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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-03-01

ペルー滞在のまとめ

ペルーでは2/13~2/22までの10日間滞在しました。

アンデス山脈が続くペルーでは、南米最大のインカ帝国や、遺跡などの数々が多く、どこのエリアに行っても世界中から集まる観光客で賑わっていました。また標高が高いペルーは、初めは慣れるまで息苦しい日がありましたが、私たちは高山病に悩まされることもなく、充実した日々を過ごすことができました。周りには、吐き気や頭痛高山病で苦しんでいる人も少なくはなかったので、私たちはラッキーだったと思います。



ペルーってどんな国?
①クスコ
マチュピチュに向かう人の拠点のなる都市。標高3.399mにあるクスコはかつてインカ帝国の首都で、15世紀ごろは帝国の中心となる都市でした。当時建てられた神殿や宮殿などの建物は、「カミソリの刃も通さない」と言われているほど、ぴったりと積み上げられた石組みによって作られていて、当時石を電動で切れるものもなかったはずなのに、巧みな技術に驚きました。16世紀に入ってからスペイン人の征服によりインカ帝国は滅亡。しかし、その巧みな技術によって作られたインカの石組みは、容易に崩すことができず、インカ時間に作られた石組みはそのまま、スペイン風の教会などの建物が次々に建てられていったそうです。現在は、そのインカの石組みとスペイン風の建物が融合した、独特な魅力を持つ街となっています。坂道が多いので、歩くだけで体力使います。


レンガ屋根が立ち並ぶクスコ
ペルーの国旗と、クスコの州旗
民族衣装を着ている人も多い。


②マチュピチュ
クスコからバスで8時間、徒歩で2時間半かけて向かったマチュピチュは空中都市と言われており、インカ時代に建てたれた石組みの都市が、今でも奇跡的に残っています。ジャングルの奥地にあることからスペイン軍に見つかることもなく、そのまま都市が残っているのだそう。しかしインカ帝国の滅亡と同時に、マチュピチュの町からも人々は消え、400年もの間誰からも見つけられることもなく、遺跡群だけがずっと残っていたという。まだマチュピチュが発見されてから、わずか100年ちょっと。その神秘的な空間は、まさに天空の城ラピュタのようでした。私たちが訪れたのは雨季で、天気予報も大雨でしたが、運良く晴れて絶景が見れました。

空中都市、マチュピチュ。

大小の石を積み重ねて創り上げられたマチュピチュの遺跡群。
観光客が集まるマチュピチュ村には、地元の人が住んでいます。




③ピサック
クスコから北へ30km、バスで1時間ぐらい山を越えたところにある小さな村ピサックは、民族衣装を身にまとった人々が今でも多く住んでいます。いつもは静かな村ですが、週に3回(火、木、日曜日)に行われるフェリアと呼ばれる、地元の人が様々な物を持ち寄って集まる大きな市場。野菜やお肉などの食料品から日用品、そして観光客向けの民芸品などを出展。値段は交渉しながら購入します。ここでは地元の人々の生活を垣間見ることができます。
山に囲まれた村、ピサック

フェリアの市場様子
民芸品やさん

ここの織物は赤系が多い。銀製品も有名です。アルパカ製品が安く買えます。



ペルーでの移動は?
町と町を移動する際は、基本的には長距離バスでした。私たちは、リマ→クスコを21時間、クスコ→マチュピチュを8時間、クスコ→ラパス(ボリビア)を15時間という、ほぼバスでペルー縦断。

2階建てバスがほとんど。

リクライニングシート、そしてモニターも付いて快適!


近場での移動は、乗り合いバスのコレクティーボ(バンバス)やローカルバスが安い。コレクティーボは、5~6人の人数が集まれば目的地へ出発してくれます。ただ人数が集まらないと出発しないので、コレクティーボの呼び込み係は、呼び込みに必死です。3ソレス~(約105円~)。


タクシーも安いです。15分圏内の近場であれば3ソレス~(約105円~)。ただし、車体の屋根にナンバープレートがついた通称ラジオタクシーに乗ったほうが良いです。何もプレートがついていないタクシーも多いですが、恐ろしいことに連れ去られたり、強盗目的でひと気のいないところへ連れて行かれることもあるとか。


民族衣装はどんなの?
アンデス山脈一帯に住むインディヘナをチョリータと呼びます。帽子に長い三つ編み頭、そしてペチコートを何枚にも重ねてボリュームを出したスカート。昼は暖かくても、朝晩は寒いペルーでは、ニットのカーディガンを着ている人が多くいました



ペルーの料理ってどんなの?
魚はマス、肉は鶏肉、野菜はジャガイモを使った料理がとても多くありました。お米もよく食べます。とにかく美味しくって、食倒れました。


私たちは食べなかった有名なペルー料理としては、クイ料理やアルパカ料理があります。クイは、アンデス地方では昔から食用とされるテンジクネズミ。ペルー人曰く、ネズミとは一緒にしないで!と。お腹にハーブを詰めて窯焼きして食べるのが最高に美味しいらしいですが、小心者の私たちは、ビビって食べれませんでした…


ペルーの相場って?
ペットボトルの水1500ml  4ソレス (約140円)
ビール 4.5ソレス (約157円)
バナナ1kg 5ソレス(約175円)
メルカドでの食事 5~8ソレス(約175円~280円)
ケーキ1カット 5ソレス(約175円)


さて、ペルー滞在中に使った費用をまとめました。


1日1人あたり3.707円でした。宿泊費は平均すると1日1人あたり約835円とかなり安く抑えられましたが、長距離での移動費とマチュピチュ観光費でかさばりました。観光スポットが多いだけに、観光客が集まる場所は、物価が高い!メルカドでの食事が200円前後でお腹いっぱいになるのに対して、ビール1缶150円越えというのはとても高く感じました。なのでペルーではビールはあまり飲まず、とにかくペルー料理を食べまくって食を満喫しました。世界遺産が多く、インカ文明やその遺跡などまだまだ謎に包まれたものがたくさんあると言われているペルー。私たちが行っていない有名な観光地としては、ナスカの地上絵がありますが、それらが時を経た現在も見ることができるのは、昔の人々が創り上げてきた技術の凄さを物語ります。

アルパカやリャマ、可愛かったなぁ。



Yoko.



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