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2016-09-17

ロンドンでも博物館巡り。歴史が古いイギリスの収蔵品はさすが!

ニューヨークで美術館巡りをした私たちですが、イギリスにも世界を誇る素晴らしい美術館や博物館がたくさんあります。しかも基本的には入園料が無料という、なんとも懐に優しい国なのです。私たちは2箇所の博物館へ行ってきましたので、少しばかりご紹介を。


★British Museum (大英博物館)

1759年設立という古い歴史を持ち、800万点の作品が収蔵されている世界最大の博物館、British Museum(大英博物館)。ロンドン中心部にあるので、観光客にも大人気!来館者数の半数以上が、なんと外国人観光客なんですって。また驚くことに、この大英博物館の収蔵品は、ほとんどが個人の収集家による寄付ということ。こんなに多く集まるなんて凄すぎです。

世界各地の民族工芸や骨董品、書籍が中心。絵画は少ないです。1日かけてみても全て見るのは難しいぐらい広い敷地です。

入園してすぐ目に入るグレーコートと呼ばれる空間。天井の建築デザインが素晴らしい!

どこの美術館、博物館に行ってもエジプトの骨董美術の内容が充実。それだけエジプト文明の歴史は古くから広範囲で栄えていたんだろうなぁ。

中世ヨーロッパ時代に多かった、海賊たちの所有物も展示。
そして、さすがイギリスと思わせる古くから伝わる宝飾品の数々。

こちらのうすーいピンク色をした5点セットのジュエリーは、19世紀に珊瑚礁で作られたウェディング用のもの。
ゴールドとターコイズの組み合わせがとっても素敵な1837〜46年頃のジュエリー。Mortimer & Huntという銀製品を扱うメーカのもの。
このゴールドのフリンジネックレスは、今や結婚指輪の人気ブランドでもあるBoucheronのものなんですって!1880年製のアンティーク。
ヨーロッパの彫刻装飾品といえば、このカメオのイメージも強いものです。
そして、この下ジュエリーたち、よく見るとCartierの文字が刻印が!説明を見てみると1940〜50年にカルティエ社によって作られたものようです。
うっとり。

ロシア革命時代のお皿や、
古い各国のお皿も展示されており、興味深かったです。
作品をスケッチしているおじいちゃん
博物館や美術館では、よく見かける光景なのですが、ついつい立ち止まって覗いてしまいます。

時計のコーナーでは、時計の歴史に触れることができます。
中世ヨーロッパの時代では、時計は宗教的なもので、神に祈りを捧げる時を知るものとされてきたのだそう。
有名な大手時計メーカーはヨーロッパに多く集まっていますが、それほどヨーロッパでは古くから大切な存在だったんですよね。





★Victoria and Albert Museum(ヴィクトリア&アルバート博物館)

1852年設立のVictoria and Albert Museum略してV&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)は、絵画、彫刻、ガラス工芸などのほかにアンティーク家具やファッション、宝飾に関する展示物が多くあります。

ファッション好きなら、とても楽しめる空間。常設しているファッションのエリアには、1600年から1800年における生地のコレクションだったり、中世の豪華なドレスがずらり。



ピンクのドレスはdiorの初期のコレクション。

左のはChanelの1938年のコレクション。右のシルクプリントのドレスは1935年のMainbocherのもの。持っているクラッチバッグは1931年のHermes。今から80年以上も昔のお洋服だとは思えないほど洗練されてて素敵です。
Vivienne WestwoodとMalcolm McLarenの1982年コレクションも。

洋服やその時ブームになったカルチャーなど、その歴史について学ぶことができて面白い!
日本のコーナーでは、着物や日本の骨董がずらり。
九州の有名な窯元、有田焼のものもありました。1670年頃の初期柿右衛門の作品まで、ここイギリスで見ることができて感激でした。こんなにも綺麗に保管されているなんて、日本でもなかなかお目にかかれないと思います。海外で見る日本の作品も、本当に素晴らしい!

こちらは陶器のお部屋。圧巻です。
 
部屋数はなんと140部屋もあり広く、ゆっくり見て周るには1日かかります。

こちらは家具のお部屋。

フランク ロイド ライト!やっぱりかっこいいな〜。

中庭もあるので、疲れたらここでひと休憩。

正直、全部見て回るには時間が足りなさすぎて、これらはほんの一部。興味深い分野だけを集中して見てきました。

これらは無料で見ることができるので、ロンドン観光の合間にふらっと行くこともできます。

何より気が向いたらいつでも行くことができるロンドン市民が羨ましい限りです。


Yoko.





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