内陸方面に、車で約1時間のところにあります。
ファティマは小さな町というより小さな村。
その昔オリーブの木が点在している荒野だったこの地に、今や世界中のカトリック信者が集まる伝説の地となっていったのです。
遡ることおよそ100年前。
世界一次大戦真っ只中の1917年5月13日、ここファティマで羊の番をしていた3人の女の子(ルシア、フランシスコ、ヤシンタ)の前に突然聖母マリアが出現し、様々な予言をしていったんだそうです。そして毎月13日にこの場所に来るように3人にお告げも。
その予言とは、
①今の悲惨な状態はもうすぐ終わる。しかし、このままいくと次の法王の時に再び不幸が起こる。
→これは『第一次世界大戦の終結』のことと言われています。
②次の不幸の直前に神の警告として夜間に不思議な光が現れる。
→これは1938年1月26日に西ヨーロッパ全域の上空にオーロラが観測されているそうで、その翌年に『第二次世界大戦』の勃発のことと言われています。
③聖母マリアはルシアに対し、「第三の予言だけは決して他言せず、1960年に公表するように」と厳命したとのこと。
→これは未だに謎に包まれたまま、らしいんです。
女の子3人が聖母マリアを見たという話は隣町まで一気に広がっていき、毎月13日に女の子の前に現れる聖母マリアを一目見たいが為に多くの人々が集まってきたんだそうです。
翌月の13日は70人ほど。
3回目の13日は5千人!!
そして聖母マリアが最後に訪れた6回目には、なんと10万人もの観衆がここファティマに集まったんだそうです。
毎月13日の半年間、ファティマに聖母マリアは現れ続けたのですが、マリアの事が見えたのは、この女の子3人だけでした。
しかし多くの人たちは銀白色に輝くタマゴ型の物体が浮遊するのを見たり、光り輝く太陽が現れたりと、不思議な現象を目撃したんだそうです。
このことは、当時の日本(大正8年)の新聞でも「ヨーロッパにマリア様が出現」と話題となったんですって。
嘘のような本当の話。
そして謎に包まれたままのファティマ。
なんとも信じがたいことですが、これだけ多くの人々が信仰していることから、実際あった話なんですよね、、、
彼女たちが聖母マリアを目撃した場所に、ファティマ大聖堂や礼拝堂が建設されました。
そして聖堂の前には広大な広場があり、なんと約30万人が収容できる広さ!!
広場中央にはキリスト像が立っています。
毎年聖母が現れた5月13日と、前日に行われる「聖母出現祭」には、多くの巡礼者が集まるんだそう。
その時の様子がこちら。
驚くほどの人の多さにびっくりです。
それほど信仰の深い人々にとっては、この地は聖なる場所なんです。
聖母が現れた場所「出現の礼拝堂」。
毎年聖母が現れた5月13日と、前日に行われる「聖母出現祭」には、多くの巡礼者が集まるんだそう。
その時の様子がこちら。
※参考画像
驚くほどの人の多さにびっくりです。
それほど信仰の深い人々にとっては、この地は聖なる場所なんです。
聖母が現れた場所「出現の礼拝堂」。
その側には絶えずロウソクが灯されています。
私たちもロウソクを購入に火を灯し、お祈りをしました。
大聖堂の周りにはたくさんのお土産やさんが軒を連ねているのですが、聖母マリアに関わるものがぎっしり。
私たちも、御守り代わりにバックパックに付けるファティマリボンを1本50セント(約57円)を購入しました。
前にブラジル人の友人プリスティラからもらった御守りとお揃い。白いリボンが今回ファティマで購入したものです。
世界の様々な場所で、そしてまだ自分たちが知らない場所で、昔から伝わる伝説が沢山あることを知りました。
【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。
東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら
私たちもロウソクを購入に火を灯し、お祈りをしました。
大聖堂の周りにはたくさんのお土産やさんが軒を連ねているのですが、聖母マリアに関わるものがぎっしり。
私たちも、御守り代わりにバックパックに付けるファティマリボンを1本50セント(約57円)を購入しました。
前にブラジル人の友人プリスティラからもらった御守りとお揃い。白いリボンが今回ファティマで購入したものです。
世界の様々な場所で、そしてまだ自分たちが知らない場所で、昔から伝わる伝説が沢山あることを知りました。
【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。
東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら
0 件のコメント :
コメントを投稿