で元気いっぱい遊んでいました。
ここでも牛車は大切な役割。重たい荷物を運んだり、田んぼを耕したりしている光景を良く見かけます。ゼブ牛は本当に働き者です。
並木道沿いに、木枠がたくさん!
なんだなんだ?
バオバブ!!
このようにして、新しいバオバブの生命を育ていているのです。何百年、いや何千年もゆっくり月日をかけて、並木のように立派な大樹になっていくと思うと、この世に存在しているものの中で、人間の生涯ってほんの一瞬なんだなぁと思いました。
ここからは、この日撮ったバオバブの写真を沢山ご紹介したいと思います。


↓象の鼻のように見えるバオバブの枝










夕陽の時間になった頃、残念ながら暑い雲が現れて雨がポツポツと降ってきました。夕陽が見れずにショック・・・。翌朝も朝陽をここでみようと計画しましたが、曇りでした...
だけど、だけど!それでも十分に見応えあるマダガスカル街道へ来ることができて、本当に感激でした。

ちなみに私たちの友人、髙木夫妻が見た朝陽のバオバブ街道!!!

そして髙木夫妻が見た夕陽のバオバブ街道!!!
えー!どっちも、すごすぎる・・・・・・・・・・・・
息を呑む美しさとは、まさにこのこと。
両方ともこんなに綺麗な絶景が見れたなんて羨ましい!!
髙木夫妻のバオバブ街道絶好日和だった素敵な写真は、コチラからご覧いただけます。


次回は、マダガスカル街道の近くにある「愛し合うバオバブ」をご紹介したいと思います。



Yoko.





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