Mitsuです。
長年いつかは行ってみたいと思い続けていたヨセミテ国立公園。
クライミングの聖地として世界のクライマーがこの地に集まり、クライミングパンツのブランド「Gramicci(グラミチ)」が生まれたのもこの地が発祥です。またアップル製品のmacOS Xの名称としても有名な地です。
長年思いを寄せたこの地へついに行ける事になりました。
車中泊をしていたレストエリアを出発して、車を走らせること4時間。
グネグネとした山道が続き、ついにヨセミテ国立公園のゲートが現れました。
国立公園の年間パスを購入した私たちはもちろんパスの提示のみで入る事ができました!
ヨセミテ国立公園の観光スポットはヨセミテ渓谷周辺に集まっていて、ホテルやキャンプ場、レストラン、郵便局など一つの街のようになっています。
しかも無料のシャトルバスが走っている為、広い敷地内でも容易に移動する事が可能なんです。
ゲートをくぐりしばらく走ると初のビュースポット「トンネルビュー」が現れました!
ここから眺めるヨセミテの名所「ハーフドーム」は絶景。この景色は、パソコンMac bookのデスクトップにも採用されている景色!
ほら!
勢い良く放出される水が圧巻です。
それにしてもあまりのたくさんの観光客にビックリしました!
それもそのはず、7月4日というまさかのアメリカの独立記念日(祝日)とは知らずにに来てしまった私たち。
国立公園の中でも大人気のヨセミテ国立公園。そして夏休みというハイシーズンだったのです。
キャンプ場の予約なしで来てしまった為、まず真っ先に向かったのはビジターセンター。
ここで空いているキャンプサイトの確認をする事にし、何個かあるキャンプサイトの中で、私たちが泊まれそうなところを教えていただきました。
敷地内にあるキャンプ場「CAMP4」はその日その日で先着順でキャンプサイトが埋まっていく仕組みなので、まずはそこへ行ってみる事に。しかし、ハイシーズンのこのタイミングで果たして泊まれるのだろうかという心配を胸に、CAMP4へ到着。
するとたまたま前日の宿泊客がチェックアウトの時間だったのか、レセプションには一組しか並んでいない状態でした。しかもチェックインの際には何箇所かテントサイトが選ぶ事が!おそらく独立記念日の当日だったので、前日から来ている人が多かった為、運良く入れたのだと思います。
ちなみに翌日は朝からレセプションの前に大行列ができていました。それほど人気なキャンプ場に運良く泊まれた私達は本当にラッキーでした。
というのもこのCAMP4はクライミングのメッカとして、たくさんのクライマーが集まる場所で、キャンプサイトの中にも巨大な岩が点々とし、いたるところでボルダリングをしている光景を見る事ができるのです。
しかもキャンプ場料金1人6ドルと激安!シャワーは別途5ドル必要ですが、それでも安い料金設定で有難いです。
そしてこの巨岩こそ、ヨセミテの有名な課題「Midnight Lightning」。
世界中からこの課題に挑戦しにくるというクライマーの憧れの地でもあります。
この有名課題を登頂した人だけがこの稲妻のマークにチョークで書き加えられる事ができるという素敵な物語も未だに残っていました。
この場所に今日はテント泊できると思うとすごく幸せな気分になりました。
無事にチェックインできた私たちは、テントを設置
ここにはリスがたくさんいるので、食べ物には要注意!
私たちは園内を周遊している無料のシャトルバスに乗ってみることにしました。
バスは15分間隔で園内を回っているのでとても便利!これに乗って私達が向かったのは、「ミラーレイク」と呼ばれる湖へ。
巨大な岩と湖のコラボがなんとも壮大。
ミラーレイクはその名の通り、湖にハーフドームが映り込む場所です。
夕暮れ時で湖には写りこんでいませんでしたが、とても気持ちの良い場所で久しぶりのゆっくりとした時間に癒されました。
その後CAMP4に戻った私達は、夕食の準備に取り掛かりることに。
準備をしていると隣のキャンプサイトの方から声をかけられ、『良かったら一緒に食べない?』と。
この旅を始めてから、良いご縁がありそうなお誘いには断らずいこう!と決めていた私達は『もちろん!』と答え、一つのテーブルを囲う事に。
誘ってくれたのは中国人カップルのサラとジョニー。
二人共サンフランシスコで働いているようで、はじめてのキャンプをここCAMP4で迎えるとの事でした。
そして二人の献立を聞いて私達は仰天!
『HOT POT』!!?!
なんとキャンプ場で火鍋をやりたいと思い食材を持ち込んでいたものの二人では食べきれないと思い私たちを誘ってくれたようです。
そしてまさかのキャンプ場で火鍋。
中国人が作る火鍋は絶品で、いつもの私達では想像もつかないほど贅沢な食事となりました。
サラとジョニーに感謝!とても美味しかったありがとう。
お腹もいっぱいになってテントへ戻ると満天の星空が広がっていて月明かりでうっすら見えるヨセミテバレーはとても幻想的で美しかった。
明日は早起きしてヨセミテ滝から見える朝陽を見に行こう!という事で早めの就寝となりました。
14日目の走行距離は、380kmでした。
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