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2017-07-27

私たちを魅了するクバ王国のラフィア椰子テキスタイル『クバ布(草ビロード)』第1話

アフリカに入って、「カンガ」や「キテンゲ」といったアフリカ布にハマってしまった私達ですが、もうひとつツボについた布があるんです。
今回は、Mitsuさんがその布についてブログを書きたいと思います〜!
ではMitsuさんにバトンタッチです。

はじめてこの布を見たのはこの旅でアメリカを横断中の事でした。ニューメキシコにある博物館にはミッドセンチュリーを代表するテキスタイルデザイナー『アレキサンダージラルド』夫妻の私物のコレクションが展示されていて、そこにあった一枚の布に興味を持ったのがきっかけでした。
(その時のブログ記事:「アメリカで最古の州都、サンタフェ」はこちら
「なんだこの布!複雑な幾何学模様がかっこよくてアフリカっぽい布だなぁ。額装して部屋に飾ったらカッコ良さそうー。
そんな第一印象でした。

この独特の柄は、デザイナーでもあるジラルド夫妻のデザインソースにもなっていたのかもしれません。

私たちはその後ヨーロッパへ渡り、蚤の市巡りをしまくっていたのですが、ベルリンの蚤の市で出店していた絨毯屋さんの中に数枚この布が売られていたのです。
売値を聞いたもののハッキリは覚えていないのですが、その時の私たちが買える金額ではありませんでした。とても高かったのです。
やっぱり気軽に買えるものではないのか・・・・。

そしてアフリカ大陸を北上中の私たちは、ついに3度目の再会をしてしまったのです。ここアフリカにて。

時は少し遡って、ザンビアのリビングストンに滞在中、街にある民芸市を訪れた際にこの同じ種類と思われる布を発見!!!とても埃かぶってました。

何人かの店員さんに、この布のことを尋ねてみるも、お店の人はあまり詳しくは知らない様子でした。唯一掴んだ情報は『kuba(クバ)』というキーワード。民芸市から宿に戻った私たちは、2人で夢中になってこのkubaを調べました。すると私たちにとっては大興奮の記事がたくさん書かれていて、知れば知るほどこの布の魅了に取り憑かれていったのです。

kubaと呼ばれるクバ布とは、コンゴの中心に栄えたクバ王国を代表するテキスタイルということが分かりました。ラフィア椰子の葉を原料に織られたものにアップリケや刺繍を施されている一枚布です。クバ王国のショワ族が作る、伝統衣装なのです。
参考画像:クバ王国の民族衣装。儀式で踊っている様子
衣装と言っても立体的に裁断されているわけでもなく、この布を身体にまとうような着方をするのだそうです。その昔は、王族のみが持つ事を許されたという由緒ある布なんだとか。言うなれば許された人しか手にすることができない、希少な布だったんです。衣装の他にもちろん住居、敷物、椅子、楽器などの装飾まで様々なものに使われている、まさにクバ族の象徴なんだそうです。そして誇り高い存在でもあるクバ布は、王族の方が亡くなった時の装束にもなるそうです

独特でハンドメイドが作り出す幾何学模様がなんとも美しいクバ布。製作にはとても時間がかかり、基本的には男性が一旦生地へと織り上げ、その布に女性が手作業で刺繍をしていくという男女協力して出来上がった渾身の布です。
参考画像:1970年代のコンゴの様子。奥の女性が刺繍しているのがクバ布です。
ちなみに刺繍部分がビロード状になることから日本では『草ビロード』とも呼ばれています。全て手作業なので、刺繍している最中に気分が変わりどんどん絵柄が変わっていくこともあるんだとか!!

すっかりクバ布の魅力に取り憑かれた私たちは、あの民芸市に売り出されていたクバ布を手に入れるべく足早に戻り、記念すべき一枚目をゲットしました。
ヨーロッパの蚤の市で売られていた価格より半額以下で手に入れることができました。ヨーロッパやアメリカには、クバのコレクターさんがたくさんいるそうで、ヨーロッパなんかでは特に高値で取引されているんだそうです。ここアフリカで安く手に入れることができてラッキーでした。
この1枚から始まり、これからアフリカを北上するにあたって、さらなるクバ布と出会う事になるのです。次回は私たちが出会い購入したクバ布について書きたいと思います。


Mitsu.





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